住 所   鳥取県東伯郡三朝町三朝944
  電 話   0858-43-0657
 営業時間   
 入浴料   
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   三つ湯
  泉 質   単純弱放射能泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   44.8  ℃
 pH   7.1
 ラ ド ン   90.9  ×10-10 Ci/kg 
 成分総計   0.668 g/㎏
    Na=169.4/K=8.5/Ca=25.2/Mg=1.7(204.8mg/kg)
  F=1.7/Br=0.9/Cl=185.6/SO4=48.5/HCO3=152.8
  (389.5mg/kg)
  HAsO2=0.2/H2SiO3=61.2/HBO2=4.1(65.5mg/kg)
  CO2=7.9(7.9mg/kg)           〔2010.01.07〕
 入浴履歴   初訪16.04.29~05.01 泊
 評 価   ★★★★★★★
 三朝温泉
湯治の宿 油屋
                     みささおんせん とうじのやど あぶらや
平らで大振り
な川原石が敷
かれた底から
は、手前の浴
槽の右辺付近
を中心にボコ
ボコッと気泡
が立ち上って
いましたが、
仕切りの下で
繋がっている
ことから湯温
差はほとんど
なく、いずれ
も適温となっ
ていました。
一方、右側の浴場には階段を8段下りると左にクッションフロア張りの
脱衣所があり、木製の棚に納められた4個のプラスチック籠のほか、こ
ちらにも台秤体重計とパイプ椅子2脚が置かれています。

浴室は脱衣所からさらに2段分下がった位置にあり、中庭に面している
ことから採光はとても良好。
右側には木枠の上に左辺と奥をタイルで縁取り、幅1.7m強、奥行きを
1.45mと1.95mに仕切った2槽の湯船が配されていました。
規模は左が1.4
×1.55m、右が
1.8×1.55mで、
底から自噴する
源泉のほか、左
では左辺奥の側
面から突き出た
パイプより加温
泉も足されてお
り、左はぬるめ
寄り適温、右は
33℃ほどで、浸
かった時に少し
ひやっとしまし
た。
左右2か所の曇りガラス戸から出入り
できる浴室は玉石タイル張りで、中央
にはブロックを3段積んで設えた仕切
りがあり、左右それぞれに木枠の上を
人造石で縁取り、底に板材を簀子のよ
うに敷き並べた湯船が配されていまし
た。
まずは向かって左側、玄関から見
て手前の浴場へ。

10段の階段を回り込むように下り
ていくと鉤形を呈したクッション
フロア張りの脱衣所があり、プラ
スチック籠を載せた簡易な木の棚
のほか、台秤体重計や革調のソフ
ァ2脚とパイプ椅子が備えられて
います。
奥に板張りの炊事場が併設された
6畳間でしたが、京間の間取りと
なっているのか、ゆったりした感
じで、我が家にいるかのようにの
んびりと過ごさせていただきまし
た(1泊税別 3700円)。
『湯治の宿 油屋』は、三朝橋の袂
から温泉本通りを150mほど進んで
右へ折れ、薬師の湯という足湯が併
設されている薬師堂の前の路地を70
m足らず上ると右手に所在する、江
戸時代後期から続いているという3
泊以上が原則の自炊型の湯治旅館で、
GWを利用して宿泊しました。
世界でも有数のラドン含有量を誇
る療養温泉として知られ、鳥取県
中部医師会立 三朝温泉病院では、
メディカルチェックのほか、豊富
な自家源泉を活かしたリハビリテ
ーションや温熱療法も行われてお
り、病院と街と旅館が提携し、自
然を満喫しながら温泉で自然治癒
力を高める現代湯治が提案されて
います。
開湯は、平安時代末期の1164(長寛
2)年。
源義朝の家臣であった大久保左馬之
祐が、主家再興を願うために三徳山
参詣へ向かう途中に遭遇した妙見山
の神の使いである白狼を討たずに逃
したところ、その夜、夢の中に現わ
れた妙見大菩薩が、狼と出会った辺
りにある老楠の株根に霊湯があると
告げ、翌4月8日、その神託どおりに
温泉が発見されたという伝説が残っ
ています。

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無色透明の清澄な湯からは、弱い焦げ臭と微石鹸臭が香り、肌がしっとりしました。

今回、初めて連泊して本格的な自炊湯治を経験しましたが、足元から湧出する鮮度良好な放射能泉への入湯
の合間に、温泉街の散策や三朝バイオリン美術館でのコンサート鑑賞、郷緑温泉や湯原温泉への再訪も果た
すことができ、充実した4日間を送ることができました。        〔17.03.06,18.05.10 記事補訂〕
この宿にはロビーの背後の階段を下
りた半地下に趣の異なる2室の浴場
があり、それぞれ「家族で入浴中」
「女性入浴中」と書かれた札を階段
の途中あるいは下りたところに掛け
て、女性専用や家族風呂として利用
することができます。
左側に縦書きの表札が掛かった両引
きガラス戸の玄関を入り、すぐ左手
の事務室に詰めておられた70歳にな
る8代目館主の藤井文典さんに案内
していただいたのは、玄関ホールに
続くロビーから奥へ延びるタイル張
りの廊下の途中左手にある階段で2
階へ上がり、板張りの廊下を進むと
突き当たり左手に位置する“桜”。
玄関が面しているインターロ
ッキング舗装された路地から
は全容を掴むことはできませ
んが、広大な敷地には立派な
庭を囲むように木造2階一部
平屋建ての建物がロ字形に配
され、客室は全8室を数えま
す。
三朝温泉は、倉吉市街の中心から南南東方向におよそ8㎞、65本の源泉を有し、三徳川の両岸に24軒の宿泊施
設が建ち並ぶ山陰を代表する名湯の一つです。