住 所   栃木県日光市湯元2548
  電 話   0288-62-2141
 営業時間   立寄り 10:30~20:00
 入浴料   1000円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   奥日光開発㈱3・4・7号森林管理署源泉 混合泉
  泉 質   含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水
  素塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   74.1  ℃
 pH   6.5
 成分総計   1.440 g/㎏
    Na=126.1/K=20.2/Ca=191.5/Mg=4.2/Fe2=0.1/Mn=3.1
  (345.2㎎/㎏)
  F=1.0/Cl=77.8/SO4=496.2/HCO3=236.4/HS=10.9/
  S2O3=0.6(823.0㎎/㎏)
  HAsO2=1.0/H2SiO3=96.0/HBO2=18.4(115.4㎎/㎏)
  CO2=119.8/H2S=37.2(157.0㎎/㎏) 
   
〔2008.05.26〕
 入浴履歴   初訪14.05.24
 評 価   ★★★★
 奥日光湯元温泉
湯 守 釜 屋
                     おくにっこうゆもとおんせん ゆもり かまや
奥日光湯元温泉は、関越自動車道の沼田I.Cから国道120号(日本ロマンチック街道)で約59㎞、また、東から
は、街道の起点である神橋交差点から西へ向かっていろは坂を上り、中禅寺湖・戦場ヶ原といった男体山麓
の観光名所を経て30㎞足らず、三岳噴火の溶岩流で形成された堰止湖である湯ノ湖の北畔に23軒の宿泊施設
が集まる美しい自然に囲まれた温泉地です。
また、両湯船の間を抜け
てガラス扉から外へ出る
と、大正時代に温泉神社
付近にあったという湯場
に因んで名付けられた三
方をコンクリート塀で画
された露天エリアが付設
されており、左側に4人
サイズほどの岩風呂が設
えられていました。

各湯船に掛け流しで供さ
れているのは、奥日光開
発㈱が所有する3源泉を
混合した含重曹-石膏硫
化水素泉。
泉温が70℃を超す高温泉のため、
白根沢の源流水を15~18%加えて
湯温調整が行われています。
大きな紺色の暖簾を潜ると、さらに
暖簾掛けの浴場入口があり、正面右
寄りが男湯、左が女湯に分かれてい
ます。

ガラス戸を入ると、前面がガラス張
りとなった脱衣所には、右側に鉤形
に設えられた角籠入りの脱衣箱30庫
と洗面ボウル2基のパウダーコーナ
ーが設置され、その奥に浴室へ出入
りする二重のガラス扉が続いていま
す。
二重となったガラス張りの自動ドアから館内へ入ると、すぐ左手にフ
ロントがあり、少し年配の男性に立寄り入浴をお願いします。

この宿には、本館1階に大浴場の“瑠璃の湯”と露天風呂の“緞子の
湯”、ロビーとその奥に続くラウンジから廊下を奥へ進むと突き当た
り左手にある愛山荘の大浴場“薬師の湯”、さらにガーデンハウス内
の内風呂の計3か所の浴場があり、今回はフロントから見てロビーの
右側、マッサージルームの右手に位置する瑠璃の湯と緞子の湯を利用
させていただきました。
788(延暦7)年、日光山四本龍寺(現 輪王寺)を創建し、中禅寺を開い
た勝道上人(735~817)によって発見されたと伝えられる古湯で、その
際、温泉ヶ岳(ゆせんがたけ)と命名した背後の山の頂上に薬師瑠璃光
如来を祀り、温泉を“薬師湯”と名付けました。

標高約1500mの高所に位置し、冬は寒さが厳しいことから夏場の湯治
場として利用され、1824(文政7)年に植田孟縉によって著された『日
光山志』に拠ると、“中禅寺温泉八湯”と称されていた温泉は日光町
方によって管理され、9軒の湯屋にそれぞれ湯守が置かれていたとの
ことです。
1954年には、酸ケ湯温泉・四万温泉とともにわが国第1号の国民保養
温泉地に指定され、温泉街の北外れに広がる湯ノ平湿原に湧く湯量豊
富な源泉は、光徳温泉や中禅寺温泉まで引湯されています。

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内湯には透明度20㎝ほどのやや青味を帯びた白濁湯、露天には白色の湯の華が多量に舞う青白磁色の半透明
湯がたっぷり満たされ、少し熱めの内湯の湯からは焦げ硫黄臭がしっかり香り立ち、露天では玉子臭が感じ
られました。

事前の情報収集を怠り、フロントでも説明がなかったことから、もう1か所の大浴場の存在を知らずに宿を
後にするという痛恨のミス。
ぜひとも近いうちに再訪し、薬師瑠璃光如来の名をいただく薬師の湯にも浸かってみたいと思います。
                                           〔15.04.23〕
板壁でタイル張
りの浴室には、
手前の左右に5・
6基のシャワー
カラン、その奥
に五角形と長方
形を呈した大小
のタイル張り湯
船が左右に配さ
れ、左奥のパイ
プから注がれて
いる源泉が左か
ら右の湯船へ流
れ込むようにな
っていました。
『湯守 釜屋』は、温泉街の東端に
鎮座する温泉神社の下から60mほど
西へ向かうと右側に所在する、1868
(明治元)年に創業された老舗の湯宿
です。
1990年10月に新築され、2006年に一
部改装された本館と1984年に建てら
れた愛山荘、1996年にエコノミータ
イプの別棟として建築された2階建
ての「釜屋ガーデンハウス」からな
り、客室は和40・洋3にガーデンハ
ウスの16を加えた全59室を数えます。