住 所   大分県別府市火売8組-2
  電 話   0977-66-1186
 営業時間   10:00~22:00
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   みかゑり温泉
  泉 質   ナトリウム-塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   82.0  ℃
 pH   
 成分総計   2.872 g/㎏
    Li=4.3/Na=753.0/K=118.0/Ca=41.3/Mg=6.9/NH4=0.7/
  Fe2=0.8/Zn=2.2/Mn=7.8(935.0㎎/㎏)
  F=2.2/Cl=1180.0/SO4=270.1/HSO4=1.9/H2PO4=0.2
  (1454.4㎎/㎏)
  HAsO2=0.8/H2SiO3=426.3/HBO2=16.2(443.3㎎/㎏)
  CO2=39.6(39.6㎎/㎏)
           〔2002.05.20〕
 入浴履歴   初訪10.10.09
 評 価   ★★★★
 鉄輪温泉
みかゑり温泉
                      かんなわおんせん みかえりおんせん
青い暖簾を潜ると石板張りの広々とした内湯があり、右手前に扇形の小
さな水風呂、その奥に3.3×2.0m強ほどの隅丸長方形をした石張りの主
浴槽、左手前には蒸し風呂がそれぞれ配され、水風呂の手前には2基の
水カラン、左壁際の奥には3対のカランが設置されていました。

このうち、木戸から出入りする蒸し風呂は、天井がガラス張りとなって
いて圧迫感はなく、腰掛けながらじっくりと楽しむことができます。
古くから多数の噴気や熱湯・熱泥が噴出する温熱地帯として知られ、
奈良時代に編まれた『豊後風土記』にも、「玖倍理湯の井」の名で記
載されています。
1276(建治2)年、念仏行脚のために伊予国からこの地を訪れた一遍上
人が、地獄噴気に困っていた住民を助けるために鶴見権現で21日間の
断食祈願を行い、大小の石に経文を一字ずつ書いて地獄に投げ込んで
これを鎮静。その後、蒸し湯・渋の湯・熱の湯といった浴場を創設し
たそうです。

現在では、観光名所となった地獄めぐりの拠点として多くの観光客で
賑わうとともに、湯治場の風情を色濃く留める街として知られ、地獄
釜を利用して自炊ができる“貸間”と呼ばれる素泊まりの宿を含め、
45軒ほどの旅館・ホテルが建ち並んでいます。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2292孔、湧出量は毎分87636ℓ(『平成29年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
ちょっぴりB級っぽい雰
囲気が漂う入浴施設です
が、露天風呂に加えて蒸
し風呂まで楽しむことが
でき、しかも入浴料はた
ったの300円。
入浴客も比較的少なく、
落ち着いて鉄輪の湯を楽
しむことのできる穴場の
浴場です。 〔12.03.28〕
一方、廊下を逆に進んだ右手には、12庫の脱衣箱を備えた石
張りの露天風呂が設けられており、右奥のパイプ湯口から同
一の源泉がトボトボと注がれていました。
主浴槽に満たされているのは、独自源泉である純食塩泉。
泉温が80℃を超す高温泉のため、左奥にある赤いコック付き
の湯口からの源泉注入はトボトボといったところ。
この建物は受付棟で、正面の受付で入浴料を直接支払って左手のサッ
シ戸から中庭に出ると、手前には地獄蒸しの蒸し釜が並び、芝が張ら
れた庭の向かいに建つ2棟の平屋建物には5室(桧・岩・みかゑり・御
影・鉄平)の家族風呂、湯気抜きを備えた右奥の平屋建物には男女別の
浴場が設けられ、その左横では真っ白な噴気が勢いよく立ち上ってい
ました。

男湯は浴場棟に入ってすぐ左手にあり、ゆったりした脱衣所には、大
振りな12庫の脱衣箱とプラスチック籠が備えられています。
鉄輪温泉は、2001年にNHKが放映した「21世紀に残したい日本の風景百選」で、第2位の“別府の湯煙”
として紹介された別府八湯を象徴する温泉地です。
『みかゑり温泉』は、国道500号(九州横断道路)の鉄輪温泉入口交差点
から県道別府山香線(218号)で南へ向かい、実相寺を過ぎた先の信号交
差点を右に折れて200mほど上った右手、鉄輪温泉街から南へ外れた火
売地区の住宅地の中に所在する日帰り入浴施設です。

黄色地に赤文字の案内表示にしたがって通りから右に入ると、シーソー
などの遊具が設置された保育園の園庭のような中庭の奥にクリーム色を
した一部2階建ての瓦葺き建物が建っており、小さな暖簾の掛かった平
屋部分の左端が入口となっています。

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ほとんど溜め湯状態でや
やぬるめとなった透明湯
からは、仄かな成分臭と
塩味が感じられるのみで
したが、コックを捻って
源泉をドバドバと加える
と、湯温はたちまち上昇
し、湯口付近では金気臭
がしっかりと香り立って
いました。