住 所   長野県大町市平高瀬入2118-13
  電 話   0261-22-1446
 営業時間   立寄り 10:00~20:00
 入浴料   700円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり・塩素系薬剤使用)
   
 源 泉 名   高瀬の湯・炭酸の湯 混合泉
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   89.0 / 86.8 ℃
 pH   8.0 / 6.9
 成分総計   0.6348 / 0.6385 g/㎏
    Na=133.3/K=9.1/Ca=12.6/Mg=0.1/NH4=0.1
  (155.2㎎/㎏)
  F=7.2/Cl=136.2/SO4=13.6/HCO3=129.3/HS=1.3
  (287.6㎎/㎏)
  HAsO2=0.2/H2Si03=158.6/HBO2=24.2(183.0㎎/㎏)
  C02=8.9/H2S=0.1(9.0㎎/㎏)       
〔2000.05.22〕

  Na=130.3/K=8.1/Ca=12.5/Mg=0.2/NH4=0.1
  (151.2㎎/㎏)
  F=6.8/Cl=127.3/SO4=13.9/HCO3=134.4/HS=0.8
  (283.2㎎/㎏)
  HAsO2=0.1/H2Si03=148.1/HBO2=24.1(172.3㎎/㎏)
  C02=30.6/H2S=1.2(31.8㎎/㎏)
     〔2000.05.22〕
 入浴履歴   初訪08.10.18
 評 価   ★★★★
 葛温泉
高 瀬 館
                             くずおんせん たかせかん
一方、周囲を竹柵で画した露天には、遠く北アルプスをバッ
クに広々とした岩風呂が設けられています。
湯船には、中央付近から噴水状に、さらに奥の方でも樋を使
って2か所から高温の湯が注がれていますが、湯船の大きさ
に加えて山の空気で自然冷却されるのか、湯温はぬるめとな
っていました。

内湯・露天ともにたっぷりと掛け流されているのは、2本の
源泉を混合した単純温泉。
泉温が90℃近い高温のために貯湯槽を利用して加水しており、
その際に微量の塩素系薬剤が使用されているとのことです。
無色透明の湯はほぼ無味ながら、内湯のあつめの浴槽では焦
げ硫黄臭がほんのり香り、ぬるめ浴槽と露天でも微弱ながら
硫黄臭が感じられました。
『高瀬館』は、国道147号の一中東
交差点から県道槍ヶ岳線(326号)を
12.1㎞ほど西進すると右手に所在す
る、3軒の宿の中では最も上流側に
位置する温泉旅館です。

切妻造り2階建ての横に長い外観は、
いかにも山の宿といった趣。
館内に入るとすぐ左手にある帳場は、
団体客が到着した直後でとても忙し
そうでしたが、立寄り入浴の申し出
に快く応対して下さいました。

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彩り鮮やかな秋の山々を愛でながらの湯浴みは申し分なしですが、入浴客が多くて落ち着けなかったことが
玉に瑕。
加えて、温宿 かじかの自然豊かで静謐な半露天風呂で掛け流しの湯を堪能した直後であっただけに、正直な
ところ物足りなさが残ってしまいました。

ぜひ、別の機会を捉えて再訪してみたいと思います。                   〔10.11.27〕
浴場は右へ延びる廊下を進んだ突き当りにあり、手前右手には露天
風呂に直接向かう入口も別に設けられています。
内湯・露天それぞれに脱衣所が備わっていますが、双方行き来が可
能なため、どちらで脱衣しても不都合は生じないようになっていま
した。

内湯には、右にカラン、左側に紅御影石で縁取った2槽のタイル張
り湯船が配され、手前の浴槽には“ぬるめ”、奥には“あつめ”と
記された札が置かれています。
ただし、手前側の湯も適温よりは熱めで、奥の湯に至ってはかなり
の高温でした。
葛温泉は、北アルプスの槍ヶ岳に源を発する高瀬川の渓谷沿いに3軒の旅館が点在する小さな温泉地です。


鎌倉時代より安曇地域を治めていた豪族 仁科氏の湯治場であったという説のほか、1598(慶長3)年の飢饉の
折、村人が葛の根(自然薯)を求めて山へ分け入った際に発見したとも伝えられる温泉で、江戸時代には松本
藩の管理下に置かれ、安永年間(1772~1780)に湯屋と木屋(宿)が開設されました。

1969年8月11日に起こった高瀬川の鉄砲水によっていずれの宿も押し流され、甚大な被害を被りましたが、そ
の後復興。
湧出量が豊富なため、下流の大町温泉郷や木崎湖温泉にも引湯されています。