住 所   和歌山県紀の川市荒見645-1
  電 話   0736-73-8426
 営業時間   2013.08 閉鎖
 入浴料   700円
温泉利用状況   完全放流式 (加温あり)
   
 源 泉 名   龍門山温泉
  泉 質   ナトリウム-塩化物冷鉱泉
 湧出量   138 ℓ/min
 泉 温   24.3 ℃
 pH   7.3
 成分総計   2.549 g/㎏
    H=<0.1/Na=675.6/K=6.8/Ca=125.2/Mg=91.0/Al=<0.1/
  Fe2=0.9/Mn=0.2(899.7㎎/㎏)
  F=0.7/Cl=1378/SO4=0.9/HCO3=152.6/CO3=0.2/
  OH=<0.1/HS=<0.1/S2O3=<0.1/BO2=<0.1/HSiO3=0.1/
  (1533㎎/㎏)
  H2SiO3=45.1/HBO2=71.5(116.6㎎/㎏)
  CO2=<0.1/H2S=<0.1(<0.1㎎/㎏)      
〔2009.09.25〕
 入浴履歴   初訪05.10.15,最終13.01.06(3回目)
 評 価   ★★★★
 龍門山温泉
龍 門 山 温 泉
                            りゅうもんざんおんせん
各湯船に加温のうえで掛け流されているのは、地下300mで
掘削・動力揚湯され、30m引湯されているという独自源泉。
一昨年の5月22日に閉鎖された龍門
山温泉が昨年末の12月1日に再開さ
れたという情報を耳にし、2013年の
初湯として訪れました。
2006年2月以来、何と約7年振りの再
訪となります。

県道の傍らには「天然温泉 かけ流
し」と書かれた幟が何本も立ち、そ
の奥に置かれた電光掲示板にも“営
業中”の文字が流れています。
この施設のもう一つの売りは、露天エリアの奥に設置された青麦
飯石サウナ。
室内は強烈な高熱蒸気が噴き出しており、天井からポタポタ落ち
る雫が身体を直撃すれば、大火傷になってしまうでしょう。
サウナ室の前には地下水を湛えた水風呂も併設されており、浴槽
を囲んだ真っ青な壁が、水の冷たさを一層際立たしてくれました。

館内では途切れることなく演歌が流され、従業員にはアジア系の
外国女性がいて、何やら妖しげな雰囲気のする施設ですが、温泉
の利用方法には一目置くべきものがあります。
玉に瑕なのは、入浴料の高さ。もう少し安ければ、常連となるこ
と必至の浴場です。      〔09.05.26,13.01.07 記事改訂〕
浴場はロビーの右側にあり、手前が男湯、奥が女湯となってい
ます。
いずれも内湯と露天風呂からなり、石板張りの内湯には、入口
の曇りガラス戸のすぐ右手前に掛け湯槽、左側に紅御影石で縁
取った3.0×2.6m強のタイル張りと1.2×1.1mほどの木枠の大
小2つの湯船が配され、壁に囲まれて眺望がまったく利かない
露天には、2.5×1.3mほどの檜風呂が設けられています。

これらに利用されている湯は、掛け湯槽やその奥に鉤形に並ぶ
洗い場のカランも含めてすべて温泉で、泉温が低いことから42
~43℃に加温して各湯船に掛け流されています。
淡く黄白濁した湯からはほんのり金気臭が香り、飲泉が可能な
主浴槽の湯口の湯を口に含んでみると、薄塩味の出汁のような
味が感じられました。
『龍門山温泉』は、国道24号の粉河交差点から県道荒見粉河線(123号)
を750mほど南進し、紀ノ川に架かる竜門橋南詰の交差点で県道和歌
山橋本線(13号)を西へ向かい、100mほど先で左へ下ると、すぐ右側
に所在する民営の日帰り入浴施設です。

施設の方は、何の変哲もない切妻屋根の平屋建て。
ところが、南面した平側に設けられた入口の庇の屋根には、提灯やら
ネオンの電球やらがいっぱい取り付けられており、何やらB級っぽさ
が漂っています。
館内に入るや否や、「いらっしゃいませ~」という大きな声とともに
女性がお出迎え。頼んでもないのにお金を取り上げて券売機で入浴券
を購入してくれたのには、ちょっとびっくりしました。

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それでも、さすがに食塩泉らしく温まりが良く、湯上がり後はうっすらと汗が滲むほど身体がぽかぽかしま
した。

サウナが利用できなくなったものの、その代わり嬉しいことに入浴料は700円に値下げ。
館内に流れるBGMはかつての演歌からジャズ系の落ち着いた音楽に変わりましたが、地元客が湯上がり後
にロビーで賑やかに歓談する光景は相変わらず。これからも折に触れて訪れたい浴場です。  〔13.01.07〕
2009年の分析で成分総計
が10年前の4.3gから2.5g
に減少し、泉質が塩化土
類泉から純食塩冷鉱泉に
変化したためか、透明度
50~60㎝の褐色の濁り湯
からは、わずかに金気を
帯びた土類っぽい成分臭
が香り、薄塩味も感じら
れましたが、以前より幾
分薄くなったような気が
しました。
浴場自体は、内湯小浴槽の木枠や露
天右手の板塀が格子となるなど細部
で手が加えられているものの、基本
的にはほとんど変化はなく、横に長
い板張りの脱衣所には、相変わらず
計40庫の縦長の更衣ロッカーが並ん
でいました。

ただし、再開に当たって、露天の奥
に設けられていた名物の青麦飯石サ
ウナと水風呂は廃され、その箇所に
は青竹が立て並べられていました。
緑色屋根の建物の外観は、どうや
ら以前のままの様子。
しかしながら、入口の横に置かれ
た大きな庭石や庇の電飾類はすべ
て取り払われ、かつてのような妖
し気な雰囲気は感じられません。

季節柄、床暖房が入った館内は、
手前に置かれていたソファが取り
除かれ、以前と比べるとかなりす
っきりした印象を受けます。