住 所   兵庫県神戸市兵庫区湊山町26-1
  電 話   078-521-5839
 営業時間   5:00~22:30 (休=水,祝は翌日休)
 入浴料   680円
温泉利用状況   完全放流式 (源泉浴槽以外は加温あり)
   
 源 泉 名   湊山温泉
  泉 質   ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉
 湧出量   150 ℓ/min
 泉 温   26.8 ℃
 pH   6.33
 成分総計   1.58  g/㎏
    Li=0.6/Sr=0.75/Na=195/K=8.92/Ca=76.7/Mg=20.4/
  Fe2=1.63/Mn=0.11(304㎎/㎏)
  F=1.41/Cl=133/SO4=2.77/HCO3=538(675㎎/㎏)
  HAs02=0.31/H2Si03=160/HBO2=21.6(182㎎/㎏)
  C02=422(422㎎/㎏)            〔2012.12.13〕
 入浴履歴   初訪07.05.12,最終09.07.14(3回目)
 評 価   ★★★★
 湊山温泉
湊 山 温 泉
                            みなとやまおんせん
また、以前と比べて
遊離二酸化炭素は随
分と減少してしまっ
たようですが、半円
状となった源泉鉢で
飲泉してみると、少
し酸味のある炭酸味
がしました。

一方、緑黄褐色に濁
った加温泉からは、
前述した甘い香りが
より強く感じられる
ものの、金気臭は失
われていました。
『湊山温泉』は、国道428号(有馬街道)の平野交差点から100m西進し、天王谷川を渡ってすぐの隘路を北へ
300mほど上ると温泉橋の手前左手に所在する、神戸天然鉱泉㈱が経営する銭湯型の日帰り入浴施設です。

1889(明治22)年に開業した温泉施設が基となっているようですが、温泉の歴史は古く、中山忠親の日記『山
槐記』に「清盛邸を去る一丁ばかりにある湯屋へ渡らせて給う」という記述が残されていることから、1180
(治承4)年に福原遷都を挙行し、近くに別邸雪御所を構えていたとされる平清盛が湯治を行ったという話が
伝えられ、1596(文禄5)年に起こった伏見地震の際には、豊臣秀吉によって温泉復興のための湯坪壺取立て
許可に関する朱印状が出されています。

水道料金値上げの影響で銭湯型の浴場としては入浴料が割高なのは玉に瑕ですが、いつ訪れても大変な賑わ
いで、常連客と思われる中高年の方が湯船の傍らで休憩しつつ入浴を繰り返している様子からは、街中の湯
治場といった感じがします。

至近にあった天王温泉が廃業してしまった今となっては、末永く続いてほしい貴重な地域密着型の温泉浴場
です。                                        〔10.01.28〕
女湯との間を画す左側の壁沿いには、手前に“水鉢”と呼ん
でいる源泉浴槽、その先に洗い場、最も奥には“源泉鉢”と
いう飲泉所を兼ねた源泉の掛かり湯が設置され、中央には手
前から適温の気泡風呂、電気風呂を付設したやや熱めの湯、
38℃ほどのぬる湯を張った浅めの浴槽の3槽に分かれたヘチ
マ形のタイル張り湯船、その奥には46℃の熱湯を湛えた円形
の湯船がそれぞれ置かれています。

このうち、湊山温泉を最も堪能できるのは、やはり水風呂代
わりに置かれた源泉浴槽でしょう。
1.9×1.15mほどの変形四角形を呈した小さなタイル張りの
湯船ですが、間欠的に注がれる少し緑色掛かった透明な源泉
からは、少金気臭に加えて何やら甘い匂いが香り、湯の中で
は茶褐色の湯の華をたくさん見ることができました。
建物は外壁が薄黄色の2階建て。
フロント式の受付がある休憩ロビー
は、近年改装されたのか明るく清潔
感があり、黄色い鍵付きロッカーが
備えられた脱衣所もゆったりしてい
ます。

浴室は奥行きの長い造りとなってい
ますが、右手はシャワーカランの設
置箇所を除きすべてガラス窓となっ
ていて、室内の明るさは十分保たれ
ています。

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