住 所   長野県松本市安曇鈴蘭4309
  電 話   
 営業時間   24時間 (21:00消灯,冬期閉鎖)
 入浴料   無料
温泉利用状況   完全放流式 (加温あり)
   
 源 泉 名   湯川温泉
  泉 質   単純硫黄泉
 湧出量   1500 ℓ/min
 泉 温   46.4  ℃
 pH   3.12
 成分総計   1.244 g/㎏
    H=0.6/Li=0.07/Sr=0.05/Na=65.4/K=20.0/Ca=62.7/
  Mg=19.8/Al=4.5/NH4=0.3/Fe2=0.5/Zn=0.02/Ba=痕跡/
  Mn=3.0(176.94㎎/㎏)
  F=0.7/Br=0.05/Cl=76.7/SO4=353.8/HS=痕跡
  (431.25㎎/㎏)
  H2Si03=183.0/HBO2=6.3(189.3㎎/㎏)
  CO2=365.6/H2S=77.9(443.5㎎/㎏)
    
〔2005.05.12〕
 入浴履歴   初訪09.07.19,最終09.0815(2回目)
 評 価   ★★★★
 乗鞍高原温泉
せせらぎの湯
                    のりくらこうげんおんせん せせらぎのゆ
湯小屋は、その語がぴったりな小ぢんまりした木造り。
右左で男女別に分かれた浴場は、プラスチック籠が置かれた2段の棚の
脱衣所とその奥に木造の湯船が設置されているだけの簡素な造りです。

湯船自体も、同時に3名浸かれば窮屈となる1.45×1.2mほどの小さなも
ので、奥にある丸太を利用して作られた湯口からは、少しぬるめの湯が
トボトボと注がれています。
それに対して湯船内の湯温は高く
感じられ、どうやら女湯との境で
加温されているようです。
湯船を満たした白濁湯からは芳ば
しい焦げ硫黄臭が香り、少酸味が
感じられました。

残念ながら、男湯からは身を乗り
出さなければわさび沢を目にする
ことはできないものの、勢いよく
流下するせせらぎの瀬音をBGM
にしながらの湯浴みは、とても爽
快でした。
乗鞍高原温泉(のりくら温泉)は、乗鞍高原で歴史が一番古く、最も多
くの施設で利用されている温泉です。
戦前に湯の華の採取が盛んに行われていた乗鞍岳中腹の湯河原で湧く
自噴泉で、戦後になって引湯の計画が持ち上がったものの、7.6㎞の
距離と544mの高低差という地理的な障壁に、豪雪地という自然条件
も重なって実現せず。
30年経った1976年、3億円の巨費を投じてようやく鈴蘭地区への引湯
に成功し、2年後には番所地区周辺まで延長されました。

なお、乗鞍高原では、その後、すずらん温泉・わさび沢温泉・安曇乗
鞍温泉という3源泉が順次開発され、現在ではこれらを合わせて“の
りくら温泉郷”と総称しています。
乗鞍高原は、北アルプス南端の乗鞍岳(標高3026m)の東側に広がる豊かな自然に恵まれた標高1100~1800m
の山麓高原で、夏季は避暑を兼ねたハイキングや登山、冬はスキーやスノースポーツといった具合に、年間
を通じて多くの観光客で賑わっています。

国道158号の前川渡交差点を起点として西へ延びる県道乗鞍岳線(84号)に沿って、下から大野川・中平・宮
ノ原・位沢・番所・千石平・楢ノ木・鈴蘭という地区があり、乗鞍高原観光センターがある鈴蘭地区を中心
に民宿・ペンション・ロッジなど100軒以上の宿泊施設が点在しています。

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高原の冷気は火照った身体をすぐに冷ましてくれるため、利用者が少なければ、結構長湯も楽しむことがで
きます。
いつまでもこのような形で開放していただけるよう、マナーには十分気をつけて利用していただきたいと感
じました。                                      〔11.03.12〕
『せせらぎの湯』は、観光センターの200mほど手前、松本電鉄バスのコロナ
連絡所前という停留所の向かいの砂利道を60mほど下っていくと、わさび沢の
河畔にポツンと所在している乗鞍温泉供給会社が管理する半露天風呂です。
日帰り入浴施設「ゆけむり館」の開業(1990年)とともに一旦閉鎖されましたが、
1998年11月に建て替えられ、冬期と清掃時を除き無料開放されています。

砂利道を少し下ると、右手に注意事項を記した小さな説明板が設置されていま
すが、県道沿いでは案内が一切なされていないため、浴場の存在を知らなけれ
ば辿り着くのは困難でしょう。
なお、停留所前には数台の車を駐車できる余地はあるものの、説明板には駐車
禁止であることが明記されており、浴場利用者はぜひともルールを守ってほし
いと思います。