住 所   群馬県吾妻郡長野原町川原湯
  電 話   0279-83-2591 (川原湯温泉観光協会)
 営業時間   2011.10.07 閉鎖
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   川原湯温泉新湯
  泉 質   含硫黄-カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸
  塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   79.3  ℃
 pH   
 成分総計   2.15  g/㎏
    Na=352/K=6.93/Ca=341/Mg=0.56/Al=<0.05/
  Fe2=0.05/Mn=0.05(701㎎/㎏)
  F=0.7/Br=2.7/Cl=680/SO4=579/HCO3=49.1/
  HS=2.6(1314㎎/㎏)
  H2Si03=87.9/HBO2=39.1(127㎎/㎏)
  CO2=6.6/H2S=1.9(8.5㎎/㎏)     
  〔2011.06.06〕
 入浴履歴   初訪09.09.19
 評 価   ★★★★★★
 川原湯温泉
笹  湯
                             かわらゆおんせん ささゆ
浴室は褐色のタイル張りで、屋根組みが剥き出しとなった高い天井のお
かげでゆったりとした感じを受けます。
女湯との間は上にビニールの波板を加えた板張りの壁で仕切られ、その
壁に一短辺を寄せて、群青色の円タイルで縁取られた2.15×1.2m強の
カラフルなタイル張り湯船が配されています。

仕切り壁に設けられたパイプ湯口からトボトボと注がれているのは、川
原湯の新源泉。
加水によって適宜調整されて適温となった無色透明の湯からは、王湯で
感知された硫黄臭は判然としないものの、弱い油臭と薄塩味・渋味が感
じられ、湯の中では白色や灰色半透明の湯の華を目にすることができま
した。


王湯ではこの温泉地の顔とも言うべき一種の風格のようなものが感じら
れたのに対し、笹湯はいかにも共同湯といった渋い佇まい。
温泉街を貫く県道から外れているためか、利用客も少なくて静かに湯浴
みを満喫することができ、満足感十分の浴場でした。   〔11.04.28〕
管理人のいないお賽銭式の浴場で、利用者
は入口正面に備え付けられた木製の料金箱
に入浴料を納めるようになっています。
なお、この浴場は地域の子供が清掃などの
施設管理を担っているらしく、入浴料は子
供達の活動資金に役立てているとのことで
す。

入口から見て左が男、右が女湯。女湯には
扉が設置されていましたが、男湯は入口か
ら内部が丸見えの状態となっていました。
『笹湯』は、王湯からJR吾妻線の川原湯
温泉駅に向かって県道を下っていく途中、
廃業した高山旅館の左手前にある階段を下
り、左手へ少し戻った先にひっそりと所在
する共同浴場です。

階段の右に設けられた鉄製の手摺には“笹
湯”と記された小さな矢印が付いているも
のの、浴場の存在を事前に知らなければ、
おそらく目に留まることはないでしょう。
1193(建久4)年、浅間山麓での狩りの途中に通りかかった源頼朝が、
山の中腹に立ち上る湯煙を見つけたことから発見されたと伝えられる
歴史のある温泉で、それとは別に、800年前に諸国霊場霊地を巡って
いた川原朝臣権頭光林という僧侶が、夢枕に現われた薬師如来のお告
げによって発見し、その僧侶の姓から“川原湯”と呼ばれるようにな
ったという逸話も残されています。

国道145号から吾妻川右岸の断崖に沿うように走る県道川原湯川原湯
停車場線(238号)を上っていくと、細い県道の両側に9軒の宿と3か所
の共同浴場、食事処や商店などがひっそりと建ち並んでいます。
なお、ダム建設に伴う温泉街の移転に備えて、坂道を上り詰めたとこ
ろには新源泉が掘削され、温泉玉子を作ることができるようになって
います。
川原湯温泉は、2009年9月に誕生した民主党政権のマニフェストに建設中止が掲げられ、全国的に注目を集
めた八ッ場ダムのダム湖に水没する温泉街として著名となった、群馬県西部の長野原町に所在する小ぢんま
りとした温泉地です。

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浴場は浴室が一段低い位置にあるものの、脱衣所との間には仕切りが一切設け
られていない一体型の造りで、左奥の窓の下には12庫の脱衣箱が設えられてい
ます。
浴舎は瓦葺きの切妻屋根に湯気抜きを載せた風情のある木造平屋建てで、左側
には八ッ場ダム関連の共同浴場と同じように庇が付設され、建物の前には、駅
のホームに設置されているような休憩用の白い椅子が8脚分置かれていました。