住 所   熊本県阿蘇郡南小国町満願寺志津2321
  電 話   0967-42-0266
 営業時間   立寄り 宿泊予約ありの場合
 入浴料   430円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   44.5  ℃
 pH   6.5
 成分総計   1.13  g/㎏
    Li=0.3/Na=153.3/K=42.0/Ca=47.8/Mg=23.4(266.8mg/kg)
  F=0.2/Br=0.5/Cl=157.7/SO4=120.5/HCO3=302.8/
  NO3=1.3/S2O3=1.0(584.0mg/kg)
  HAsO2=<0.1/H2SiO3=211.3/HBO2=8.7(220.0mg/kg)
  CO2=58.7/H2S=<0.1(58.7mg/kg)     〔2005.05.03〕
 入浴履歴   初訪15.05.04 泊
 評 価   ★★★★
 満願寺温泉
志 津 の 宿
                            まんがんじおんせん しづのやど
満願寺温泉は、南小国町役場から県道南小国波野線(40号)で南東方向へ約3.6㎞、杖立川の支流である志津
川(満願寺川)の河畔に3軒の宿泊施設と志津地区自治会が管理運営する3か所の共同浴場が集まる谷間の静か
な温泉地で、1964年9月には、黒川温泉・田の原温泉とともに「南小国温泉」として国民保養温泉地に指定
されています。
『志津の宿』は、温泉街の下手に設
けられている公共駐車場から県道を
300mほど上って志津川を渡り、下
流側へ歩を進めると右手に所在する、
1993年に創業した瑞雲荘という旅館
を引き継ぎ、「現代版 湯治宿」を
謳い文句に2014年4月29日にオープ
ンした家族4人で経営する湯宿です。
温泉街の手前には、1274(文久11)
年、鎌倉幕府の5代執権 北条時頼
の弟で鎮西奉行を務めた北条時定
が、文永の役に際して国土安泰の
ために建立した真言宗の古刹 満
願寺が右岸側に所在しており、参
拝客のために開かれた宿が嚆矢と
なって温泉地として発展していっ
たとのことです。
源泉100%の温泉を掛け
流しで楽しめるだけでな
く、自家製有機野菜や近
隣の新鮮季節野菜を中心
に一品一品手間暇かけた
おいしい創作料理も堪能
することができる、リー
ズナブルで居心地の良い
佳宿でした。
      〔16.06.26〕
一方、湯船の手前の扉から外へ出ると、右側に2.1m弱×1.65
mほどの石造りの露天風呂があり、こちらには内湯から溢れ
出たぬるめの湯が湛えられていました。
浴室は壁上半が板張り、下半から床が平石張りで、正面と左側が透明の
ガラス窓となった明るく開放的な造りとなっています。

右壁に3基のシャワーカランが並び、左奥に寄せて板材で縁取り、底を
天草陶石で仕上げた幅2.7m弱、奥行き2.4mほどの五角形の湯船が配さ
れていました。
浴場はホール左奥の出入口から27
段の階段とスロープを上ると突き
当たり左手にあり、手前が男、奥
が女湯に分かれていました。

脱衣所は横長の長方形を呈し、左
壁にボウル3基のパウダーコーナ
ーが設置され、左手前に角籠を納
めた12庫の脱衣箱、その前に木製
の腰掛けが備えられていました。
案内していただいたのは、階段で2
階へ上がるとホールの左右に並ぶ客
室のうち、右側手前に位置する“北
條”。

8畳間の奥に3畳と冷蔵庫・ドレッサ
ーが置かれた板間が付設された綺麗
な部屋で、とても快適に過ごすこと
ができました(GW宿泊1泊2食 7800
円+税)。
雛壇状に整形された山の斜面には、入母屋造り木造2階建ての本館と
築100年の母屋、離れと浴場棟が建ち並び、客室は本館4と内湯付き離
れ3の全7室を数えます。

川沿いの小径からスロープと石段を上がって本館平側中央に開口した
玄関を入り、左手の白木の格子戸を抜けると清新なホールの正面に小
さなフロントがあり、チェックインを行います。

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熊本県の温泉へ



左辺手前寄りに設えられた木造り
の湯口から静かに加えられている
のは、含食塩・芒硝-重曹泉。

無色透明の湯は少し熱めで、湯船
に浸かった瞬間に焦げたような匂
いがわずかに香り、微成分臭と極
薄の塩味が感じられ、肌がしっと
りしました。