住 所   鳥取県東伯郡三朝町三朝800−1
  電 話   0858-43-1950
 営業時間   立寄り 8:00~18:00
 入浴料   韓国式岩盤浴&温泉 1000円 (4時間)
温泉利用状況   完全放流式 (季節により加水・加温あり)
   
 源 泉 名   株湯混合泉
  泉 質   単純弱放射能泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   51.0  ℃
 pH   7.2
 ラドン   48.1  ×10-10 Ci/kg 
 成分総計   0.929  g/㎏
    Na=244.0/K=6.5/Ca=19.1/Mg=1.4/Fe2=0.1/Mn=0.1
  (271.2mg/kg)
  F=4.2/Br=1.0/Cl=244.8/SO4=76.8/HCO3=258.9
  (585.7mg/kg)
  HAsO2=0.2/H2SiO3=63.7/HBO2=4.5(68.4mg/kg)
  CO2=3.5(3.5mg/kg)             〔2010.02.22〕
 入浴履歴   初訪16.10.08~09 泊
  最終17.10.07~09 泊(4回目)
 評 価   ★★★★
 三朝温泉
湯治宿 et Café ゆのか
                    みささおんせん とうじやど え かふぇ ゆのか
味覚的な特徴
は乏しいもの
の、無色透明
の湯からは焦
げ臭がわずか
に香り、肌が
きしきししま
した。
浴室はいずれも平石張りで、大浴場には右壁にシャワーカラン2基、左
奥に左壁に沿って巨岩が鎮座する平石張りのゆったりした湯船、小浴場
には左壁にシャワーカラン1基、正面右寄りに底のみ平石で仕上げられ
た小振りなタイル張り湯船がそれぞれ配されています。
槽内へ挿入されたパイプ
に加え、大浴場の湯船で
は手前側面の注入口から
静かに加えられているの
は、“元湯”とも呼ばれ
ている株湯源泉。

季節によって加水・加温
が行われているという湯
は、入口に41℃と書かれ
ていた大浴場が少しぬる
めから適温、43℃の小浴
場が熱め寄り適温からや
や熱めといった湯加減と
なっています。
岩盤浴でたっぷり掻いた汗を流す
ため、続いて浴場へ。
奥が大浴場、手前が小浴場に分か
れ、それぞれ鍵を掛けて貸切利用
するようになっています。

脱衣所はいずれも小ぢんまりして
いるものの新しく綺麗で、湯治宿
らしく大浴場には洗濯機が備えら
れていました。
この宿には、1階ホールから右へ進むと廊下の左手に前後して並ぶ24
時間利用可能な2つの浴場のほか、その向かいには韓国から職人を呼
び寄せ、韓国産の黄土(ファント)を用いて造られた韓国式岩盤浴(チ
ムジルバン・オンドル)も併設されており、到着後の館内案内ではま
ず岩盤浴から行うよう勧められます。

黄土の大理石の下に巡らされている温泉は夏季40℃、冬季45℃と比較
的低温ながら、黄土から発する遠赤外線の効果か、驚くほどの発汗が
あります。
また、一角では少量ながら源泉が常時出しっ放しとなっており、飲泉
を楽しむことができるほか、発生する蒸気を吸入することもできます。

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以前、初めての湯治で当温泉の別の宿に3連泊した折には、畳の上に直
接敷いた蒲団に馴染まず腰痛に苦しめられましたが、こちらでは脚付き
ベッドあるいは厚いベッドマットが置かれた全室ベッドタイプで、冬期
には電気毛布も用意されるなど睡眠環境に気が配られ、さらに岩盤浴の
右横にはリラクゼーションルームも整えられていることから、御夫妻の
人柄の良さも加わって、とても快適な日々を送ることができました。
                           〔17.07.11〕
2階 廊下
2階 炊事場
206号室
1階 ホール
102号室
1階 炊事場
カフェの入口でもあるガラス扉を入るとすぐ左奥に宿泊棟の玄関があり、引き違い戸の先は廊下を兼ねた綺
麗なフローリングのホールとなっています。

過去3度の滞在で利用させていただいたのは、初訪時がホールから左へ進むと突き当たり右手に位置する9畳
間の102号室、同年暮れと2017年のGWに再訪した時が2階へ上がって左手へ向かうと右奥にある8畳間の206
号室で、各階には食器や調理器具・調味料が備えられた使い勝手の良い自炊場が設けられており、安心して
湯治に専念することができました(1泊税抜 4500円,繁忙期1000円加算)。
当温泉の守り神である三朝神社に
南接して建つ3棟が鉤形に繋がっ
たような白壁の建物は、2000年に
廃業した松の湯という温泉旅館を
買い取ってリノベーションした木
造2階建てで、すべて和室の客室
は全11室を数え、真ん中の建物の
1階にはカフェレストランが併設
されています。
『湯治宿 et Café ゆのか』は、県
道鳥取鹿野倉吉線(21号)で温泉街の
南側を三徳山方面へ向かう途中、三
朝トンネルを潜って210mほど東進
すると県道の左手に所在する、米子
市の有線放送会社でカメラマンをし
ていた田村博文さんと万里子さん御
夫妻が末期癌を患った実父の当温泉
での湯治経験から2015年8月8日に開
業した1泊から利用できる自炊型の
湯治宿で、2016年10月の初訪問以来、
我が家の定宿となっています。
開湯は、平安時代末期の1164(長
寛2)年。
源義朝の家臣であった大久保左馬
之祐が、主家再興を願うために三
徳山参詣へ向かう途中で遭遇した
白狼を討たずに逃したところ、そ
の夜、夢の中に現われた妙見大菩
薩が、狼と出会った辺りにある老
楠の株根に霊湯があると告げ、翌
4月8日、その神託どおりに温泉が
発見されたという伝説が残ってい
ます。
三朝温泉は、倉吉市街の中心から南南東方向におよそ8㎞、65本の源泉を有し、三徳川の両岸に24軒の宿泊
施設が建ち並ぶ山陰を代表する名湯の一つです。

世界でも有数のラドン含有量を誇る療養温泉としても知られ、温泉医療の中心として国立・大学病院や研究
機関も点在しています。