住 所   長野県北安曇郡小谷村中土18926-1
  電 話   0261-85-1607
 営業時間   立寄り 10:00~15:00 (休=11月下~4月中旬)
 入浴料   700円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   小谷温泉1
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   51.8  ℃
 pH   7.0
 成分総計   3.895 g/㎏
    Li=1.0/Sr=2.2/Na=920.4/K=14.4/Ca=30.6/Mg=9.7/
  Fe2=0.2/Ba=1.3/Mn=0.03(979.8㎎/㎏)
  F=0.5/I=0.6/Br=0.2/Cl=102.3/HCO3=2441/HPO4=0.2
  (2545㎎/㎏)
  H2SiO3=56.6/HBO2=13.1(69.7㎎/㎏)
  CO2=300.6(300.6㎎/㎏)           〔2006.06.30〕
 入浴履歴   初訪11.11.05
 評 価   ★★★★
 小谷温泉奥の湯
雨 飾 荘
                    おたりおんせんおくのゆ あまかざりそう
脱衣所はそれほど広くは
ないものの、清掃が行き
届き、右側には籠を納め
た12庫の脱衣箱が備えら
れていました。

浴室は壁から床が平石で
仕上げられ、手前両側に
シャワーカランが各3基、
その奥に御影石で縁取っ
た3.0×2.8mほどの平石
張りの湯船が配されてい
ます。
帳場の先を左に折れるとすぐ右側に浴場があり、手前が男湯、
奥が女湯となっています。
駐車場を見下ろすように斜路を上
った高台に建つ建物は、白壁と黒
褐色の屋根や木材とのコントラス
トが美しい切妻造りの2階建てで、
客室は全13室を数えます。

平側左寄りの階段を上り、開け放
たれたガラス戸と自動ドアを抜け
て館内に入ると、ロビーのすぐ左
手に小さな帳場があり、そこで立
寄り入浴をお願いします。

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一方、露天の湯はややぬるめで、成分臭が仄かに感知できるのみでした。

館内は焦げ茶色を基調としたシックかつアンティークな造りで、公営の施設とは思えないお洒落な雰囲気。
湯上がりには、食事処で手打ちの新蕎麦を堪能させていただきました。           〔13.01.09〕
内湯では左奥、露天では
左手前の岩湯口から掛け
流されているのは、村営
の露天風呂と同一源泉で
ある純重曹泉。

内湯に満たされた無色透
明の湯は、湯口で加水さ
れているものの少し熱め
で、微弱ながら油臭を帯
びた土類臭が香り、肌が
少しつるりとしました。
さらに、内湯湯船の右奥にあるガラス扉から外に出ると、周
りを板塀と簾で遮られているため眺望は利きませんが、3.2
m四方ほどの石造りの露天風呂が設けられていました。
『雨飾荘』は、江戸時代中期の創業以来元湯を守り続けている山田旅館
から県道をさらに上ること約1.7㎞、小谷村のサイトや温泉情報誌など
で雨飾高原露天風呂とともに“小谷温泉奥の湯”の入浴施設として紹介
されている一軒宿です。

1971年に雨飾山の登山基地として開設された村営の宿泊施設で、元々は
現在地より300mほど下ったところに位置していましたが、わが国でも
有数の豪雪を耐え忍んできた建物が老朽化。
2007年に休業した栃の樹亭という旅館を村が買い取り、2009年5月、第
三セクターの㈱おたり振興公社によってリニューアルオープンを果たし
ました。
小谷温泉は、国道148号(千国街道)の小谷温泉口交差点から県道川尻小谷糸魚川線(114号)で北東方向へ上る
こと約10㎞、日本百名山 雨飾山(1963.2m)の南麓、姫川の支流である中谷川を望む標高850mの山腹に元湯
・新湯と熱湯という3本の源泉を守り続ける2軒の湯宿が佇む静かな温泉地です。

1555(弘治元)年に武田信玄の家臣 岡田甚一郎が夢枕に現われた薬師如来のお告げによって発見し、傷兵の
療養に利用したと伝えられる信玄の隠し湯の一つに数えられている古湯で、その由来から“現夢(うつつ)の
湯”と呼ばれ、江戸時代には農閑期の湯治場として賑わいました。
1893(明治26)年、ドイツで開催された万国霊泉博覧会に別府・草津・登別の各温泉とともに内務省により選
抜・出泉され、1971年3月23日には国民保養温泉地に指定されています。