住 所   大分県別府市小倉4組-2
  電 話   
 営業時間   6:00~22:00
 入浴料   100円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   丘の湯温泉
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   71.0  ℃
 pH   7.0
 成分総計   0.312  g/㎏
    Sr=0.1/Na=24.8/Ca=24.6/Mg=9.0/NH4=4.3(62.8mg/kg)
  Cl=6.7/SO4=74.7/HCO3=83.1/NO3=10.1/HS=0.1/
  HPO4=0.2(174.8mg/kg)
  H2SiO3=73.9(73.9mg/kg)
  CO2=0.9/H2S=0.1(1.0mg/kg)       〔2012.05.24〕

 入浴履歴   初訪08.08.22,最終13.02.09(2回目)
 評 価   ★★★★
 
小倉薬師温泉 丘の湯
                          おぐらやくしおんせん おかのゆ
別府温泉郷は、伽藍岳(硫黄山・1045.3m)と鶴見岳(1374.5m)という2つの活火山の東麓に湧く、わが国を
代表する温泉地です。

温泉郷内には、“別府八湯”と総称される別府・亀川・柴石・鉄輪・明礬・堀田・観海寺・浜脇という個性
豊かな8か所の温泉地が点在し、掲示用新泉質名として大別される10の泉質のうち、7種類の湯を楽しむこと
ができます。
泉源の数は別府市内で2288孔、湧出量は毎分87550ℓ(『平成30年度 東部保健所報』より)を数え、“泉都”
の名に相応しい日本一の豊富な湯量を誇っています。

湯船には右奥のパイプ湯口から源泉が注がれ、同時に湧水が
加えられているため、ややぬるめとなっていました。
地下261mで自噴する噴
気を引き込んで造成され
ている独自源泉は、泉温
が70℃を超す単純温泉。

1957年に原爆症に効能が
あると報じられて著名と
なった無色透明の湯から
は、芳ばしい硫黄臭が仄
かに香り、とても好感し
ました。
上半が板張り、下半がコンクリート壁となった浴場は、別府
八湯の共同浴場では通有の脱衣所・浴室一体型。
外壁に掲げられた由来書には300年の歴史を有することが紹介されて
いるものの、湯気抜きを載せた瓦葺き切妻造りの白壁の浴舎は1993年
に建て替えられたもので、内外ともに清新な感じを受けます。

この浴場も無人のお賽銭式で、外来の利用者は脱衣所横に備えられた
料金箱に入浴料を納めるようになっていますが、入口の正面に祀られ
た薬師如来の前にも賽銭箱が置かれており、間違わないよう注意が必
要です。
『小倉薬師 丘の湯』は、国道500号
と県道別府一の宮線(11号)が交わる
坊主地獄先交差点から分かれる細い
通りを南へ約140m、春木川を渡り、
県道との交差点に向かって坂道を上
っていくと右手に所在する市有区営
の共同浴場で、すぐ手前には小倉薬
師堂、10mほど先には神丘温泉が隣
接しています。
小倉地区は、鉄輪温泉から九州横断道路で南西方向へ約1㎞、春木川沿いに数軒の宿泊施設と共同浴場が点
在する別府市街を一望できる高台の住宅地で、鉄輪温泉と明礬温泉のほぼ中間に位置していることから、横
断道路から山側は明礬、海側は鉄輪エリアに含まれることがあります。

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加えて、加水されているとはいえ、湯船から湯がザバザバと溢れ出していく様は、眺めているだけでも気持
ちが良く、あまり期待を抱いていなかっただけに、思わぬ拾いものをしたような気分になりました。

なお、この数年、湯量が安定しないために休業と再開を繰り返しているようですので、訪問される際には注
意が必要です。                 〔11.06.28,15.11.28 画像追加,16.09.04 記事補訂〕
簀子が敷かれた脱衣所に
は、浴室に向かって左手
に8庫の脱衣箱が設えら
れています。

奥に続く長方形の浴室に
は、床全面に美しい天草
陶石が張られ、右奥に寄
せて長方形の木造湯船が
配されています。