住 所   新潟県魚沼市大湯温泉719-1
  電 話   090-2560-0305 (衛星電話)
 営業時間   立寄り 8:00~17:00 (休=11月下~4月中旬)
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   駒の湯 / 駒の湯2号源泉
  泉 質   単純温泉(アルカリ性)
 湧出量   320 / 1800  ℓ/min
 泉 温   32.5 / 31.5  ℃
 pH   8.6 / 8.6
 成分総計   0.1870 / 0.2364 g/㎏
    Li=<0.1/Sr=0.1/Na=19.0/K=0.6/Ca=32.2/Mg=<0.1/
  Al=<0.1/NH4=<0.1/Fe2=<0.1/Fe3=<0.1/Cu=<0.1/
  Ba=<0.1/Mn=<0.1(51.9㎎/㎏)
  F=0.6/I=<0.2/Br=<0.2/Cl=9.2/SO4=69.1/
  HSO4=<0.5/HCO3=25.2/CO3=0.8/HS=0.2/
  S2O3=<0.1/S2=<0.1(105.1mg/kg)

  HAsO2=<0.1/H2SiO3=29.9/HBO2=<0.1(29.9㎎/㎏)
  CO2=0.1/H2S=<0.1(0.1㎎/㎏)     〔2008.11.04〕


  Li=<0.1/Sr=0.2/Na=19.1/K=0.5/Ca=45.4/Mg=0.1/
  Al=<0.1/NH4=<0.1/Fe2=<0.1/Fe3=<0.1/Cu=<0.1/
  Ba=<0.1/Mn=<0.1(65.3㎎/㎏)
  F=0.7/I=<0.2/Br=<0.2/Cl=11.1/SO4=105.1/
  HSO4=<0.5/HCO3=24.1/CO3=0.7/HS=0.1/
  S2O3=<0.1/S2=<0.1(141.8mg/kg)

  HAsO2=<0.1/H2SiO3=29.9/HBO2=<0.1(29.9㎎/㎏)
  CO2=0.1/H2S=<0.1(0.1㎎/㎏)      〔2008.11.04〕

 入浴履歴   初訪10.05.02 泊
 評 価   ★★★★★
駒の湯温泉は、国道17号の井口新田交差点から国道352号で東南東へ14.1㎞
向かい、以前は駒の湯温泉線と呼ばれていた山道を南に1.5㎞ほど上った先、
日本百名山の一つである越後駒ケ岳(標高2002m)の登山道の入口に湯けむり
を上げる温泉で、奥只見から小出へ向かう352号に沿うように西流する佐梨
川とその支流の沢沿いに点在する薬師・葎沢・芋川・折立・大湯・栃尾又の
各温泉とともに“湯之谷温泉郷”と総称され、1979年3月には栃尾又温泉と
ともに国民保養温泉地に指定されています。


『駒の湯山荘』は、雪崩の常襲地帯のために自家発電のみに頼らざるを得な
い“ランプの宿”としても有名なこの温泉の一軒宿で、1953年、下流の大湯
温泉にかつて存在していた東雲荘に婿入りした初代の桜井恭四郎氏が、佐梨
川上流の渓谷脇の地下40mで1号源泉を掘り当て、翌54年に宿を開業。
当時は「東雲荘別館」と呼ばれていたそうです。
その後、1994年には2代館主の恭一氏が第1駐車場の地下500mで2号源泉を掘
削し、1分間に2000ℓ以上という全国屈指の湧出量を誇るようになりました。
 駒の湯温泉
駒 の 湯 山 荘
                         こまのゆおんせん こまのゆさんそう
陽の高いうちは周囲の散策も楽しめましたが、日が暮れてか
らは、ランプの灯りのみが頼りの部屋ではほかにすることも
なく、結果として食事の時間以外はひたすら湯船に浸かって
いました。

まだまだ気温の低い季節でしたが、女将さんからいただいた
ご助言どおり、すぐ横に付設されている上がり湯を身体が真
っ赤になるぐらいまで熱くして、源泉浴槽と交互に浸かると
気持ち良いことこの上なく、ご主人の気配りや女将さんの温
かいもてなし、赤漆塗りの器でいただいた地のもの中心の美
味しい食事ともども、文句なしに満点を与え得る素晴らしい
山の宿でした。              〔11.11.25〕
前述したガラス戸を出て階段を下
りていくと木造の浴舎があり、幅
の狭い通路の右には女性用内湯と
混浴の内湯、さらに突き当たりの
扉の先には、空いていればいつで
も利用することができる貸切の露
天風呂が上下2か所設けられ、休
憩舎内の混浴内湯と女性用内湯を
合わせ、これらの湯船には2号源
泉が利用されています。
駒ケ岳の懐に抱かれるように佇む
宿は、4月下旬から11月上旬まで
の期間限定営業。

いかにも山荘という雰囲気の木造
2階建ての本館と白壁の新館から
なり、客室は両館合わせて13室。
また、そのすぐ横には“駒の湯休
憩舎”という2階建ての日帰り入
浴施設が併設され、朝8時の営業
開始直後から入浴客が訪れていま
す。
一方、浴舎の手前でサンダルに
履き替え、右手の扉から谷底に
向かって下りていくと、渓流の
すぐ横には、陸上トラックが横
に延びたような形をした幅1.25
mのコンクリート湯船を2.3m
と1.4mの2槽に分けた混浴の露
天風呂が設置されています。

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ここには浴場のすぐ横で湧出してい
る初代掘削の1号源泉が利用され、
大浴槽には、横にあるパイプ湯口と
背後に這わしたパイプに開けられた
10か所以上の小穴から、かなりの量
の源泉が惜しげもなく掛け流されて
います。
貸切露天風呂
貸切露天風呂
混浴内湯
それ以外の浴場も仄かに硫
黄臭が香り、微細な泡付き
も認められますが、やはり
混浴露天の方が一枚上。

ただし、休憩舎の幅2.65m、
奥行き2.45mほどの変形五
角形を呈した石造りの混浴
内湯は、浴室全体が洪水状
態となるほどのものすごい
注入量で、湯の香は微弱で
少泡付きながら強烈な印象
が残りました。
無色透明のぬる湯は、これ以上ないほど鮮度が抜群で、控えめながら茹
で玉子のような芳ばしい硫黄臭味があり、湯に浸かってしばらくすると
身体全体に気泡がびっしり付着して、薄絹を1枚纏ったような肌触りを
楽しむことができました。
案内していただいたのは、帳場か
ら右奥に進んだ先にある新館2階。
途中、廊下の左手には、浴場に向
かうガラス戸があります。

細長い6畳ほどの部屋にはすでに
蒲団が敷かれ、天井には自家発電
による電気と灯油のランプがぶら
下がっています。
窓際には文机が置かれ、上にはウ
ェルカムドリンクのマタタビ酒と
クルミが用意されていました。
ただし、名物の混浴露天をはじめ本
館内の浴場はいずれも宿泊客専用と
なっているため、今回は宿泊して温
泉を思う存分堪能することにしまし
た(新館利用 1泊2日11000円)。

到着は午後1時少し前。
日本秘湯を守る会の提灯がぶら下が
った玄関を入ると、板張りのフロア
の正面に帳場があり、チェックイン
をお願いします。