住 所   大分県別府市北中4組-1
  電 話   
 営業時間   
 入浴料   組合員専用
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   
  泉 質   
 湧出量       ℓ/min
 泉 温        ℃
 pH   
 成分総計         g/㎏
    
  
  
  
  
  

 入浴履歴   初訪16.04.03
 評 価   ★★★★
 鉄輪温泉
み ど り 湯
                              かんなわおんせん みどりゆ
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2292孔、湧出量は毎分87636ℓ(『平成29年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
脱衣所からわずかに低くなった浴室には、3辺に排水溝が巡らされ、中
央に本来一つのものを仕切り壁で男女別に分けた1.85×1.35m強のコン
クリート湯船が配されています。

手前側の仕切り壁の下に設けられている湯口から湯船へ向かって溝が延
びており、溝の中にタオルを噛まして注入量を調整するようになってい
ました。
古くから多数の噴気や熱湯・熱泥が噴出する温熱地帯として知られ、
奈良時代に編まれた『豊後風土記』にも、「玖倍理湯の井」の名で記
載されています。
1276(建治2)年、念仏行脚のために伊予国からこの地を訪れた一遍上
人が、地獄噴気に困っていた住民を助けるために鶴見権現で21日間の
断食祈願を行い、大小の石に経文を一字ずつ書いて地獄に投げ込んで
これを鎮静。その後、蒸し湯・渋の湯・熱の湯といった浴場を創設し
たそうです。

現在では、観光名所となった地獄めぐりの拠点として多くの観光客で
賑わうとともに、湯治場の風情を色濃く留める街として知られ、地獄
釜を利用して自炊ができる“貸間”と呼ばれる素泊まりの宿を含め、
45軒ほどの旅館・ホテルが建ち並んでいます。
鉄輪温泉は、2001年にNHKが放映した「21世紀に残したい日本の風景百選」で、第2位の“別府の湯煙”
として紹介された別府八湯を象徴する温泉地です。
『みどり湯』は、国道500号(九州横
断道路)の北中交差点から10m余り
西上して“交通安全守り地蔵”の先
を斜め左へ入り、幅の狭い緩やかな
坂を40m足らず向かうと右手に所在
する共同浴場です。

組合員専用の浴場ですが、区営・一
般温泉の無料開放日に訪問し、入湯
させていただきました。
適温となった
無色透明の湯
からは、石鹸
のような甘い
香りと極薄の
塩味が感じら
れ、肌がつる
きししました。
コンクリート打ちっ放しの浴室は、仕切りのない脱衣所と浴室が右左に
並列する一体型で、左右の位置の違いはあるものの、国道の向かい側に
所在する谷の湯を想起させます。

下足場から鉤形に敷かれた簀子を伝って入室すると、右壁のガラス窓の
下には16庫の脱衣箱が並び、その前に腰掛けが設えられていました。

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木造りの浴場はとても風情があり、日曜日の昼下がり、独り静かに独占浴を楽しませていただきました。
                                           〔17.02.11〕
別府鉄輪郵便局の裏手にひっそり
と佇む小ぢんまりした瓦葺きの浴
舎は、右手前に小堂が付設された
切妻造りの平屋建てで、平側中央
に左右に並んだ扉のうち、右側が
男湯の入口となっていました。