住 所   鹿児島県霧島市牧園町下中津川
  電 話   
 営業時間   日の出~日没
 入浴料   寸志
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   
  泉 質   
 湧出量       ℓ/min
 泉 温       ℃
 pH   
 成分総計        g/㎏
    
  
  
  
  
  

 入浴履歴   初訪14.07.20
 評 価   ★★★★
 妙見温泉
和 気 湯
                              みょうけんおんせん わけゆ
妙見温泉は、鹿児島空港から国道504号と県道隼人加治木線(56号)・国道223号を経由して約10㎞、国見岳の
南麓に発し、鹿児島湾に向かって南流する天降(あもり)川の両岸に超高級旅館から素泊まりの湯治宿までバ
ラエティ豊かな11軒の宿泊施設が点在する、緑に囲まれた落ち着きのある山峡の温泉地です。

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湯船に浸かった途端に
巻き上がる藻に包まれ
ながらの湯浴みは決し
て快適とは言えません
が、“日本最古の露天
風呂”と謳われている
足元湧出泉に入湯を果
たし、とても満足しま
した。  〔15.08.01〕
石造りの湯船は2.0×1.1m強の大きさの2つの浴槽に仕切られ、底か
ら源泉がプクプクと自噴しています。
光線の具合によっては淡い灰青色に見える灰褐色の半透明湯はぬるめ
で、湯面からは石鹸のような匂いが香り立っていました。
妙見温泉観光協会(現 妙見温泉振興
会)によって整備された駐車場に車
を停め、犬飼の滝への遊歩道を100
m余り歩いていくと、右横を流下す
る中津川の河岸から2段ほど下がっ
たところに周りをコンクリートで固
めた湯船が設けられており、手前に
は緑色に塗られた寸志箱が設置され
ていました。
上記のようにこの地へ流罪となった和気清麻呂が入湯し、1866(慶長
2)年の旧暦3月、坂本龍馬がいわゆる“日本最初の新婚旅行”で妻の
龍とともに犬飼の滝へ立ち寄った際に浸かったとされる歴史のある温
泉ですが、妙見温泉観光協会の公式サイトでは、平成24年現在の状況
として「河川増水により浴槽横の体積土砂が流出し、温泉がわき出る
“湯筋”が変わってしまったようです。そのため、浴槽内の湧出量が
減少し、新鮮なお湯がたまらなくなっているため湯温も低く(入浴施
設ではありませんが)、入浴には適していない状況です。」と紹介さ
れています。
『和気湯』は、国道223号から天降
川に架かる妙見大橋を渡って北北東
方向へ約1.3㎞、第10代薩摩藩主 島
津斉興の命によって1843(天保14)年
に纏められた『三国名勝図会』に紹
介され、2000年に南日本新聞が“21
世紀に残したいふるさと 鹿児島の
景観”をテーマに選定した「新かご
しま百景」で第1位となった犬飼の
滝への遊歩道の途中に所在する、所
有者のご好意で開放されている自家
用の露天風呂です。
769(神護景雲3)年、宇佐八幡宮信託事件に関わって当地へ配流された
和気清麻呂(733~799)が入浴したと伝えられ、1895(明治28)年に妙見
神社跡から湯が湧き出し、その名が付けられた温泉で、すべての宿が
自家源泉を所有し、いずれも完全放流式で利用されているとのことで
す。

天降川の清流に沿って点在する塩浸・ラムネ・日の出・新川渓谷・安
楽・日当山などの各温泉地とともに“新川渓谷温泉郷”と総称され、
1967年10月には、「隼人・新川渓谷温泉郷」として国民保養温泉地に
指定されています。