住 所   大分県別府市風呂本3組
  電 話   0977-66-2328
 営業時間   立寄り 11:00~14:30 (平日)
 入浴料   500円 (50分貸切)
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   原泉源
  泉 質   ナトリウム-塩化物泉
 湧出量        ℓ/min
 泉 温   97.7  ℃
 pH   4.4
 成分総計   4.626 g/㎏
    Li=7.6/Sr=0.5/Na=1260.0/K=183.0/Ca=37.1/Mg=3.7/
  Fe2=0.5/Mn=1.1(1493.5㎎/㎏)
  F=3.1/I=0.2/Cl=1980.0/SO4=345.0/NO3=1.0
  (2329.3㎎/㎏)
  HAsO2=2.3/H2SiO3=689.0/HBO2=76.9(768.2㎎/㎏)
  CO2=34.8(34.8㎎/㎏)
           〔2007.03.20〕
 入浴履歴   初訪10.07.17
 評 価   ★★★★
 鉄輪温泉
やすらぎのある宿 旅館 さくら屋
          かんなわおんせん やすらぎのあるやど りょかん さくらや
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2292孔、湧出量は毎分87636ℓ(『平成29年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
古くから多数の噴気や熱湯・熱泥が噴出する温熱地帯として知られ、
奈良時代に編まれた『豊後風土記』にも、「玖倍理湯の井」の名で記
載されています。
1276(建治2)年、念仏行脚のために伊予国からこの地を訪れた一遍上
人が、地獄噴気に困っていた住民を助けるために鶴見権現で21日間の
断食祈願を行い、大小の石に経文を一字ずつ書いて地獄に投げ込んで
これを鎮静。その後、蒸し湯・渋の湯・熱の湯といった浴場を創設し
たそうです。

現在では、観光名所となった地獄めぐりの拠点として多くの観光客で
賑わうとともに、湯治場の風情を色濃く留める街として知られ、地獄
釜を利用して自炊ができる“貸間”と呼ばれる素泊まりの宿を含め、
45軒ほどの旅館・ホテルが建ち並んでいます。
鉄輪温泉は、2001年にNHKが放映した「21世紀に残したい日本の風景百選」で、第2位の“別府の湯煙”
として紹介された別府八湯を象徴する温泉地です。
『やすらぎのある宿 旅館 さくら
屋』は、いでゆ坂を200mほど下り、
ヤングセンター本館の手前から“湯
けむり通り”という石畳の細い道を
南へ100m足らず向かうと左手に所
在する温泉旅館です。

大小7室の客室を擁する2階建ての小
規模な宿で、館内に入ると右手に小
さな帳場があり、女将さんに立寄り
入浴をお願いすると、快く応じてく
ださいました。

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利用されているのは、泉温が100℃近い激熱の自家源泉。
湯船へはすぐ右横にある源泉枡から溝を伝って注がれ、溝内
をタオルで塞いで注入量を調節しています。
それでも湯温はかなり高く、不本意ながら最低限の加水のう
えに湯揉みをして、ようやく浸かることができました。


泉質は弱酸性の食塩泉で、無色透明の湯からは、金気を帯び
た噴気臭と薄塩味が感じられました。
泉温の関係からドバドバの掛け流しという具合にはいかず、
長湯も叶いませんが、湯船が小振りなこともあって鮮度的に
は何ら問題はなく、鉄輪温泉らしさを十分満喫することがで
きる良泉でした。              〔11.11.29〕
正面を右に入ったところに内湯のみの浴場が2か所あり、い
ずれも50分の貸切となっています。
今回利用させていただいた浴場は、全体に小ぢんまりした造
りで、脱衣所には3段の棚に4個の籠が備えられていました。

そこから3段分下がった位置にある浴室には、床全体に天草
陶石が張られ、一番奥の真ん中には1.2m弱×0.9mほどの可
愛らしい水色タイル張りの湯船が配されています。
また、壁には檜板が張られ、浴室内にはその香りがしっかり
漂っていました。