住 所   長野県下水内郡栄村堺小赤沢18210
  電 話   025-767-2297
 営業時間   4~6・10・11月 10:30~18:00 / 7~9月 9:30~
  19:00 (休=水,7・8・10月は無休)
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   小赤沢温泉
  泉 質   含鉄(Ⅱ)-ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩
  泉
 湧出量   55   ℓ/min
 泉 温   45.5  ℃
 pH   6.57
 成分総計   24.341 g/㎏
    Na=6221/K=536.1/Ca=1703/Mg=177.2/Fe2=33.9/
  Mn=0.6(8671.8㎎/㎏)
  Cl=11490/SO4=1827/HCO3=1307(14624.0㎎/㎏)
  HAsO2=4.5/H2SiO3=126.7/HBO2=281.4(412.6㎎/㎏)
  CO2=632.7(632.7㎎/㎏)           〔2010.03.24〕
 入浴履歴   初訪11.10.08
 評 価   ★★★★★★★
 小赤沢温泉
楽 養 館
                           こあかざわおんせん らくようかん
太い丸太が架け渡された天井の高
い木造の浴舎は、風情たっぷり。

個性的な源泉はもちろんのこと、
湯治場を想わせるような静謐な雰
囲気も素晴らしく、早朝から遠路
遥々訪れた甲斐のあった浴場でし
た。        〔12.11.13〕
主浴槽右奥のパイ
プ湯口から浴槽内
で注入されている
のは、1989年に掘
削された含鉄泉。

透明度のほとんど
ない味噌汁のよう
な茶褐色の濁り湯
はややぬるめで、
油臭を帯びた金気
臭と微弱な土類臭
が香り、鉄錆味と
やや強い塩苦味が
感じられました。
浴室は右奥のガラス戸を開けた先にあり、手前側には玉石を敷いた上に
平石が並べられ、奥は石張りとなっています。

左壁には4基のシャワーカランが並び、対する右側には3.6×2.1mほど
の主浴槽と1.5×1.4mの寝湯、その手前には白湯の打たせ湯と圧注浴が
それぞれ配されていました。
渡り廊下で繋がった浴場棟は板張り
の意外と小綺麗な造りで、手前右が
女湯、突き当たりが男湯の入口とな
っています。

青色の暖簾を潜ると、そのまま幅狭
で奥行きのある板張りの脱衣所が続
き、左手に設えられた5段の棚に24
個の籠が並んでいました。
『楽養館』は、国道177号の大割野
交差点から国道405号で南へ約21.8
㎞、信濃秋山郷の中心的な集落で、
苗場山への登山口でもある小赤沢に
所在する1990年4月に開設された日
帰り入浴施設です。

案内板にしたがって国道を左前方に
逸れ、東へ700mほど上っていくと、
山小屋のような大きな木造の建物が
見えてきます。
“秋山郷”は、苗場山(2145m)と鳥甲山(2038m)に東西を挟まれた信越国境の山間、北流して信濃川に注ぐ
中津川によって刻まれた急峻な峡谷沿いに点在する12の集落の総称です。
平家の落人伝説を残し、1828(文政11)年に初めてこの地を訪れた魚沼
郡塩沢の商人・随筆家の鈴木牧之(1770~1842)によって著された『秋
山紀行』『北越雪譜』で紹介され、その存在が世に知られるようにな
りました。
近代以前より越後・信濃両国にまたがり、その行政的な区分は、新潟
県中魚沼郡津南町と長野県下水内郡栄村という形で現在にも引き継が
れています。

最奥の切明集落までの車道が完成したのが1953年、冬期のバス運行が
可能となったのが1985年という、長らく自給自足の生活を余儀なくさ
れてきた山深い里で、1989年には、JTB開催のシンポジウムで選定
された“日本の秘境100選”の一つに選ばれています。

トップページへ



長野県の温泉へ



手前側に建つ向かって右手の三角
屋根の2階建て建物が受付も兼ね
た食堂・休憩棟、急傾斜の招き屋
根を載せた左の建物が浴場棟。

入口に「歓迎 よく来たのし」と
いう木札が下がった食堂・休憩棟
に入り、右手前にある受付で入浴
をお願いします。