住 所   北海道千歳市幌美内7
  電 話   0123-25-2341
 営業時間   立寄り 10:00~15:00
 入浴料   1000円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   1号井 / 2号井 / 岩風呂
  泉 質   ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・
  硫酸塩泉
 湧出量   60 / 120 /     ℓ/min
 泉 温   50.6 / 50.0 / 40.0  ℃
 pH   6.5 / 6.5 / 6.9
 成分総計   1.865 / 1.828 / 1.690  g/㎏
    Na=292.0/K=40.0/Ca=125.7/Mg=35.6/NH4=0.8/
  Fe2=0.2/Zn=0.1/Mn=0.7(495.1mg/kg)
  F=0.9/Cl=424.7/SO4=245.1/HCO3=335.6/CO3=0.1
  (1006mg/kg)
  HAsO2=0.5/H2SiO3=223.8/HBO2=38.6(262.9mg/kg)
  CO2=101.2(101.2mg/kg)           〔2009.11.14〕

  Na=276.0/K=38.9/Ca=122.9/Mg=33.6/NH4=0.9/
  Fe2=1.9/Mn=0.5(474.7mg/kg)
  F=1.0/Cl=393.2/SO4=252.8/HCO3=329.5/CO3=0.1/
  HPO4=0.1(976.7mg/kg)
  HAsO2=0.4/H2SiO3=222.7/HBO2=35.9(259.0mg/kg)
  CO2=117.3(117.3mg/kg)           〔2009.11.14〕


  Na=267.0/K=36.5/Ca=114.2/Mg=32.1/NH4=0.4/
  Mn=0.1(450.3mg/kg)
  F=0.9/Cl=361.0/SO4=227.6/HCO3=366.1/CO3=0.1/
  HPO4=0.6(956.3mg/kg)
  HAsO2=0.6/H2SiO3=195.3/HBO2=34.3(230.2mg/kg)
  CO2=52.8(52.8mg/kg)             〔2009.11.14〕

 入浴履歴   初訪16.07.14
 評 価   ★★★★★★
 丸駒温泉
丸駒温泉旅館
                  まるこまおんせん まるこまおんせんりょかん
さらに、大浴槽の右横から二重となったガラス扉を抜けて5
段の階段を下りると、右側に飲泉所、左に五角形の展望露天
風呂が設けられており、正面には支笏湖を眼下に見下ろし、
正面に不風死岳を望むウッドデッキテラスが付設されていま
す。
こちらの湯船には2号井で湧く同泉質の高温泉が供され、1号
井より鉄分の含有が多いためか、湯船に満たされた緑褐色の
濁り湯からは、内湯よりもしっかりした金気臭が香り、やは
り肌がしっとりしました。


北海道に到着して最初に訪れ、1時間ほどしか滞在時間を確
保することができなかったことが心残り。
再訪の機会があればぜひとも宿泊し、北海道らしい雄大な自
然と足元湧出の名泉を存分に堪能したいと思います。
                      〔17.03.20〕
後ろ髪を引か
れる思いで、
大浴場へ。

横長の浴室は
平石張りで、
天井までガラ
ス張りとなっ
た前面から支
笏湖と対岸に
聳える不風死
岳(1102.5m)
を眺望できる
明るく開放的
な造りとなっ
ています。
断崖絶壁の下に設えられた湯船は、すぐ右手に迫る支笏湖との間を大小
の岩を積み上げて隔てたバナナのような細長い形状で、底には玉砂利が
敷かれています。

その底から自噴しているという源泉は含土類・石膏-食塩泉で、湖と湯
船の間を繋ぐ水門に敷き詰めた砂利の高さで湯温が調整されており、入
湯した時は絶妙の湯加減となっていました。
右手前から右壁にかけて間に仕切りのある10基のシャワーカ
ランが鉤形に並び、右手前隅にドライサウナ、正面に石板で
縁取った大小3槽の平石張り湯船が配されていました。

この浴場で利用されているのは、1号井から湧出していると
いう含土類・石膏-食塩泉。
各湯船へは湖水で熱交換された源泉が掛け流され、正面に並
ぶ2槽のうち左の小浴槽は少しぬるめ、右隣の大浴槽は少し
熱め、右端の方形の小浴槽は熱めで、わずかに濁りのある透
明湯からは、弱金気臭とともに薄甘苦味・微炭酸味が感じら
れ、食塩泉らしく肌がしっとりしました。
湖の水位によ
って上下する
という湯面の
高さは胸の下
あたりとなっ
ており、無色
透明の湯から
は、わずかに
甘い土類っぽ
い匂いが香り、
肌がきしきし
しました。
吹抜けのロビーから左へ延びる廊下
の途中左手の階段で1階に下り、再
び左へ歩を進めた先に浴場があり、
手前側右手が丸の湯・駒の湯と名付
けられた2室の露天風呂付き貸切風
呂、正面の小階段を下りた右が男湯、
突き当たりが女湯に分かれています。

なお、浴場へ向かう途中左側に下足
場が設けられており、立寄り入浴客
はここでスリッパに履き替えなけれ
ばなりません。
湖岸に沿うように建つ横長の建物
は、1988年に改築、2004年に改装
された鉄筋造り3階建てで、客室
は全58室を数えます。

大きな車寄せが付設されたガラス
張りの玄関のあるフロアは、実は
2階。
館内へ入るとすぐ左手にフロント
があり、立寄り入浴をお願いしま
す。
『丸駒温泉旅館』は、新千歳空港から国道36号と道道支笏湖公園線(16
号)・国道453号を経由して支笏湖の北岸へ向かって39.1㎞ほど西進し、
北上する国道から左へ逸れて道道丸駒線(730号)で恵庭岳山麓の原生林
を縫うように南東へ2.8㎞足らず走ると行き止まりとなる湖の北畔に所
在する日本秘湯を守る会の会員である丸駒温泉の一軒宿で、初めての北
海道温泉めぐりの記念すべき1湯目として訪問しました。

北海道開拓を目的に会津から渡道し、難病のために志を断たれた佐々木
初太郎氏が、1915(大正4)年1月に丸木舟で湖を渡って温泉を見つけ、湖
畔に草葺きの掘立小屋を建てて湯治を行ったところ、数か月で病を完治
できたことから開いた温泉場を嚆矢とする湯宿で、1967年に道路が開通
するまでは対岸からの渡し船でしかアクセスできなかったそうです。

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まず足を運んだのは、創業当時から
の姿が守り続けられているという天
然露天風呂。

階段を下りて突き当たりを右へ折れ、
簀子敷きの渡り廊下を抜けて再び階
段を下り切ると眼前に露天岩風呂が
現われ、その手前には、竹を立て並
べた壁に屋根を掛け、各段4個の角
籠を納めた4段棚を備えた脱衣スペ
ースが付設されていました。
大きな暖簾を潜って格子戸を抜けると、籐タイル張りの横長の脱衣所
には、左手前から左壁にかけて天板の上を含めて角籠60個を納めた45
庫の脱衣箱が鉤形に並び、正面に洗面ボウル4基のパウダーコーナー、
右奥に設置されたトイレの手前に24庫の貴重品ロッカーが備えられて
いました。

この宿には、男女それぞれに大浴場・展望露天風呂と天然露天風呂の
3か所の浴場があり、大浴場と展望露天風呂はパウダーコーナー左横
のガラス戸、天然露天風呂はその左の階段から行き来するようになっ
ています。