住 所   大分県別府市小倉4組
  電 話   0977-21-8080
 営業時間   立寄り 12:00~20:00(平日・休前日)
 入浴料   400円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   神丘温泉 豊山荘
  泉 質   含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   97.9  ℃
 pH   9.0
 成分総計   1.032 g/㎏
    Li=0.4/Na=227.0/K=14.1/Ca=1.1/Al=0.4/NH4=0.3
  (243.3㎎/㎏)
  F=1.2/Cl=13.3/SO4=272.0/HCO3=164.0/CO3=57.0/
  OH=0.2/HS=5.6(513.3㎎/㎏)
  HAsO2=0.1/H2SiO3=274.0/HBO2=1.8(275.9㎎/㎏)
                     〔2012.09.20〕
 入浴履歴   初訪10.02.13
 評 価   ★★★★★★
 
神丘温泉 豊山荘
                         かみおかおんせん ほうざんそう
小さな湯気抜きを載せた切妻造り平
屋建ての浴舎は、手前右手が女、奥
が男湯に分かれており、奥に長いカ
ーペット敷きの脱衣所には、角材を
組んで設えた2段の棚にプラスチッ
ク籠が4個ずつ備えられていました。

壁面の腰下以下が平石張りとなった
浴室には、左手前に3基のシャワー
カランが並び、右奥に寄せて5.6×
1.8mほどの長方形の湯船が配され
ています。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2292孔、湧出量は毎分87636ℓ(『平成29年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。
腰湯ができるよう鉤形に設けられた一段浅い部分と側面を美しい天草陶
石で仕上げた板張りの湯船には、奥のパイプ湯口から地下170mから掘
削自噴している自家源泉がトボトボと掛け流されています。

湯船を満たした透明湯では微弱となっていますが、湯口の湯からは、茹
で玉子のような芳ばしい硫黄臭味がはっきりと感じられました。
『いやしの湯 豊山荘』は、国道500号線の坊主地獄先交差点から県道別府一の宮線(11号)で南西方向へ約200
m、真っ白な噴気が立ち上る信号交差点に面して所在する1965年創業の温泉旅館です。
小倉薬師温泉丘の湯へ向かう道路を挟んで右側に本館、左に別館があ
り、2001年に改築されたという2階建ての本館は、外壁が黄蘗色で仕
上げられ、和風旅館らしい落ち着きが感じられます。
館内へ入ると右手に帳場があり、そこで立寄り入浴を申し出。浴場は
別棟となっており、正面にある扉から一旦外に出て階段を下り、本館
の左手に向かうようになっていました。

なお、利用させていただいた大浴場以外にも、貸切の露天風呂・家族
湯各2か所のほか、別府では初となる温泉内湯付きの貸切岩盤浴室も
備えられ、本館・別館合わせて11室を数える客室のうち、本館の5室
にはすべて露天風呂が付設されているとのことです。
小倉地区は、鉄輪温泉から九州横断道路で南西方向へ約1㎞、春木川沿いに数軒の宿泊施設と共同浴場が点
在する別府市街を一望できる高台の住宅地で、鉄輪温泉と明礬温泉のほぼ中間に位置していることから、横
断道路から山側は明礬、海側は鉄輪エリアに含まれることがあります。
何よりも驚かされたのはその肌触り。
ぷかぷかとザボンが浮かび、淡褐色半透明の細粒の湯の華が
舞う湯に浸かるとたちまち肌がつるつるして、“別府一、二
のつるつる”という噂が偽りでないことを、身をもって確か
めることができました。

泉温が100℃近い激熱の高温泉であることから注入量を絞ら
ざるを得ず、湯の鮮度次第では異なる印象を受ける可能性も
否定できませんが、朝一番に訪れた今回は、名湯とも評され
る存在感のある湯を良好なコンディションで満喫することが
でき、とても満足しました。
             〔11.10.16,18.01.28 記事補訂〕

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