住 所   大分県別府市鉄輪335-1
  電 話   0977-66-1121
 営業時間   立寄り 15:00~17:00
 入浴料   800円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   別府温泉 鬼山地獄
  泉 質   ナトリウム-塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   81.0  ℃
 pH   4.3
 成分総計   4.435 g/㎏
    Li=9.0/Na=1197.0/K=166.8/Ca=36.5/Mg=3.4/Al=0.1/
  Fe3=0.2/Mn=0.8(1413.8㎎/㎏)
  Cl=1939.4/SO4=319.6(2259.0㎎/㎏)
  HAsO2=2.3/H2SiO3=596.6/HBO2=75.5(674.4㎎/㎏)
  CO2=88.1(88.1㎎/㎏)      
    〔2014.03.27〕
 入浴履歴   初訪10.07.17
 評 価   ★★★★
 鉄輪温泉
おにやまホテル
                         かんなわおんせん おにやまほてる
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
途中、左手にある岩組みの湯口からは、1983年に掘削され、地下300
mで自噴しているという鬼山地獄から引かれた食塩泉が注がれており、
「熱湯注意」という注意書きを裏付けるように、朦々と湯気が立ち上
っていました。
析出物の影響で笹濁りに見えるほぼ無色透明な湯は、加水の影響で幾
分薄くなっているものの、口に含むと芒硝っぽい香りと極薄の塩味が
感じられました。

途中、湯守のおじさんが湯温をチェック。源泉の泉温が高いため、湯
量の調節のみでちょうど良い温度にするのは難しいとのことでした。
それでも内湯は42℃、露天は適温から少しぬるめに設定され、贅沢に
も広々とした湯船で地獄の湯を貸切で満喫させていただきました。
                          〔11.12.05〕
圧巻はその奥に
ある露天風呂。

西日本有数の広
さと宣伝されて
いるだけあって
奥行きがあり、
左側にはフェニ
ックスなどの樹
木が植えられて
いて、少しばか
りジャングルっ
ぽい雰囲気がし
ます。
左壁には7基のシ
ャワーカランが並
び、右側の仕切り
壁に寄せて奥行き
8.5mほどの半円
状を呈したタイル
張り湯船が配され
ています。
訪問時は鬼山が男湯。
脱衣所は清掃が行き届いた明るい
空間で、左手前に脱衣箱36庫とそ
の上も利用して籠45個、右側に12
庫の脱衣箱と籠が備えられていま
した。

ガラス戸の入口から2段下がったと
ころにある内湯はタイル張りで、
まずまずの広さを有しています。
『おにやまホテル』は、国道500号(九州横断道路)の鉄輪温泉入口交差
点から西へ220mほど上った右手、国の名勝にも指定されている白池地
獄のすぐ西側に所在する1964年創業のホテルです。

国道に面した南館と1997年に増築された東館からなり、総客室数は93室。
浴場は“鬼山”“玖倍里(くべり)”という男女入替え制の大浴場と南館
の屋上に2005年10月に新設された展望露天風呂“空の湯”があり、その
ほか宿泊客限定の家族風呂も設けられているようです。
訪れた時はちょうどチェックインが始まった時間帯で、宿泊客を出迎え
るために玄関先に立っている従業員の横を抜けて館内へ入り、すぐ右手
にあるフロントで立寄り入浴を申し出。このフロアは実は2階で、大浴
場に向かうには1階分下がらなければなりません。

古くから多数の噴気や熱湯・熱泥が噴出する温熱地帯として知られ、
奈良時代に編まれた『豊後風土記』にも、「玖倍理湯の井」の名で記
載されています。
1276(建治2)年、念仏行脚のために伊予国からこの地を訪れた一遍上
人が、地獄噴気に困っていた住民を助けるために鶴見権現で21日間の
断食祈願を行い、大小の石に経文を一字ずつ書いて地獄に投げ込んで
これを鎮静。その後、蒸し湯・渋の湯・熱の湯といった浴場を創設し
たそうです。

現在では、観光名所となった地獄めぐりの拠点として多くの観光客で
賑わうとともに、湯治場の風情を色濃く留める街として知られ、地獄
釜を利用して自炊ができる“貸間”と呼ばれる素泊まりの宿を含め、
45軒ほどの旅館・ホテルが建ち並んでいます。
鉄輪温泉は、2001年にNHKが放映した「21世紀に残したい日本の風景百選」で、第2位の“別府の湯煙”
として紹介された別府八湯を象徴する温泉地です。

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