住 所   大分県別府市明礬1組
  電 話   0977-66-0966
 営業時間   立寄り 平日 10:00~17:00 (硫黄泉のみ)
 入浴料   2名60分 1500円 (1名30分 500円)
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   硫黄泉
  泉 質   単純硫黄泉
 湧出量        ℓ/min
 泉 温   47.6  ℃
 pH   4.0
 成分総計   0.606 g/㎏
    Na=17.2/K=3.5/Ca=27.6/Mg=10.1/Al=16.5/Fe2=1.1/
  Fe3=0.8/Mn=0.5(77.3㎎/㎏)
  Cl=3.1/SO4=233.9(237㎎/㎏)
  H2SiO3=114.0/HBO2=0.1(114.1㎎/㎏)
  CO2=171.8/H2S=5.9(177.7㎎/㎏)
    
〔2004.12.08〕
 入浴履歴   初訪13.10.12
 評 価   ★★★★★★
 明礬温泉
旅 館 若 杉
                      みょうばんおんせん りょかん わかすぎ
湯船に満たさ
れているのは、
白い細粒の湯
の華が舞う透
明度20㎝ほど
の白濁湯。

適温のうっす
ら青味掛かっ
た美しい濁り
湯からは、し
っかりした焦
げ硫黄臭と少
酸味が感じら
れ、肌がきし
きししました。
石板張りの浴室は曇りガラス戸の入口から4段分下がった位置にあり、
板壁の基部には大小の自然石が石垣状に積み上げられています。

カランも設置されていない室内には、右奥寄りに1.5×1.4m強の木造り
の方形湯船が配され、右奥隅から延びる半割した丸太を利用した湯口か
ら自家源泉の単純硫黄泉がトロトロと注がれていました。
硫黄泉の浴場は、岡本屋売店の手前の信号交差点を西へ入るとすぐ右
側に所在する普通の民家のような木造2階建ての別館に入り、廊下を
奥へ進むと左手に設けられており、カーペットが敷かれた板壁の脱衣
所には、左に家庭用の洗面化粧台が設置され、右奥の浴室入口の横に
設えられた3段の棚には、4個のプラスチック籠が備えられていました。
明礬温泉は、豊前の戦国大名 大友宗麟(1530~1587)が湯治場として
開発し、発展させた温泉地で、別府市街はもちろんのこと、別府湾か
ら高崎山まで見渡すことができる、別府八湯の中では最も高所となる
標高300~350mの伽藍岳中腹に立地しています。

江戸時代には、1664(寛文4)年に肥後国八代の浪人 渡邉五郎右衛門に
よって製造が始められた明礬の良質な採取地として知られ、藁葺きの
湯の花小屋を利用した明礬の採取方法は、2006年3月に国の重要無形
民俗文化財に指定されました。
湯の花小屋が建ち並ぶ地蔵湯前停留所に降り立つと、立ち込める温泉
ガスの蒸気とともに濃厚な硫黄臭に包まれ、八湯の中では最も往時の
風情を偲ばせてくれる温泉地として、観光客に人気を博しています。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2292孔、湧出量は毎分87636ℓ(『平成29年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
『旅館 若杉』は、亀の井バスの明礬停留所が設置されている明礬温泉入口から国道500号を上ること約350
m、急坂を上り切るとカーブの曲がり際左手に所在する温泉旅館です。

トップページへ



大分県の温泉へ



周りの壁の岩に白色や黄緑色の析出物がこってりと付着した半地下の浴場は、湯治場の雰囲気が漂い、風情
たっぷり。
2度目の訪問で入湯を果たすことができた温泉自体も評判に違わない素晴らしいもので、満足感いっぱいで
浴場を後にしました。                                 〔14.11.04〕
国道から一段高くなった場所に立地する2階建ての本館と細い通りを
挟んで北側に建つ別館からなる客室数全3室の小規模な湯宿で、本館
の縦格子戸の玄関を入り、応対に出てこられた女将さんに立寄り入浴
をお願いすると、快く応じて下さいました。

この宿には本館の2階に単純泉2、別館1階に硫黄泉1という貸切利用の
浴場が3室あり、今回は明礬温泉の中でも一番濃厚と評判の硫黄泉を
利用させていただきました。
なお、立寄り入浴は午後6時まで可能ですが、当然のことながら宿泊
客優先となっており、実際、2013年2月に初めて訪れた時には、午後2
時前にもかかわらず入浴が叶いませんでした。