住 所   北海道帯広市東3条南14丁目19-1
  電 話   0155-24-1933
 営業時間   13:00~23:00 / 朝湯 日曜6:00~10:00
                   (休=元旦)
 入浴料   公衆浴場入浴料金
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   ピリカイコロユ アサヒ湯
  泉 質   単純温泉(アルカリ性)
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   40.2  ℃
 pH   8.6
 成分総計   0.505  g/㎏
    Na=134.1/K=2.1/Ca=1.6/Mg=0.8/NH4=0.6/Fe2=0.2/
  Mn=0.2(139.6mg/kg)
  F=0.5/Cl=47.4/SO4=1.9/HCO3=235.8/CO3=25.2/
  HS=0.4/HPO4=0.4(311.6mg/kg)
  H2SiO3=45.4/HBO2=3.1(48.5mg/kg)   〔2007.06.28〕
 入浴履歴   初訪17.07.15
 評 価   ★★★★★★★
 
天然温泉 アサヒ湯
                               てんねんおんせん あさひゆ

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1㎏中に4.2gの腐植質を含んだ烏龍茶のような美しい色合い
の透明湯は適温で、湯面からは芳醇なモール臭とともに茹で
玉子のような硫黄臭がはっきり香り、湯船に浸かると程なく
して身体中にびっしり気泡が付き、肌がつるつるしました。


続々と訪れる常連客に配慮して長湯は差し控えましたが、泉
源から貯湯槽を経ずに投入されているという鮮度抜群の源泉
は評判以上の素晴らしさで、大感激の初入湯となりました。
                      〔18.02.16〕
浴室は石板張りで、左壁には6基のシャワー付きカランが並
び、右手の仕切り壁の前に紅御影石で縁取った2.1×1.6mほ
どのタイル張りの主浴槽と小さな水風呂が配され、正面奥左
寄りには小振りなサウナも付設されています。

主浴槽には手前と左辺側に高さの異なる段が設えられ、その
側面に設けられたヤツメウナギのような湯口からアイヌ語で
“美しい宝の湯”を表す「ピリカイコロユ」という名が付さ
れた独自源泉のアルカリ性単純温泉がたっぷりと掛け流され
ていました。
浴場は番台を挟んで左右に分かれ、左側が男湯。

全体的に小ぢんまりした造りで、浴室との間が透明のガラス戸で仕切ら
れた脱衣所には、右側に大きな鏡を備えたボウル1基の洗面台、対する
左に一つずつ仕切られ、各段3個の角籠を載せた3段棚と鍵付きロッカー
6庫が前後に置かれていました。
住宅街の一画に建つベージュ
と枯茶色にまとめられたシッ
クな建物は木造2階建てで、2
階の外壁の上端にはレトロな
看板が掲げられています。

暖簾を潜ってガラス戸を開け
ると正面に小さなカウンター
の番台があり、左手前に設置
されている券売機で入浴券を
購入し、番台の女性へ手渡し
ます。
『天然温泉 アサヒ湯』は、JR根室本線帯広駅の北口から南十一丁目
通りを260m東進して大通南12交差点を右へ折れ、大通りと呼ばれる国
道236号を390m足らず南下して大通南14交差点を左折し、東へ350mほ
ど向かうと左手に所在する公衆浴場です。

温泉通がこぞって絶賛する名泉ということで、帯広に到着したその夜に
早速足を運びましたが、探し当てることができず、翌日の夕方に訪問し
ました。
1951年に創業され、1981年12月に地下1200mで温泉を掘削し、翌年衣替
えした温泉銭湯で、2007年3月14日、経営者の病気療養のために惜しま
れつつ廃業となりましたが、この浴場の客でもあった現オーナーが後を
引き継ぎ、同年8月6日にリニューアルオープンしました。
十勝平野のほぼ中央に位置し、十勝地方の中心都市である帯広市は、2004年に「北海道遺産」に選定された
植物起源の有機成分(腐植質)が溶け込んだモール泉が湧出することでも知られ、十勝川の右岸に形成された
碁盤目状の市街地に温泉銭湯や温泉付きのホテルが数多く点在しています。