住 所   長野県上田市西内大塩769-2
  電 話   0268-45-3355
 営業時間   
 入浴料   
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   大塩温泉
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   34.1  ℃
 pH   8.1
 成分総計   0.609 g/㎏
    Li=0.03/Sr=0.6/Na=84.7/K=1.7/Ca=93.7/Mg=1.3/
  Fe2=0.04/Ba=痕跡/Mn=0.02(182.1㎎/㎏)
  F=1.1/Br=0.2/Cl=56.5/SO4=300.0/HCO3=30.5/
  NO3=0.2(388.5㎎/㎏)
  H2SiO3=29.7/HBO2=2.8(32.5㎎/㎏)
  CO2=5.9(5.9㎎/㎏)
            
〔2005.03.04〕
 入浴履歴   初訪12.11.03 泊
 評 価   ★★★★★★
 大塩温泉
湯 元 旭 館
                         おおしおおんせん ゆもと あさひかん
両湯船に供されているのは、30m
離れた泉源から動力揚湯されてい
る正真正銘の大塩温泉。

体温より少し低い無色透明のぬる
湯からは、焦げたような香りと極
薄の塩味・渋味が感じられ、7.08
マッヘのラジウムを含有している
ためか、かつて栃尾又温泉に入湯
した時と同様に湯船に浸かりなが
らうとうとと眠りに落ちてしまい
ました。
正面には源泉を
掛け流した3.65
×1.8mほどの
タイル張りの湯
船、その右手前
に加温泉を湛え
た幅約1.7mの
扇形をした小浴
槽が配されてい
ます。
利用させていただいたのは、玄関正
面の階段で2階へ上がり、狭い廊下
を進んだ一番奥左手にある8畳間の
“かつら”。

予想以上に小綺麗で落ち着きのある
部屋には、湯治宿らしく到着時にす
でに蒲団が敷かれ、嬉しいことに傍
らには炬燵も用意されていました。
現在、大塩温泉で唯一営業を続け
ている湯宿ですが、立寄り入浴は
受け付けておられないため、上田
盆地特有の朝晩の冷え込みが増し
てきた11月初旬、宿泊することに
しました(1泊2食7000円+消費税・
入湯税)。
大塩温泉は、長野新幹線・しなの鉄道線の上田駅から県道長野上田線(77号)と上田丸子線(65号)・国道254
号を経由して南西方向へ19㎞足らず、同じ旧小県郡丸子町に所在する鹿教湯温泉・霊泉寺温泉とともに“丸
子温泉郷”と総称される、温泉旅館1軒と2か所の共同浴場からなる鄙びた温泉地です。
滞在中は計3回、それぞれ1時間以上にわたってこの極上湯を思う存分堪能。
帰りにはお土産にきのこを下さるなど、ご夫婦のお人柄もとても良く、心身をじっくり癒したい時にはぴっ
たりの隠れ宿でした。                                 〔13.12.07〕
浴場は部屋のすぐ奥のガラス戸の先にあり、手前側に設けられた板張
りの休憩処に「家族風呂」という札を下げて貸切利用するようになっ
ています。
左奥の格子戸に続く脱衣所には、左に4個のプラスチック籠を載せた3
段棚が置かれ、その向かいには家庭用の洗面化粧台が備えられていま
した。

黒い勘亭流文字で“ゆ”と書かれたガラス扉を入ると、意外にもゆっ
たりしたタイル張りの浴室が登場。
『湯元 旭館』は、国道254号から案
内表示にしたがって南へ300m余り
上っていくと突き当たり右手に所在
する、1887(明治20)年に創業し、現
在は4代目の池内さんご夫妻が切り
盛りされている、湯治宿と呼ぶのが
ぴったりの老舗の温泉旅館です。

1953年に建てられ、1988年に改装さ
れたという白壁の建物は木造3階建
てで、客室は全5室を数えます。
天文年間(1532~1554)に武田信玄の家臣である大塩氏によって発見さ
れたと伝えられ、1548(天文17)年の上田原の戦いや上杉謙信との川中
島の戦いの際に傷ついた将兵の身体を癒した、いわゆる“信玄の隠し
湯”の一つに数えられています。

ラジウムを含んだ薬効のある温泉としても知られ、1956年6月には、
旧地名である内村温泉の一つとして鹿教湯温泉・霊泉寺温泉とともに
国民保養温泉地に指定されています。

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