住 所   栃木県日光市湯元2536
  電 話   0288-62-2434
 営業時間   立寄り 9:00~18:00 (昼前後に清掃時間あり)
 入浴料   800円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   奥日光開発㈱3・4・7号森林管理署源泉 混合泉
  泉 質   含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水
  素塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   74.1  ℃
 pH   6.5
 成分総計   1.440 g/㎏
    Na=126.1/K=20.2/Ca=191.5/Mg=4.2/Fe2=0.1/Mn=3.1
  (345.2㎎/㎏)
  F=1.0/Cl=77.8/SO4=496.2/HCO3=236.4/HS=10.9/
  S2O3=0.6(823.0㎎/㎏)
  HAsO2=1.0/H2SiO3=96.0/HBO2=18.4(115.4㎎/㎏)
  CO2=119.8/H2S=37.2(157.0㎎/㎏)
    
〔2008.05.26〕
 入浴履歴   初訪13.05.18
 評 価   ★★★★
 奥日光湯元温泉
湯元ヒルサイド・イン
              おくにっこうゆもとおんせん ゆもとひるさいど・いん
788(延暦7)年、日光山四本龍寺(現 輪王寺)を創建し、中禅寺を開い
た勝道上人(735~817)によって発見されたと伝えられる古湯で、その
際、温泉ヶ岳(ゆせんがたけ)と命名した背後の山の頂上に薬師瑠璃光
如来を祀り、温泉を“薬師湯”と名付けました。

標高約1500mの高所に位置し、冬は寒さが厳しいことから夏場の湯治
場として利用され、1824(文政7)年に植田孟縉によって著された『日
光山志』に拠ると、“中禅寺温泉八湯”と称されていた温泉は日光町
方によって管理され、9軒の湯屋にそれぞれ湯守が置かれていたとの
ことです。
1954年には、酸ケ湯温泉・四万温泉とともにわが国第1号の国民保養
温泉地に指定され、温泉街の北外れに広がる湯ノ平湿原に湧く湯量豊
富な源泉は、光徳温泉や中禅寺温泉まで引湯されています。
奥日光湯元温泉は、関越自動車道の沼田I.Cから国道120号(日本ロマンチック街道)で約59㎞、また、東から
は、街道の起点である神橋交差点から西へ向かっていろは坂を上り、中禅寺湖・戦場ヶ原といった男体山麓
の観光名所を経て30㎞足らず、三岳噴火の溶岩流で形成された堰止湖である湯ノ湖の北畔に23軒の宿泊施設
が集まる美しい自然に囲まれた温泉地です。
内湯では竹管、露天では岩積みの湯
口からトボトボと加えられているの
は、3本の源泉を混合した含重曹-石
膏硫化水素泉。

塵のような細粒の湯の華が多量に舞
う湯からは、焦げ硫黄臭がしっかり
香り立ち、弱い酸味とともに渋みも
感じられました。
一方、奥のガラ
ス扉を出たとこ
ろには、側面を
平石、底面をタ
イルで仕上げ、
奥が寝湯となっ
た奥行き1.9m
ほどの露天風呂
が四阿の下に設
けられており、
こちらには透明
度50㎝ほどの明
緑白色のぬる湯
が湛えられてい
ます。
右手のガラス戸の先に続
く縦長の内湯は石板張り
で、左壁に4基のシャワ
ーカランが並び、ちょう
ど階段の真下に当たって
いる右側には、周りを板
材で縁取った奥行き3m
余りの変形六角形を呈し
た石板張りの湯船が配さ
れています。
浴場は男体の湯・白樺の湯、女峰の湯・紅葉の湯とそれぞれ名付けられ
た内湯・露天からなる男女別の浴場のほか、笹の湯という5月下旬から
11月上旬までの季節限定で利用できる貸切風呂も用意されています。

フロントの左手に続くダイニングルームを横切り、突き当たりを右へ上
がると畳敷きの廊下が奥へ延びており、下足箱に靴を預け、左手前の階
段を17段分下りた1階が男湯、廊下を少し進んだ左側が女湯に分かれて
います。
1階の外壁を自然石で仕上げたお
洒落な洋風建物は3階建てで、客
室は2階に和1、3階に洋3・和洋5
の全9室を数えます。

屋根付きの階段を20段余り上って
両開きのガラス扉の玄関を入り、
絨毯に導かれるようにサイン色紙
などが飾られた右側のロビーを抜
けると正面にフロントがあり、応
対に出て来られた女将さんに入浴
をお願いします。
『湯元ヒルサイド・イン』は、湯ノ
平湿原の泉源へ向かう遊歩道の入口
の右手前に所在する、奥日光では唯
一室内温水プールを備えているとい
うリゾートホテルです。

再訪した日光山温泉寺で朝風呂をい
ただき、湿原を散策して入口まで戻
ってきたところ、日帰り入浴営業中
の案内板が目に留まり、立ち寄るこ
とにしました。

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水を加えずに湯量によって湯温調整が行われているため、源泉の注入量が少なく、浴感的にも少し物足りな
さが残りましたが、反面、長湯にはちょうどぴったりの湯加減で、硫黄臭に包まれてゆったりと湯浴みを楽
しむことができました。                                〔14.04.25〕
湯船には半透明の適温湯が満たされていましたが、中に入る
と底に沈殿した湯泥が巻き上がり、たちまち透明度30㎝ほど
の緑掛かった青白色の濁り湯へ変わりました。
階段を下りていくと、小ぢんまり
した脱衣所がいきなり登場。

左手前に各段4個ずつの角籠を納
めた3段棚、その向かいに洗面ボ
ウル2基のパウダーコーナーが備
えられていました。