住 所   和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1179-9
  電 話   0735-52-1111
 営業時間   立寄り 14:00~20:00
 入浴料   1000円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   中の島温泉4・5・6・7号 混合泉
  泉 質   含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温  51.0 ℃
 pH   7.6
 成分総計  6.718 g/㎏
    H=<0.1/Na=1707/K=33.1/Ca=536.3/Mg=183.2/
  Al=0.5/Fe2=<0.1/Mn=0.2(2460㎎/㎏)
  F=4.0/Cl=3758/SO4=371.9/HCO3=37.0/CO3=0.1/
  OH=<0.1/HS=2.4/S2O3=15.8/BO2=<0.1/HSiO3=<0.1
  (4189㎎/㎏)
  H2SiO3=52.5/HBO2=14.2(66.7㎎/㎏)
  CO2=1.6/H2S=0.7(2.3㎎/㎏)    
〔2005.08.11〕
 入浴履歴   初訪06.03.17 泊
 評 価   ★★★★
 勝浦温泉
ホテル 中の島
                 かつうらおんせん ほてるなかのしま

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露天とはいえ、高温の源泉が直接注がれる上・中段は湯温も高くて長湯は叶いませんでしたが、下段の湯は
ぬるくなっており、海原へ溢れ落ちていく湯音を耳にしながら、快適な湯浴みを楽しむことができました。

ただし、観光シーズンともなれば、宿泊客が入浴に殺到する夕刻などはさながらプール状態。
静かに芳ばしい湯の香漂う濁り湯を堪能するには、入浴客の少ない深夜あるいは早朝時がお勧めです。
                                           〔09.07.05〕
何と言ってもこのホテルの名物は、海と一体化したよう
な開放感を満喫できる男性露天風呂です。
作家の藤本義一氏によって“紀州潮聞之湯”と命名され
たこの湯船は、大小の岩に画されて大きく3段に分かれ、
上段は洞窟風呂となっています。

上段では、この洞窟内でゴボゴボッという音を反響させ
ながら湯が湧出。
中段は底の注入口から湯が注がれ、下段の湯船そして海
へと掛け流されていました。
青白濁した美しい濁り湯からは、茹で玉子のような濃厚
な硫黄臭味と塩味が感じられ、各湯船の湯口や下段の湯
尻は温泉成分が析出して真っ白となっていました。
『ホテル 中の島』は、勝浦湾に浮かぶ面積約10万㎡の中ノ島を敷地とする、勝浦温泉を代表する1958年創業
の大型ホテルです。
ホテルに向かうには、勝浦港の桟橋を15~20分ごとに発着する専用連絡船に乗船する必要があり、およそ3分
で玄関正面に到着します。

敷地内では6本の源泉から1日に850tの湯が湧出し、この豊富な湯を利用して内湯大浴場男女各1、露天男1・
女2、貸切家族風呂2の7か所の浴場が設けられています。
このうち、大浴場は放流循環併用式で、清掃時に塩素系薬剤が使用されています。
勝浦温泉は、紀伊半島の南東部、リアス式海岸に奇岩・岩礁が点在する景勝“紀の松島”一帯に大小の宿泊
施設が集まる、南紀では白浜温泉と並ぶ規模の大きな温泉地です。
生マグロの水揚げ日本一を誇るわが国有数のマグロ漁の基地としても知られ、2004年7月に「紀伊山地の霊場
と参詣道」が世界遺産に登録されてからは、熊野三山や那智の滝への観光拠点としてこれまで以上に多くの
観光客で賑わうようになりました。

江戸時代より知られてきた勝浦温泉が温泉地として開けたのは、海岸の各所でボーリングが開鑿された大正
時代以降。
今では宿泊施設のほとんどが自家源泉を有し、源泉数は175本を数えます。
なお、千葉県の勝浦温泉と区別するために、最近では頭に“南紀”を冠することが多くなっています。