住 所   大分県別府市明礬6組
  電 話   0977-66-8166
 営業時間   10:00~21:00 / 家族湯 9:00~21:00
 入浴料   600円 (家族湯 1時間1500・2000円)
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   明礬 湯の里
  泉 質   単純酸性硫黄泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   64.4  ℃
 pH   2.3
 成分総計   0.864 g/㎏
    H=5.0/Sr=0.1/Na=13.2/K=6.9/Ca=11.3/Mg=3.7/
  Al=14.0/NH4=0.2/Fe2=4.0/Mn=0.1(58.5㎎/㎏)
  Cl=3.0/SO4=468.4/HSO4=78.2/S2O3=1.6/H2PO4=0.6
  (551.8㎎/㎏)
  H2SO4=1.0/H2SiO3=160.8(161.8㎎/㎏)
  CO2=86.2/H2S=5.6(91.8㎎/㎏)
     〔2015.03.24〕
 入浴履歴   初訪10.07.17
 評 価   ★★★★
 明礬温泉
明 礬 湯 の 里
                     みょうばんおんせん みょうばん ゆのさと
明礬温泉は、豊前の戦国大名 大友宗麟(1530~1587)が湯治場として
開発し、発展させた温泉地で、別府市街はもちろんのこと、別府湾か
ら高崎山まで見渡すことができる、別府八湯の中では最も高所となる
標高300~350mの伽藍岳中腹に立地しています。

江戸時代には、1664(寛文4)年に肥後国八代の浪人 渡邉五郎右衛門に
よって製造が始められた明礬の良質な採取地として知られ、藁葺きの
湯の花小屋を利用した明礬の採取方法は、2006年3月に国の重要無形
民俗文化財に指定されました。
湯の花小屋が建ち並ぶ地蔵湯前停留所に降り立つと、立ち込める温泉
ガスの蒸気とともに濃厚な硫黄臭に包まれ、八湯の中では最も往時の
風情を偲ばせてくれる温泉地として、観光客に人気を博しています。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
各湯船に掛け流しで供されているのは、自然湧出しているという独自
源泉。
加水によって湯温調整されている湯は、露天では美しい淡い青磁色。
湯面からは、ほんのり明礬臭が加わった茹で玉子のような硫黄臭が香
り立ち、やや強い酸味も感じられました。


訪れた日は生憎の空模様でガスがかかり、晴天の日には鶴見岳はおろ
か別府湾から高崎山まで見渡すことができるという自慢の眺望を楽し
むことは叶いませんでしたが、その分入浴客は少なめで、いかにも明
礬温泉らしい濁り湯を存分に満喫することができました。
                          〔11.12.03〕
脱衣小屋の向かい側が
平石張りの内湯で、右
奥には1.9×1.7mほど
の木造りの湯船が設け
られ、白濁半透明の湯
が満たされていました。

さらに2つの小屋の間
を抜けた露天には、左
の塀に沿って12基のシ
ャワーカランが並び、
右の仕切り壁に寄せて
巨岩で組まれた岩風呂
が配されています。
坂を上り切ったところに、掘立小
屋のような受付があり、そこで入
浴料を支払い、その奥にある男女
別の浴場へ向かいます。

案内表示にしたがって板塀の中に
入ると2つの木造小屋があり、その
うちの左側が、48庫の鍵付きロッ
カーと3段の棚に15個のプラスチッ
ク籠を備えた脱衣所となっていま
す。
『明礬 湯の里』は、地蔵湯前停留所から国道500号を210mほど上って
いくと左手に所在する、株式会社脇屋商会という薬用湯の花の製造直売
所が運営している日帰り入浴施設です。

いつも大勢の観光客で賑わっている敷地内には、手前右手に売店やレス
トランが入った白壁3階建ての本館、温泉の噴気で蒸した玉子やとうも
ろこし、ソフトクリームなどが味わえる「湯庵」、和雑貨を扱う「とも
ゑや」、その奥に重要無形民俗文化財に指定されている湯の花小屋やそ
れを模した家族湯4棟などがあり、さらに本館から130mほど上った標高
350mの山の中腹には、今回利用させていただいた大露天岩風呂が設け
られています。

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