住 所   和歌山県田辺市龍神村龍神56
  電 話   0739-79-0019
 営業時間   
 入浴料   
温泉利用状況   完全放流式 (加温あり)
   
 源 泉 名   龍神温泉 ボーリング泉
  泉 質   ナトリウム-炭酸水素塩泉
 湧出量   140  ℓ/min
 泉 温   48.2  ℃
 pH   8.4
 成分総計   1.451 g/㎏
    H=<0.1/Na=365.5/K=8.6/Ca=7.1/Mg=1.4/Al=<0.1/
  Fe2=0.2/Mn=<0.1(382.8mg/kg)
  F=4.5/Cl=30.0/SO4=2.8/HCO3=906.1/CO3=42.6/
  OH=<0.1/HS=<0.1/S2O3=<0.1/BO2=<0.1/HSiO3=<0.1
  (986.0mg/kg)
  H2SiO3=64.9/HBO2=11.2(76.1mg/kg)
  CO2=6.2/H2S=<0.1(6.2mg/kg)
      〔2008.07.24〕
 入浴履歴   初訪16.08.20 泊
 評 価   ★★★★
 龍神温泉
坂 井 屋
                              りゅうじんおんせん さかいや
浴室は壁面腰下と床が平石張りで、右壁にはシャワーカラン1基が備え
られ、左側には2015年に新調されたという1.7×1.1mほどの檜風呂が配
されていました。

左奥隅に設えられた木造の湯口からドボドボと加えられているのは、加
温泉に飲泉可能な源泉を加えた純重曹泉。

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赤とんぼが飛び交い、秋の到来を肌で感じる冷涼な空気の中、龍神温泉の湯宿の中では唯一という消毒なし
の掛け流し温泉のみならず、天然鰻尽くしの会席料理に舌鼓を打つことができ、絶好の暑気払いとなりまし
た。                                         〔17.07.06〕
塵のような黒褐色
や白色の細粒の湯
の華が舞う無色透
明の清澄な湯は、
夏場には少し熱め
に感じられる程度
の適温の湯加減で、
弱いながらも石鹸
のような香りと微
甘苦味が感じられ、
さほど強くはない
ものの、美人の湯
らしくつるすべし
た肌触りを楽しむ
ことができました。
この宿には、玄関ホールの奥から左
手へ延びる廊下を進んで突き当たり
を左に折れた先に内湯が一つだけあ
り、宿泊客は交替で貸切利用するよ
うになっています。

脱衣所は廊下の延長のような幅狭の
造りで、最奥にプラスチック籠を各
段に嵌め込んだ3段のスチール棚が
置かれています。
年季を感じさせる建物は鉤形を呈した木造2階建てで、客室は1階3、2
階7の全10室を数えます。

手前に設けられている駐車場から6段の階段を上り、開け放たれた玄
関を入って声を掛けさせていただくと、優しく人当たりの良い女将さ
んが出てこられ、正面の階段を上って右側奥に位置する6畳間に内縁
の付いた3号室へ案内して下さいました(1泊2食税込 12030円)。
『坂井屋』は、当温泉の外湯である
龍神温泉元湯から温泉街を貫く日高
川沿いの通りを北へ75mほど向かっ
た右手、紀州徳川家ゆかりの名宿と
して知られる上御殿の斜め向かいに
所在する温泉旅館です。

お盆が過ぎたにもかかわらず衰えを
見せない猛暑から一時でも逃れるた
め、避暑を兼ねた家族旅行で宿泊し
ました。
役の行者小角(伝634~706)によって発見され、その後、弘法大師空海
が難陀龍王の夢のお告げを受けて浴場を開き、“龍神”と名付けたと
伝えられる古湯で、江戸時代には、紀州初代藩主 徳川頼宣が、湯治
のために上御殿・下御殿を造らせたことでも知られています。

また、美肌効果のある泉質から、島根県湯の川温泉・群馬県川中温泉
と並んで“日本三美人の湯”にも挙げられ、1996年5月には、国民保
養温泉地にも指定されています。
龍神温泉は、京奈和自動車道の橋本I.Cから国道371号を経由して南へ74㎞足らず、高野山奥の院から和歌山
県の最高峰である護摩壇山(1372m)を経て約49㎞南下すると日高川の渓流沿いに7軒の湯宿が建ち並ぶ、自
然豊かな山間の温泉地です。