住 所   長野県上田市平井2515-2
  電 話   
 営業時間   7:00~21:00
 入浴料   200円
温泉利用状況   完全放流式 (塩素系薬剤使用)
   
 源 泉 名   
  泉 質   カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   43.5 ℃
 pH   8.8
 成分総計   1.013 g/㎏
    Sr=1.2/Na=77.2/K=1.5/Ca=220.1(300.0㎎/㎏)
  F=0.9/Br=0.1/Cl=40.0/SO4=624.8/HCO3=5.7/CO3=3.2/
  HS=痕跡(674.7㎎/㎏)
  H2Si03=37.3/HBO2=0.6(37.9㎎/㎏)
  〔2008.04.14〕
 入浴履歴   初訪08.09.28,最終09.09.05(3回目)
 評 価   ★★★★
 霊泉寺温泉
霊泉寺温泉共同浴場
        れいせんじおんせん れいせんじおんせんきょうどうよくじょう
一方、浴室は白・薄紅・薄緑の角モザイクタイルを張った比
較的広々とした造りで、右壁沿いに4対のカラン、左奥に3.9
×1.6mほどの青・濃紺色の角モザイクタイルを張った長方
形の湯船が配されています。

女湯との間を画した仕切り壁に接した奥短辺に設えられた湯
口からドボドボと掛け流されているのは、共同浴場の開設に
伴って掘削され、現在はこの浴場のみで使用されているとい
う旧丸子町有源泉。
石膏泉と認定されるのに溶存物質量がわずかに足りないだけ
とあって、適温で無色透明の清澄な湯からは石膏臭が仄かに
香り、肌当たりの柔らかいとても気持ちの良い湯でした。
2002年にレジオネラ菌が検出され、脱衣所には塩素系薬剤に
よる殺菌が行われているとの掲示がなされていましたが、塩
素臭はまったく気にならず、鮮度良好な湯を十分楽しむこと
ができました。
霊泉寺温泉は、千曲川の支流・内村川に注ぐ霊泉寺川の左岸に所在する小さな温泉地で、三才山トンネル料
金所から国道254号で約10㎞東進し、案内にしたがって右へ折れ、霊泉寺川沿いに上っていくと1.6㎞ほどで
到着します。
968(安和元)年に創建された金剛山霊泉寺の傍から湧出する温泉で、
伝えに拠れば、『今昔物語集』巻第25に登場する平安時代中期の武
将で信濃守であった平維茂が、謡曲『紅葉狩』で知られる戸隠山中
での鬼女退治の帰り、岩の間からほとばしり出る温泉を発見してこ
れを浴びたところ、激闘により衰退した身体が見事に回復したこと
から、ここに白山神社と寺を建立し、長らくその寺湯として守られ
てきたそうです。
現在は4軒の温泉宿と共同浴場1か所からなり、そのひっそりとした
鄙びた佇まいは、山ノ内町の角間温泉と少し雰囲気が似ています。

なお、1956年6月には、同じく旧丸子町内に湧く鹿教湯温泉・大塩
温泉とともに、内村温泉(後、丸子温泉郷)の一つとして国民保養温
泉地に指定されています。
“温泉場”と呼ぶに相応しい静謐な温泉地と、長い間そこで守り続けられてきた存在感のある霊泉。
初訪にしてたちまち魅了された山間の一湯です。                      〔10.11.11〕
『霊泉寺温泉共同浴場』は、温泉街を奥に進んだ右側に所在する年季の
入った鉄筋コンクリート造り2階建ての共同浴場です。
手前右手には今では少なくなった赤い円筒形のポストがポツンと立って
おり、その周りの情景も含め、まるで浴場が造られたという40年ほど前
にタイムスリップしてしまったかのようです。

男女別となったガラス扉の入口を入り、すぐ左手にある受付で直接入浴
料を支払って浴場へ向かいます。
板張りの脱衣所は小ぢんまりしているものの、右側には18庫の脱衣箱が
設えられていました。

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