住 所   鳥取県東伯郡三朝町三朝635-1
  電 話   
 営業時間   2010.04.18 閉鎖
 入浴料   200円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   株湯1・2号 混合泉
  泉 質   単純放射能泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   45.6 ℃
 pH   
ラ ド ン       ×10-10 Ci/kg
 成分総計   0.7863 g/㎏
    Na=221.8/K=7.0/Ca=16.3/Mg=1.6/Al=0.1
  Mn=0.1(246.9㎎/㎏)
  F=4.3/Cl=188.0/SO4=69.7/HCO3=227.5(489.5㎎/㎏)
  HAs02=0.2/H2Si03=41.0/HBO2=5.0(46.2㎎/㎏)
  C02=3.7(3.7㎎/㎏)           〔1992.07.23〕
 入浴履歴   初訪06.04.08,最終09.11.28(4回目)
 評 価   ★★★★★★★
 三朝温泉
株  湯 (旧浴場)
                          みささおんせん かぶゆ
浴室は平石張りで、右手前に2基のカランを
配し、右奥に寄せて木枠・石張りの湯船を配
しただけの、共同湯らしい簡素な造りをして
います。
2.1×1.2mほどの大きさの湯船は、本来一繋
がりであった方形の浴槽を壁で仕切って男女
用に分けたものらしく、源泉はこの壁の下に
ある湯口からボコボコッと音を立てて注入さ
れていました。

惜しみなく掛け流されている無色透明な清澄
な湯は、泉源から15mと近いこともあって少
し熱めですが、浸かってみると仄かな金気臭
に包まれて思いのほか心地良く、湯上りも何
だか気分がシャキッとして爽快な気分になり
ました。
『株湯』は、その名が示すように、三朝温泉の発祥の湯とされる小さな
共同浴場で、温泉街の中心から東に外れた住宅地の中にポツンと所在し
ています。

男女別に分かれた入口の間に券売機が設置されており、入浴券を購入し
て入口横の番台にいる管理人のおばさんに手渡します。
番台は人ひとりが座るのが精一杯のスペースしかありませんが、壁に大
小18庫の脱衣箱が嵌め込まれた脱衣所もかなり狭く、大人が同時に3名
もいれば身動きが取れないほどの大きさです。
三朝温泉は、倉吉市街の中心から南南東方向におよそ8㎞、65本の源泉を有し、三徳川の両岸に24軒の宿泊
施設が建ち並ぶ山陰を代表する名湯の一つです。

開湯は、平安時代末期の1164(長寛2)年。
源義朝の家臣であった大久保左馬之祐が、主家再興を願うために三徳山参詣へ向かう途中に遭遇した妙見山
の神の使いである白狼を討たずに逃したところ、その夜、夢の中に現われた妙見大菩薩が、狼と出会った辺
りにある老楠の株根に霊湯があると告げ、翌4月8日、その神託どおりに温泉が発見されたという伝説が残っ
ています。
世界でも有数のラドン含有量を誇る療養温泉として知られ、鳥取県中部医師会立 三朝温泉病院では、メデ
ィカルチェックのほか、豊富な自家源泉を活かしたリハビリテーションや温熱療法も行われており、病院と
街と旅館が提携し、自然を満喫しながら温泉で自然治癒力を高める現代湯治が提案されています。

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利用者の大半はやはり地元の方で、夕刻と
もなれば、洗面器片手の中高年やご婦人が
次から次へと訪れています。

といっても排他的な雰囲気はまったくなく、
同浴の常連客の方には、熱い湯に浸かる手
解きを受けたり、近隣の観光穴場を教えて
いただいたりと、いつも気軽に接していた
だき、この浴場が大好きとなる理由の一つ
となりました。
なお、施設前に設けられた飲泉所で源泉を口に含んでみましたが、癖のない飲
みやすい味でした。            〔09.09.13,18.05.10 記事補訂〕