住 所   長野県小県郡青木村沓掛419-1
  電 話   0268-49-1126
 営業時間   9~5月 9:00~21:00 / 6~8月 7:00~21:00
              (休=火,祝は翌日休)
 入浴料   200円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   沓掛温泉1号泉 / 沓掛温泉3号泉
  泉 質   単純温泉(アルカリ性) / 単純硫黄温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   34.7 / 38.5  ℃
 pH   9.2 / 9.3
 成分総計   0.257 / 0.294 g/㎏
    Sr=0.2/Na=51.5/K=0.7/Ca=19.3/Mg=0.7/NH4=0.2
  (72.6㎎/㎏)
  F=0.5/Br=0.1/Cl=35.9/SO4=94.6/HCO3=7.3/CO3=4.8/
  OH=0.3/HS=0.3(143.8㎎/㎏)
  H2Si03=40.9(40.9㎎/㎏)
         〔2015.12.18〕

  Sr=0.1/Na=57.9/K=0.9/Ca=23.8/NH4=0.5(83.2㎎/㎏)
  F=0.6/Br=0.2/Cl=36.9/SO4=98.4/CO3=15.0/OH=0.4/
  HS=2.1/BO2=0.9(154.5㎎/㎏)
  H2Si03=56.4(56.4㎎/㎏)
       〔2015.12.18〕
 入浴履歴   初訪09.05.03
 評 価   ★★★★
 沓掛温泉
小 倉 乃 湯
                          くつかけおんせん おぐらのゆ
沓掛温泉は、雨乞いの山としても知られる夫神岳(1250m)の西麓、長閑な田園風景を望む標高670mの高台に
所在する3軒の旅館と共同浴場1か所からなる小さな温泉地で、国道143号から県道丸子信州新線(12号)で南南
西へおよそ3.4㎞、沓掛川の右岸に渡って坂道を400mほど上っていくと到着します。

開湯は平安時代。
眼病を患った国司 滋野親王が入湯して治癒したことから、温泉の守護神を崇めるために薬師堂を建立。裏山
が故郷である京の小倉山に似ていたため、“小倉の湯”と名付けられたそうです。
また、明治の文豪 田山花袋から「沓掛温泉ほど四季とりどりの美しさに恵まれた処は無い」と讃えられ、
1970年3月には、同じ青木村に湧く田沢温泉とともに国民保養温泉地に指定されました。

一方、小浴槽を満たした無色透明の湯も適温より少しぬるめで、源
泉が異なるためか、こちらでは茹で玉子のような硫黄臭がはっきり
と感じられました。
田沢温泉や丸子温泉郷の大塩温泉のような泡付きこそ見られません
が、湯船に入ると身体全体が包み込まれるような柔らかさで、心地
良さは格別です。

夜ともなれば子や孫とともに家族みんなで訪れる、まさに地元の生
活に密着した共同浴場で、きちんと互いに挨拶を交わし、近況を報
告し合う微笑ましい光景を眺めながら、時間が経つのも忘れ、たっ
ぷりと長湯を楽しませていただきました。      〔11.02.12〕
タイル張りの浴室は近代的な造りで、左手にシャワーカラン
が並び、右側には紅色の御影石で縁取った大小2槽に仕切ら
れた水色タイル張りの湯船が配されています。

脱衣所の掲示では、沓掛温泉1・2・3号の混合泉が利用され
ていることになっているものの、実際は手前の大浴槽には1
号泉がそのまま掛け流され、奥の小浴槽は泉温39.5℃の3号
泉に1号の加温泉を自在に加えて、湯量・湯温を調節できる
ようになっています。
わずかに白く濁った大浴槽の湯はほぼ無味無臭でしたが、湯
の中では白色半透明の湯の華が結構多く浮遊しています。
泉温が体温とほぼ等しい不感温度のぬる湯のため、地元の常
連客を始めとして利用者のほとんどが長湯で、本気で転寝を
している方が何人もいらっしゃいました。
『小倉乃湯』は温泉街の奥、通りに面して左
手に所在する共同浴場で、手前横には洗濯場
と足湯のほか、稲籾や野菜の洗い場、さらに
は洗車場も併設されています。

1998年に改築されたという浴舎は、箱のよう
な形のコンクリート造りの2階建てで、2階は
畳敷きの休憩所となっています。
入口部分だけ木造っぽく板を張り、ガラス扉
の上には小さな唐破風の庇が載っています。

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中へ入るとすぐ正面に券売機があり、購入した入浴券を右手の受付で手渡し、
浴場へ向かいます。
脱衣所はどちらかといえば手狭で、脱衣箱とプラスチック籠を備えただけの共
同浴場らしい簡素な造りです。