住 所   大分県別府市鶴見1190-1
  電 話   0977-66-1321
 営業時間   立寄り 13:00(日祝 10:00)~22:00
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   明礬温泉 / さわやかハートピア明礬
  泉 質   カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-硫酸塩・
  炭酸水素塩泉 / 単純硫黄泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   59.3 / 57.8  ℃
 pH   7.7 / 6.4
 成分総計   1.045 / 0.928 g/㎏
    Sr=0.5/Na=77.5/K=15.8/Ca=81.7/Mg=36.0/NH4=0.3/
  Fe2=0.6/Mn=0.7(213.1㎎/㎏)
  Cl=3.3/SO4=257.0/HCO3=306.0/HPO4=0.2
  (566.5㎎/㎏)
  H2SiO3=237.0(237.0㎎/㎏)
  CO2=28.6(28.6㎎/㎏)             〔2004.12.24〕

  Sr=0.4/Na=61.9/K=15.5/Ca=47.3/Mg=13.9/Mn=0.8
  (139.8㎎/㎏)
  Cl=3.5/SO4=155.0/HCO3=178.0/HS=5.1/H2PO4=0.7
  (342.3㎎/㎏)
  H2SiO3=247.0(247.0㎎/㎏)
  CO2=176.0/H2S=23.4(199.4㎎/㎏)      〔2008.10.21〕

 入浴履歴   初訪10.10.09
 評 価   ★★★★
 明礬温泉
ホテル さわやかハートピア明礬
        みょうばんおんせん ほてる さわやかはーとぴあみょうばん
岩風呂で利用されているのは、自家源泉である単純硫黄泉。

白い湯の華が多数舞う透明度20㎝ほどの白濁湯は少し熱めで、焦げ硫黄
臭がしっかり香り、つるりとした肌触りも楽しめる良泉でした。
訪問時に男湯となっていたのは、木
々に隠れるように最奥にひっそりと
建つ以前からの浴場で、防蟻剤の臭
いが漂う木造の湯小屋に入ると、右
手前には簡易な2段の棚に7個のプラ
スチック籠が納められ、その先に3
辺を大小の礫で縁取った幅1.9mほ
どの湯船が配されています。
この湯船に掛け流しで供
されているのは、敷地内
の地下100mで湧出して
いるという含土類・重曹
-石膏泉。
細粒の茶褐色の湯の華が
少量舞う無色透明の湯は、
微弱な成分臭とわずかに
苦味が感じられる程度で、
肌はつるっとするものの、
浴感としては少々物足り
なさが残りました。
浴室は石板張りで、左手前にスチームサウナ、左右両側に3
基ずつのシャワーカラン、奥には左側にジェット機能の付い
たタイル張り湯船が配されています。
まず利用させていただいたのは、
2階に設けられている男女別の大
浴場。

大きな暖簾の先に続く清掃が行き
届いた清潔な脱衣所には、正面の
左寄りに3基の洗面台が置かれ、
その前に3庫と9庫、さらに右手前
と右奥にも18庫と4庫の脱衣箱が
備えられていました。
『ホテル さわやかハートピア明礬』は、全長411m・地上高50mを測り、台間距離の235mは東洋一と謳われ
ている明礬大橋の手前側、別府温泉保養ランドの西隣に所在するホテルです。
2008年6月30日まで厚生事業団が運
営していた厚生年金ウェルハートピ
ア別府を㈱さわやか倶楽部が引き継
ぎ、同年7月1日から再スタートを切
りました。

橙黄色をした煉瓦調の鉄筋コンクリ
ート3階建て建物は、客室数全20室。
館内に入ると、ゆったりしたロビー
の右側にフロントがあり、立寄り入
浴をお願いします。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2292孔、湧出量は毎分87636ℓ(『平成29年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。

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なお、各種サイトを拝見すると、その後程なくして露天風呂を備えた新たな湯小屋がもう一つ完成し、現在
ではそちらが男湯として利用されているようです。
和風で落ち着きのあるとても評判の良い浴場で、ぜひとも再訪し、美しい白濁湯をじっくりと堪能したいと
思います。                                      〔12.04.07〕
明礬温泉らしいこの源泉
への入湯を果たせただけ
でも十分満足感を得るこ
とができましたが、受付
時、この岩風呂について
の説明は一切なく、大浴
場利用後に改めてこちら
から伺って初めて、新浴
場のことも含めて説明が
なされたという具合で、
フロントの対応には後味
の悪さが残りました。
さらに、この宿では、駐車場から
奥へ延びる遊歩道の先に独立湯小
屋の岩風呂も設けられています。

旧施設では宿泊客専用であったこ
の浴場は、その後、時間帯による
男女入替えで立寄り入浴も受け付
けていましたが、その手前にも新
たな岩風呂が設置され、2010年10
月1日から男女別の利用が可能と
なりました。
明礬温泉は、豊前の戦国大名 大友宗麟(1530~1587)が湯治場として
開発し、発展させた温泉地で、別府市街はもちろんのこと、別府湾か
ら高崎山まで見渡すことができる、別府八湯の中では最も高所となる
標高300~350mの伽藍岳中腹に立地しています。

江戸時代には、1664(寛文4)年に肥後国八代の浪人 渡邉五郎右衛門に
よって製造が始められた明礬の良質な採取地として知られ、藁葺きの
湯の花小屋を利用した明礬の採取方法は、2006年3月に国の重要無形
民俗文化財に指定されました。
湯の花小屋が建ち並ぶ地蔵湯前停留所に降り立つと、立ち込める温泉
ガスの蒸気とともに濃厚な硫黄臭に包まれ、八湯の中では最も往時の
風情を偲ばせてくれる温泉地として、観光客に人気を博しています。