住 所   大分県別府市小倉4組-2
  電 話   0977-21-2425
 営業時間   2012.07.31 閉鎖
 入浴料   100円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   神丘温泉
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温        ℃
 pH   
 成分総計        g/㎏
 





 入浴履歴   初訪08.08.22,最終11.03.19(2回目)
 評 価   ★★★★★★
 
神 丘 温 泉
                                  かみおかおんせん
一方、普通湯もコンクリート造りの浴室で、やはり壁の上半や天井には
アオカビが浮いています。

左手の仕切り壁に寄せて1.7m四方の木造湯船が配され、奥側側面の中
央やや右寄りから、隣の丘の湯とともに原爆症に特効があると分析され
ている単純温泉が静かに掛け流されていました。
木造の湯船に張られた鉱泥湯は、乳酸菌飲料のヤクルトを少
し白っぽくしたような色合いで、時折、ボコボコッと気泡が
立ち上がっていました。
鉱泥湯に浸かって十分温まったら、湯船から上がって簀子の
上で身体を乾かし、身体が冷めてきたらまた浸かるというの
がこの泥湯の入浴方法らしく、身体の具合の悪い箇所は乾き
が遅いとのことでした。

初体験となったクリーミーな湯は適温で、鉱物のような独特
の匂いが香り、湯に浸かっていると肌がスベスベになりまし
た。
期待以上の素晴らしい浸かり心地で、ずっと入り続けていた
かったのが正直な気持ちでしたが、湯あたりしやすいため、
上記を3度ほど繰り返すのが適当とのこと。
貸切利用していたこともあり、後ろ髪を引かれる思いで普通
湯に戻りました。
『神丘温泉』は、大分自動車道の別府I.Cから九州横断道路の一部に
なっている県道別府一の宮線(11号)で北上し、坊主地獄先交差点より
一つ南の信号交差点を斜め右へ50mほど入っていくと、あちこちで立
ち上る湯けむりに囲まれるように左手に所在する民営の共同浴場で、
10m先には区営の共同湯である小倉薬師温泉丘の湯が隣接しています。

駄菓子屋も営んでいる四角いコンクリート造りの建物は、灰色の外壁
が剥げ落ちるなど老朽化がかなり進行しており、入口の庇に「泥湯出
入口」と記されていなければ、浴場とは気付かないかもしれません。
庇の文字のとおり、かつては男女別の普通湯と泥湯の2種類の浴場が
あり、共同浴場としての側面と湯治場的側面を合わせ持っていました
が、泥湯の方は泥が枯渇し、残念なことに2008年12月に廃止されてし
まいました。

初めて訪れた時は、泥湯のインパクトが強すぎて熱いという印象しか残っていませんでしたが、改めて訪れ
てみると、こちらの湯もなかなかの良泉です。
塵のような白い湯の華が舞うほぼ無色透明の湯は、不思議なことに今回はぬるめ。匂いはほとんどなく、少
し甘味を感じる程度ですが、浴感は柔らかく、肌がとてもつるつるしました。


NHKの「ふだん着の温泉」でも紹介された、80歳近い老夫婦が守り続ける鄙び湯。いつまでもお元気で、
少しでも長く続けていってほしいと思います。                      〔11.06.30〕
まずは、通路の突き当たりの扉の先にあった泥湯から。
お店にいたおじさんのご教示によれば、まず普通湯で掛け湯をした後
に下半身だけ浸かり、温まってから泥湯に向かうようにとのこと。
ただし、女性の場合は普通湯との間にやや距離があり、途中、通路で
男性と鉢合わせという場面に出くわす可能性があるため、移動の際に
は俊敏さが必要でした。

アオカビによって壁や天井がうっすらと緑色に変色したコンクリート
造りの浴室は、意外とゆったりとした広さで、泥湯は右奥に設けられ、
左横には上に格子枠が嵌められた洗い湯槽が付設されていました。
なお、浴室の手前側には“男湯”と記された湯船が存在していました
が、訪問時にはすでに使用されておらず、奥の“女湯”の方を交替で
利用するようになっていました。

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店内は駄菓子のほかにも雑貨などがゴチャゴチャ雑然と置かれ、子供
のころにタイムスリップしたような懐かしい雰囲気がします。
奥の番台にはおばあさんが座っていて、常連客と思われるおじさんと
歓談中。お話中ですが、入浴をお願いします。

浴場は、店に入ってすぐ左手にある入口の先。
入口の正面が女湯、そこから右へ延びる細い通路を進んだ左手が男湯と
なっており、驚いたことに、女湯の入口から丸見えのプラスチック籠が
並んだ通路そのものが男湯の脱衣スペースとなっていました。
小倉地区は、鉄輪温泉から九州横断道路で南西方向へ約1㎞、春木川沿いに数軒の宿泊施設と共同浴場が点在
する別府市街を一望できる高台の住宅地で、鉄輪温泉と明礬温泉のほぼ中間に位置していることから、横断
道路から山側は明礬、海側は鉄輪エリアに含まれることがあります。
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。