住 所   長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8734
  電 話   0269-85-3700
 営業時間   10:00~20:00 (休=木,祝は翌日休)
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   竹伸し・御嶽・大欅 混合泉(内湯・露天) /
  真湯1・2・3号 混合泉(露天)
  泉 質   単純硫黄泉
 湧出量        ℓ/min
 泉 温   71.6 / 45.4  ℃
 pH   8.7 / 8.0
 成分総計   0.869 / 0.602 g/㎏
    Na=188.9/K=7.5/Ca=54.7/Al=0.5/NH4=0.9(252.5㎎/㎏)
  F=0.9/Br=0.2/Cl=79.2/SO4=377.0/HCO3=21.6/
  CO3=19.8/HS=12.3(511.0㎎/㎏)
  H2SiO3=98.7/HBO2=6.3(105.0㎎/㎏)
  H2S=0.3(0.3㎎/㎏)
            〔2008.09.29〕


  Na=137.9/K=4.7/Ca=27.4/Al=0.5/NH4=1.0(172.2㎎/㎏)
  F=0.6/Cl=73.7/SO4=186.9/HCO3=80.8/HS=2.0
  (344.0㎎/㎏)
  H2SiO3=72.7/HBO2=5.7(78.4㎎/㎏)
  CO2=6.9/H2S=0.2(7.1㎎/㎏) 
     〔2008.09.29〕

 入浴履歴   初訪12.05.03,最終14.11.22(2回目)
 評 価   ★★★★
 野沢温泉
麻釜温泉公園 ふるさとの湯
            のざわおんせん おがまおんせんこうえん ふるさとのゆ
野沢温泉は、上信越自動車道の豊田飯山I.Cから国道117号と県道飯山野沢温泉線(38号)経由で20㎞余り、毛
無山(1650m)の西麓に旅館・ホテル・民宿など200軒以上の宿泊施設が集まる、“温泉大国”信州を代表す
る温泉地です。

開湯については、聖武天皇の時代(724~748)にこの地を訪れた行基が発見したとされていますが、そのほか
にも、修行をしていた山伏が見つけた、あるいは、手負いの熊が傷を負った手を湧出口に浸しているのを猟
師が見つけ発見した、という説も伝わっています。
さらに、この浴場には片流れの屋根が掛かる平石張りの半露天風呂も付
設されており、ガラス戸を出たすぐ右手に3辺に大小の岩を並べた幅4.5
m、奥行き2.9mほどの五角形の湯船が設えられています。
晩秋の朝一番、湯気が立ち上る浴
室は石板張りで、左側にはパーテ
ーションで仕切られた3基ずつ3列
のシャワーカランが設置され、右
には手前に2.8×1.8mほどのあつ
湯槽(43~45℃)、その奥に3.45×
2.2m弱のぬる湯槽(41~42℃)の2
槽の湯船が配され、両者は中で繋
がり、あつ湯からぬる湯槽へ湯が
流れ込むようになっています。
男湯は左側。

浴場は脱衣所と浴室が別々となった
分離型で、床に籐タイルを張った脱
衣所には、左に4基の洗面ボウルが
並び、正面には左端に21庫の貴重品
ロッカー、その右に同数の脱衣箱、
右端にはベビーベッドがそれぞれ備
えられていました。

トップページへ



長野県の温泉へ



鎌倉時代には「犬養御湯」と呼ばれ、承久の乱(1221年)で佐渡へ配流と
なった順徳天皇により、名取御湯(宮城県 秋保温泉)・信濃御湯(長野県
別所温泉)とともに『三御湯』に選定されています(犬養御湯ではなく、
三函御湯=福島県 いわき湯本温泉の説もあり)。
1272(文永9)年には、湯山村という名で歴史に登場しています。

江戸時代には、1639(寛永16)年に藩主となり、飯山藩の基礎を固めた松
平忠倶によって御殿湯が置かれ、合わせて浴場や宿を湯治場として整備
し、広く一般にも開放したことから、多くの民衆がこの山里を湯治に訪
れるようになり、明治初期には3年間で2万人以上を数えるほどになりま
した。
野沢温泉村では38か所の泉源が知られ、古くは「釜潭」(熱湯がたぎ
る縁)と呼ばれた“麻釜”(おがま)では、地元住民が野沢菜や卵など
を茹でるのに利用しています。

また、村内には御殿湯であった大湯をはじめ13か所の共同浴場(外湯)
が点在しており、江戸時代から湯仲間という制度によって守り続けら
れてきました。
現在でも、この株仲間が当番制で清掃や管理に当たり、宿泊客はもち
ろんのこと、日帰りの観光客も寸志で入浴することができます。

他の外湯のように激熱に苦悶することなく2種類の源泉を掛け流しで堪能することができる、観光客にも人
気上々の新施設です。                                〔14.11.27〕
右奥の湯口から掛け流さ
れているのは、真湯源泉
に麻釜源泉を加えた単純
硫黄泉。

少しぬるめ寄りの適温と
なった深さ約70㎝の底が
かろうじて見える青味を
帯びた美しい白濁湯から
は、内湯より濃厚な焦げ
硫黄臭が香り立ち、湯の
中では白色を主に黒色も
交えた糸屑のような湯の
華が多量に舞っていまし
た。
この内湯で利用
されているのは、
麻釜の竹伸し釜
に2源泉を加え
た単純硫黄泉。

しっとりした肌
触りのほぼ無色
透明の湯からは、
弱めながらも焦
げ硫黄臭が香り、
湯口の源泉を口
に含んでみると
玉子味も感知さ
れました。
通りから40m余り入った先に建て
られた浴舎は、最上層に竪格子の
湯気抜きが巡らされた3層の屋根
が重なる堂々とした湯屋建築で、
立派な唐破風屋根が載った入口を
入るとすぐ右手に受付があり、入
浴料を支払って向かいの下足箱に
履物を納め、正面に設置されてい
るテレビを挟んで左右に分かれた
岡本太郎デザインの暖簾が掛かる
浴場入口へ歩を進めます。
『麻釜温泉公園 ふるさとの湯』は、
観光名所にもなっている麻釜へ向か
って麻釜通りを120mほど上った左
手、「温泉健康館 のざわ」の跡地
に当温泉14番目の外湯として2011年
12月15日に開設された日帰り入浴施
設です。