住 所   大分県玖珠郡九重町菅原1453
  電 話   0973-78-8234
 営業時間   10:00~20:00
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   旅館 螢川荘
  泉 質   単純温泉
 湧出量   70   ℓ/min
 泉 温   81.7  ℃
 pH   7.4
 成分総計   0.838 g/㎏
    Li=0.9/Na=212.0/K=27.1/Ca=11.6/Mg=1.3(252.9㎎/㎏)
  F=0.6/Br=0.9/Cl=326.0/SO4=21.8/HCO3=72.8/
  NO2=0.1/NO3=0.7/HPO4=0.1(423.0㎎/㎏)
  HAsO2=0.5/H2SiO3=119.0/HBO2=19.7(139.2㎎/㎏)
  CO2=22.9(22.9㎎/㎏)
            〔2008.05.14〕
 入浴履歴   初訪11.04.30
 評 価   ★★★★★★
 川底温泉
螢 川 荘
                            かわぞこおんせん けいせんそう
残念ながら噂に聞いていた足元湧出の状況を実際にこの目で確かめるこ
とはできませんでしたが、澄み切った浴槽の湯からは、石鹸のような仄
かな香りと少しつるっとした肌触りが感じられ、口に含むと微弱ながら
鉱物臭も感知できました。

壁湯温泉で朝湯を楽しんだ後に訪れたこともあって、実際以上に湯温が
熱めに感じられ、長湯をすることは叶わなかったものの、GWを利用し
て湯めぐりされているという同じ大阪の八尾市から来られた男性ととも
に、川底から湧き出ている鮮度良好な湯をじっくりと楽しませていただ
きました。                      〔12.06.28〕
各浴槽には清澄
な透明湯が満々
と湛えられ、一
番奥が44~45℃
ぐらいの熱め、
真ん中がやや熱
め、上からの湯
が流れ込むよう
になっている一
段低い手前の浴
槽は適温となっ
ていました。
ガラスサッシ戸か
ら2段分下がった
位置にある浴室は、
泉源の真上に拵え
られているという
風情のある石造り。

最奥ではガラス窓
直下のパイプから
2条の打たせ湯が
流れ落ち、手前に
は底に玉砂利を敷
いた切石造りの湯
船が縦に3槽並ん
でいます。
浴場は混浴内湯と女性専用内湯があり、後者は、受付棟のすぐ右側に
ある階段で浴舎の上階に上がって廊下を直進し、一度外に出て鋼製の
階段を上った先に別棟で設けられています。

一方、階段を上がらずに左側のコンクリートの通路を奥へ進んでいく
と、突き当たりに下足箱が設けられており、その左側が混浴内湯の入
口となっていました。
浴室に並行してその右に設けられた脱衣所には、手前にカーテンで仕
切られた女性専用の脱衣スペースが確保され、その奥が2段の棚に10
個のプラスチック籠が備えられた男性の脱衣所となっています。
川底温泉は、大分自動車道の玖珠I.Cから国道387号(一部区間は210号重複)で南へ13.7㎞、2011年2月25日に
“源泉かけ流し宣言”を行った宝泉寺温泉郷と称される町田川沿いの3か所の温泉の中では最も上流に位置す
る、熊本県境に近い自然豊かな山峡に湯けむりを上げる小さな温泉地です。

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『螢川荘』は、壁湯温泉から町田川の谷間を縫うように走る国道を3㎞
余り上ると、右手に流下する町田川を挟んで対岸に所在する、江戸末期
の創業以来150年以上の歴史を有する温泉施設です。

上流側に設けられた駐車場に車を停めて国道を下り、赤い橋を渡ると、
近年まで旅館を営んでいた木造2階建ての建物が川に沿って建ち並んで
います。
案内板の矢印にしたがって左手に歩を進めると、一際鄙びた半地下式の
板壁の浴舎の手前に暖簾の掛かった小屋のような建物が付設されており、
そこで入浴をお願いします。
901(延喜元)年8月、大宰府に左遷される途中の菅原道真が、刺客から
逃れるために当地の白雲山浄明寺に身を隠した折に発見したと伝えら
れる古湯で、1856(安政3)年に庄屋を務めていた菅原元徳が、村人の
ために温泉が湧出している川底に石畳の浴槽を造り、湯小屋を建てて
温泉宿を開きました。

現在は、立寄り入浴のみで営業しているかつての一軒宿と貸別荘・日
帰り入浴施設1か所からなり、九重町内に点在する龍門・水分・九酔
渓・筌の口・馬子草・長者原・寒の地獄・湯坪・筋湯・壁湯・宝泉寺
の各温泉とともに、2007年10月に一般公募で命名された「九重“夢”
温泉郷」の一つに数えられています。