住 所   群馬県吾妻郡嬬恋村干俣万座温泉2401
  電 話   0279-97-3151
 営業時間   閉 館
 入浴料   700円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   ラジウム北光泉
  泉 質   酸性・含硫黄-マグネシウム・ナトリウム-硫酸
  塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   76.0  ℃
 pH   2.5
 成分総計   1.39735 g/㎏
    H=3.2/Na=122/K=17.3/Ca=35.1/Mg=106/Al=5.5/
  Fe2=1.65/Mn=5.9(296.65㎎/㎏)
  F=1.0/Cl=128/SO4=792/HSO4=8.58(929.5㎎/㎏)
  H2Si03=117/HBO2=12.4(129.4㎎/㎏)
  H2S=41.8(41.8㎎/㎏)            〔1993.04.02〕
 入浴履歴   初訪09.09.20 泊
 評 価   ★★★★★★
和室の部屋が並ぶ廊下は
薄暗く、鄙びというより
も老朽という語の方が適
しているかもしれません
が、浴場は味わいのある
佇まいで、どこか湯治場
のような雰囲気すら感じ
させてくれます。

他の宿のように露天が設
置されていない点を惜し
む声を耳にしますが、風
情のある内湯が大好きな
自分には堪えられない、
とても満足度の高い宿で
した。   〔11.05.04〕
 万座温泉
松 屋 ホ テ ル
                          まんざおんせん まつやほてる
湯船は2.2×1.9mほどと家族風呂より一回り大きく、周りはやはり放射
状の簀子となっており、シャワーカランが1基備えられています。
少量ながらも常時加水されているためか、家族風呂よりは湯の香が弱い
ものの、湯船が広い分、ゆったりと浸かることができました。
一方、男女別の浴場は内湯のみ。

屋根組みが剥き出しとなった高い木造の天井を有した浴場で、手前にある脱衣
所には24庫の脱衣箱が設えられています。
仕切り壁に寄せて1.7×1.3mほどの木造の湯船を配し、周り三方に
板材を放射状に並べた風情のある造りをしています。
木樋の湯口から高温の源泉が掛け流され、同時に屋外から延びるホ
ースから冷却した温泉が加えられているほか、右奥のカランと繋が
ったホースでも自在に加水することができます。

浴室に足を踏み入れた時は美しい青磁色をしていた湯は、浸かった
途端に底に沈殿していた泥状の湯の華が巻き上がり、たちまち真っ
白となりました。
酸味はそれほど強くないものの、硫黄臭がしっかり香る良い温泉で
した。
チェックイン後、まず向かったのは家族風呂。左右対称の造りをした2
か所の浴場のうち、手前側を利用しました。

板張りの小ぢんまりした脱衣所は、3個のプラスチック籠を載せた2段の
棚だけの簡素な造りをしています。
浴室は木造りで、曇りガラス越しに柔らかな日が射し込んで良い雰囲気。
施設名に“ホテル”を冠しているも
のの、外観は大きな三角形の屋根を
載せたロッジ風で、エントランスも
左手に食堂を併設し、どちらかと言
えばスキー客を主な対象とした宿の
ように見受けられました。

正面の帳場から右へ進むと、階段の
下り際に家族風呂、階段を下りた廊
下の手前に暖簾が掛かった男女別の
浴場が設けられ、清掃時間以外はい
つでも利用することができます。
『松屋ホテル』は、国道292号から万座道路(県道466号)に入り、3.2㎞ほど先を右に折れて200m余り上った
万座温泉スキー場朝日山ゲレンデの正面、奥万座川を挟んで日進舘と対峙するように建つ1967年に創業され
た客室数全24室の宿泊施設で、2度目の草津温泉訪問の際、その翌日に宿泊利用しました(1泊2食 9160円)。
万座温泉は、活火山・白根山(2160m)の南西、奥万座川を臨む標高1800mの
高地に8軒のホテル・旅館が点在する上信越高原国立公園内に所在する温泉
地です。
車で行くことのできる通年営業の温泉の中では、岐阜県濁河温泉と並んで日
本最高所に立地していることで知られ、1日に540万ℓも湧出している高温泉
は、硫黄成分の含有が日本一であることでも有名です。

詳しい開湯時期は判りませんが、江戸時代前期、初代沼田藩主真田信直の家
臣である加沢平次左衛門が、1541(天文10)年から49年間の真田3代と吾妻地
域における興亡の歴史を綴った『加沢記』第1巻の中に、1562(永禄5)年にこ
の地を支配していた羽尾治部入道道雲が万座山温泉で湯治を行ったという記
述が見られます。
また、江戸時代には湯治場として利用され始め、1715(正徳5)年には、万座
薬師堂が創建されています。
明治に入り、1873(明治6)年の橋詰久兵衛による“日進舘”を嚆矢として、
1897年に常盤屋、1927年に豊国館と宿の新設が続きましたが、万座が本格的
に発展したのは、戦後、西武グループによるリゾート開発が行われるように
なってからでした。

トップページへ



群馬県の温泉へ



浴室は大きく
採られた透明
ガラスの窓か
らまばゆい秋
の陽が燦々と
降り注ぎ、そ
の外には、荒
涼とした万座
の風景が広が
っています。