住 所   宮崎県えびの市岡松198
  電 話   0984-37-1710
 営業時間   2015.02.28 閉鎖
 入浴料   250円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   湯ノ谷温泉
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩泉
 湧出量   108.1 ℓ/min
 泉 温   76.5  ℃
 pH   7.8
 成分総計   1.453 g/㎏
    Na=344.1/K=22.2/Ca=8.0/Mg=2.0/Al=1.2/NH4=2.6/
  Fe2=1.5/Zn=0.1(381.7㎎/㎏)
  F=0.6/Cl=63.9/SO4=60.8/HCO3=821.5(946.8㎎/㎏)
  H2SiO3=116.5/HBO2=3.3(119.8㎎/㎏)
  CO2=4.8(4.8㎎/㎏)   
          
〔1995.03.03〕
 入浴履歴   初訪14.07.20
 評 価   ★★★★
 京町温泉
湯 乃 谷 温 泉
                        きょうまちおんせん ゆのたにおんせん
共同浴場らしい簡素な造
りと鄙びた佇まいに好感
しましたが、お独りで管
理されていたお爺さんが
高齢で毎日の掃除が大変
となったことから、2015
年2月28日をもって閉鎖
となったとのこと。
肌触り滑らかな個性的な
温泉であっただけに、と
ても残念です。
      〔15.08.19〕
変色したタイルの影響もあってほうじ茶のような色合いに見
える褐色掛かった熱めの湯からは、無味ながら仄かにスモー
キーな匂いを帯びた油臭が香り、肌がつるつるしました。
浴室は平石張りで、左手の仕切り壁の手前側に温冷カランとシャワーカ
ランが1基ずつ設置され、奥にはP字を横に倒したような形を呈し、左
半が寝湯となった奥行き2.2m強のモルタル造りタイル張りの湯船が配
されています。

奥壁から突き出たパイプ湯口からドボドボと掛け流されているのは、独
自源泉で飲泉も可能な純重曹泉。
バス停のような温泉案内板を横目
に歩を進めると、入母屋造り平屋
建てと2階建てが軒を連ねる母屋
と2つの切妻屋根をT字に交差さ
せた複合屋根の上に湯気抜きを載
せた古びた木造浴舎が向かい合っ
ており、左手前の母屋の窓口で入
浴料を支払います。
T字の下端に当たる妻側の中央に
は、真ん中で仕切られた引き違い
のガラス戸があり、右側を開けて
男湯へ入場します。
『湯乃谷温泉』は、九州自動車道の
えびのI.Cから国道268号で湧水町方
面へ4.9㎞余り向かい、浜崎歯科の
手前のT字交差点を右に折れ、下真
幸橋で川内川の右岸へ渡って150m
ほど西進すると右手に所在する、白
い貯湯タンクが目印となっている湯
ノ谷温泉の共同浴場です。
京町温泉は、九州山地と霧島連峰に囲まれ、宮崎県小林市から鹿児島県湧水町にかけて鉤形に延びる加久藤
盆地の西部に当たり、鹿児島県と県境を接するえびの市京町地区を中心に盆地を貫流する川内川の両岸に点
在する温泉の総称で、各温泉施設が掛け流しの独自源泉を有する県内最大の温泉郷となっています。

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シートの敷かれた脱衣所には、右手
前に設えられた3段の棚にプラスチ
ック籠7個が備えられ、浴室との間
を画した正面左半のガラス窓の下に
合皮革張りのソファが置かれていま
した。
このうち、JR吉都(きっと)線の京町温泉駅周辺に立寄り入浴も可能
な10軒の宿泊施設と公衆浴場2か所が集まり、温泉郷の中心となって
いる京町温泉は、1915(大正4)年に黒松旅館(現 玉泉館)の初代 黒松
徳太郎氏が少量ながら温泉の掘削に成功し、孟宗竹に国旗を掲げて喜
んでいたところ、先端に雷が落ちて竹が飛び散り、翌日から高温の湯
が湧出するようになったという温泉で、かつては“雷温泉”と呼ばれ
ていたそうです。

昭和初期には種田山頭火や野口雨情といった文人が訪れ、それぞれ句
や歌謡を残しています。