住 所   群馬県吾妻郡嬬恋村干俣386
  電 話   0279-96-1511
 営業時間   立寄り 10:00~12:00 / 18:00~21:00
 入浴料   800円
温泉利用状況   放流循環併用式 (加温あり)
   
 源 泉 名   葦乃湯
  泉 質   ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
 湧出量   18.3  ℓ/min
 泉 温   43.1  ℃
 pH   6.8
 成分総計        g/㎏
    Na=1478/K=35.6/Ca=77.0/Mg=25.6/Al=0.58/Fe2=0.75/
  Mn=1.19(2312㎎/㎏)
  F=0.12/Cl=3593/SO4=89.7/HCO3=98.1(3781㎎/㎏)
                           〔1994.07.25〕
 入浴履歴   初訪17.09.03
 評 価   ★★★★★★
 奥嬬恋温泉
ふるさとの宿 花いち
                 おくつまごいおんせん ふるさとのやど はないち
嬬恋村観光協会のHPで午前中に
も立寄り入浴が可能と紹介されて
いたことから、事前に電話で確認
したところ、11時までであれば大
丈夫ということでしたので、さっ
そく訪問しました。

県道を右へ逸れて北東へ100m余
り向かうと、左手に広がる野菜畑
の背後に2階建ての別邸と1992年
に建築された3階建ての本館が前
後に建ち並んでいます。
男女別の浴場は左手に続くロビー
とラウンジの奥にあり、鶯色のゆ
暖簾を潜ると畳敷きのスペースを
経て左が男、右が女湯に分かれて
います。
縦長の脱衣所は籐タイル張りで、
左壁の奥側に市松模様に配された
脱衣箱・鍵付きロッカー各7庫と
天板の上に角籠10個が備えられ、
対する右側は3個の陶製ボウルが
置かれたパウダーコーナーとなっ
ていました。

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館内は和モダンで落ち着いた雰囲気に溢れており、機会があれば宿泊
してみたいと感じた素敵な湯宿でした。

なお、浴場入口の畳の上に置かれていた小黒板に、外来入浴は平日が
13時から15時と19時半から21時、休前日・連休・盆正月が13時から15
時と、観光協会のHPとは異なる時刻が記されていたことから、訪問
の際には事前確認をお勧めします。
両湯船に供されているのは、“葦乃湯”と呼ばれている含土
類-食塩泉。
右奥に置かれた入母屋家屋を象った湯口からドボドボと加え
られ、内湯に満たされているのは、うっすら黄濁した少し熱
め寄りの適温湯で、土類っぽい香りが加わった弱い油臭と薄
塩味・渋苦味が感じられました。

湯遣いに関しては、加温ありの循環濾過式と記載されている
温泉本が存在する一方で、公式サイトでは「当宿のお風呂は
全て源泉掛け流し」と紹介されており、内湯では確かに源泉
の個性が看取されたものの、内湯より濁りの弱い適温の湯と
なった露天では、底の吸込口がしっかり作動していました。
さらに、左奥
のガラス扉を
出て飛び石伝
いに左へ歩を
進めると、板
材で縁取った
1.65×1.55m
ほどの小さな
タイル張りの
露天風呂が併
設されていま
した。
ほとんどの客室に風呂が付設されて
いるためか、浴場は思っていたより
もコンパクトな造り。

入室すると油臭が鼻孔をくすぐる浴
室は石板張りで、右手前に4基のシ
ャワーカランが並び、奥には鉤形を
呈した幅4.8m、奥行き1.5m弱のタ
イル張り湯船が右へ寄せて配されて
います。
客室は、本館に和洋室1・特別室3、
別邸の2階に半露天風呂付き客室4の
全8室を数えます。

白い暖簾を潜って打ち水されたアプ
ローチを奥へ進み、片引きのガラス
戸と格子戸が二重となった別邸の玄
関を入ると、板張りのフロアの真正
面にフロントがあり、入浴をお願い
します。
元は豆腐屋で、分校教員の越冬用や
林業・鉱業従事者の下宿、農産物買
付け業者の民宿を経て、「干川旅館」
という旅館へと発展し、1992年には
地下1030mで温泉掘削に成功、2003
年1月に別邸をオープンしました。

屋号の「花いち」はもともとこの別
邸に付された名で、各種サイトでも
干川旅館と併記されている例が多く
見受けられますが、現在、公式サイ
トではこの名称で統一されています。
『ふるさとの宿 花いち』は、国道144号から県道大前須坂線(112号)を経由して北北西へ3.1㎞余り、浅間山
を望む高原キャベツ畑の一角にポツンと所在する奥嬬恋温泉の一軒宿です。