住 所   長野県長野市松代町東条15
  電 話   026-278-2644
 営業時間   2015.08.07 閉館
 入浴料   350円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   松代旧1号泉 / 松代1号泉
  泉 質   含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物
  泉 / 含鉄(Ⅱ)-ナトリウム・カルシウム-塩化物
  泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   38.8  ℃
 pH   6.5 / 6.4
 成分総計   17.580 / 14.480 g/㎏
    Li=6.2/Sr=12.8/Na=3764/K=523.7/Ca=1087/Mg=241.6/
  NH4=0.04/Fe2=16.1/Ba=0.4/Mn=4.1(5656㎎/㎏)
  F=1.2/I=7.7/Br=11.0/Cl=7570/SO4=177.5/
  HCO3=2199/HS=痕跡/H2PO4=0.2(9967㎎/㎏)
  HAs02=0.43/H2Si03=130.6/HBO2=809.5(940.5㎎/㎏)
  CO2=1020/H2S=0.06(1020㎎/㎏)     〔2001.06.15〕

  Li=4.1/Sr=11.4/Na=2749/K=363.3/Ca=1127/Mg=275.2/
  NH4=0.08/Fe2=21.5/Ba=0.3/Mn=4.9(4557㎎/㎏)
  F=1.0/I=6.5/Br=8.4/Cl=6148/SO4=260.0/
  HCO3=1867/NO3=痕跡/HS=痕跡/H2PO4=0.3
  (8291㎎/㎏)
  HAs02=0.4/H2Si03=119.4/HBO2=646.2(766.0㎎/㎏)
  CO2=870.6/H2S=0.04(870.6㎎/㎏)
    〔2001.06.15〕
 入浴履歴   初訪09.10.10
 評 価   ★★★★★★
 松代温泉
温泉旅館 寿楽苑
               まつしろおんせん おんせんりょかん じゅらくえん
左奥のサッシ扉を抜けると、内湯と同様に緑色に塗ったコンクリートブ
ロックを積み上げ、壁の上半と天井に半透明の波板を張った半露天のよ
うな台形状の浴室があり、奥行き3.85m、最大幅3.15mほどの大きさの
鉤形の湯船が設けられています。
色褪せた暖簾が掛かる扉の先は、
がらんとして少し殺風景な感じの
脱衣所。右手には中央に仕切りを
入れた4段の棚が置かれ、各庫に2
個ずつ計16個のプラスチック籠が
納められています。

コンクリートの壁が緑色に塗られ
た内湯には、右手前に1、左に4対
のカランが並び、右奥に配された
タイル張りの湯船には、上がり湯
用の白湯が湛えられていました。
松代温泉は、上信越自動車道の長野I.Cから約2.8㎞、県道長野真田線(35号)から国道403号を経由して松代
市街へ向かい、荒神町のY字交差点を左に折れて道なりに東進した先、尼飾山(標高780m)西麓の長閑な田
園地帯に湧く温泉です。


鎌倉時代、当地に在住していた源頼朝の愛妾に子供ができないよう願掛けに来た北条政子が入浴したと伝え
られ、1271(文永8)年には、日蓮が佐渡流罪の折に海津住人の九龍源吾宅に宿泊して入浴し、赦免となった3
年後にも再訪して皮膚病を癒したとされています。
また、戦国時代、武田軍の将兵が傷ついた身体を癒した“信玄の隠し湯”の一つに数えられ、松代藩6代真
田幸弘の時代の1766(明和3)年に、村長らが奉行宛に提出した温泉開設の願書も残されているとのことです。

以前は古い地名を冠して「加賀井温泉」と呼ばれていましたが、現在では、2軒ある宿泊施設のいずれもが
松代温泉と名を代えています。

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また、湯船に浸かる前には白い薄膜が湯面をうっすらと覆い、湯船の
縁には淡橙色から砥粉色の析出物が厚く付着していました。
40℃に満たないぬる湯はとても気持ちが良く、長湯も可能ですが、高
張泉に分類される濃厚な成分の影響でしょうか、湯上がり後は少し眠
気に襲われました。


朝から大賑わいの一陽館の陰に隠れているものの、温泉そのものは決
して見劣りしない実力派で、利用者が少ない分、個性的な湯をじっく
りと静かに堪能することができ、とても満足しました。 〔11.08.26〕
手前右手のパイプ湯口か
らザバザバと掛け流され
ているのは、宿の北側30
mから引湯された新旧の
松代1号泉。

ほとんど透明度のない茶
褐色の濁り湯からは、浸
かった瞬間にまず金気臭
が香り、次いで重曹臭と
微弱な硫黄臭、塩苦味と
弱い炭酸味が感じられま
した。
『温泉旅館 寿楽苑』は、荒神町交
差点から東北東へ約1.2㎞、現在も
旧温泉名を守る一陽館のすぐ北側に
所在する、1970年創業の温泉旅館で
す。
建物は一見旅館とは思えない地味な
感じの2階建て。
ガラス戸が開け放たれた玄関を入る
と、革張りのソファや木製ベンチが
置かれたロビーの奥が帳場となって
おり、浴場はその左手の廊下を進ん
だ先に設けられています。