住 所   鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4385
  電 話   0995-77-2337
 営業時間   立寄り 8:00~20:00
        (休=月・水・金 8:00~11:30)
 入浴料   300円 (露天 500円・家族風呂 1時間1000円)
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり,塩素系薬剤 使用)
   
 源 泉 名   妙見24号
  泉 質   ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   55.4  ℃
 pH   6.5
 成分総計   2.580 g/㎏
    Sr=0.2/Na=297.4/K=32.7/Ca=139.8/Mg=62.0/Al=0.2/
  NH4=0.6/Fe2=1.8(534.7㎎/㎏)
  Br=0.3/Cl=143.6/SO4=92.7/HCO3=1348/H2PO4=0.1
  (1585㎎/㎏)
  H2SiO3=237.8/HBO2=16.1(253.9㎎/㎏)
  CO2=206.7/H2S=<0.1(206.7㎎/㎏)
   
〔2008.11.21〕
 入浴履歴   初訪13.07.11 泊
 評 価   ★★★★
 妙見温泉
素泊まりの宿 きらく温泉
              みょうけんおんせん すどまりのやど きらくおんせん
淡く緑褐色に濁った湯は適温で、浴槽内では成分臭がほんのり香る程度
ですが、湯口では金気臭がはっきりと感じられました。

各湯船に供されているのは含土類-重曹泉。
泉温が55℃超の高温のために加水され、塩素系薬剤も使用されていると
のことでしたが、その影響はほとんど感じられず、本来の個性を十分体
感することができる良泉でした。
手前にはアクリル波板で屋根を葺い
た木造りの簡素な脱衣小屋が付設さ
れ、中には鉤状の2段棚にプラスチ
ック籠が備えられていました。

その奥には自然の森をバックに大小
の岩で縁取った長楕円の湯船が設え
られ、一番奥から源泉が静かに流れ
込んでいました。
この宿自慢の露天風呂は、翌朝6
時に早起きし、朝湯として利用。

浴場は、新館から旧館へ移る手前
を右に折れ、スロープと14段の階
段を上った裏山にあり、右側が男
湯、左が女湯に分かれています。
家族風呂は、新館の2階、202号室
の斜め向かいにあります。

脱衣所には緑色のカーペットが敷
かれ、ベンチの上にプラスチック
籠2個が置かれているだけですが、
その右横にはマッサージチェアが
設置されていました。
ガラス扉から薄暗い横長長方形の浴室へ入ると、油臭がほん
のりと鼻腔をくすぐり、いやが上にも期待が高まります。

モルタルの床には砥粉色の析出物がこってりと付着し、左壁
に細長い掛け湯槽、右側に幅7mほどの長楕円を4分割したよ
うな形をした湯船、その奥に打たせ湯がそれぞれ配され、モ
ルタルの湯船は右2/3、左1/3ほどの2槽に仕切られていまし
た。
湯加減は湯口のある右側が熱め、左が少し熱めで、緑褐色半
透明の湯からは弱い金気臭味と少炭酸味が感じられ、湯口で
はゴムっぽい匂いも感知できました。
妙見温泉は、鹿児島空港から国道504号と県道隼人加治木線(56号)・国道223号を経由して約10㎞、国見岳の
南麓に発し、鹿児島湾に向かって南流する天降(あもり)川の両岸に超高級旅館から素泊まりの湯治宿までバ
ラエティ豊かな11軒の宿泊施設が点在する、緑に囲まれた落ち着きのある山峡の温泉地です。

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鹿児島県の温泉へ



リーズナブルに宿泊できるだけでなく、個性的な温泉を内湯のみならず開放的な露天風呂や家族風呂でも堪
能することができ、これからも機会があれば鹿児島湯めぐりの拠点として利用したいと思います。
                                           〔14.06.09〕
女性露天風呂
小ぢんまりした浴室には、正面右寄りに温冷カラン3基、ガ
ラス窓のある左に3辺の壁を自然石で飾った2.2m弱×1.25m
ほどのモルタル造りの湯船が配され、湯船の縁やモルタルの
床には、内湯と同じように析出物がしっかり付着しています。

左奥の岩湯口からドバドバと掛け流されている源泉は、湯船
が小振りな分だけ鮮度が抜群で、灰褐色薄濁りの適温の湯か
らは金気臭がプンプン香り、少炭酸味と鉄錆味が感じられま
した。
“うたせ大浴場”と名付けられた内
湯は、新館の2階から右手に進んで
旧館へ移り、19段の階段を下りた1
階にあり、階段下左手前が女湯、右
側が男湯となっています。

脱衣所は板張りで、左手前にプラス
チック籠を納めた4段棚、左奥に12
庫の脱衣箱が置かれ、その間と正面
のガラス窓の前にベンチが備えられ
ていました。
鹿児島県を初めて訪れた初日、到
着が夕刻になるということで、エ
アコンが完備された新館の205号
室(和室6畳)を素泊まり利用させ
ていただきました(1泊 3230円)。

この宿には男女別の内湯と露天風
呂、貸切家族風呂があり、それぞ
れ入浴料は異なりますが、いずれ
も立寄りで入湯することができま
す。
『素泊まりの宿 きらく温泉』は、
温泉街のほぼ中心、天降川の右岸に
沿って南北に延びる国道223号に面
してその西側に所在する湯宿です。

炊事場や無料洗濯機も備えられ、観
光のほかビジネスや湯治にも利用可
能な素泊まり専用の宿で、1983年に
建てられた鉄筋コンクリート造り3
階建ての新館と南接する旧館からな
り、客室は全29室を数えます。
769(神護景雲3)年、宇佐八幡宮信託事件に関わって当地へ配流された
和気清麻呂(733~799)が入浴したと伝えられ、1895(明治28)年に妙見
神社跡から湯が湧き出し、その名が付けられた温泉で、すべての宿が
自家源泉を所有し、いずれも完全放流式で利用されているとのことで
す。

天降川の清流に沿って点在する塩浸・ラムネ・日の出・新川渓谷・安
楽・日当山などの各温泉地とともに「新川渓谷温泉郷」と総称され、
1967年10月には、“隼人・新川渓谷温泉郷”として国民保養温泉地に
指定されています。