住 所   群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉346
  電 話   
 営業時間   10:00~22:00
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   村有1号泉
  泉 質   カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
 湧出量        ℓ/min
 泉 温   59.7  ℃
 pH   7.6
 成分総計   1.550 g/㎏
    Na=215/K=19.1/Ca=230/Mg=0.83/Al=0.05/Fe2=0.31/
  Mn=0.18(465㎎/㎏)
  F=2.2/Cl=245/SO4=654/HCO3=70.2/CO3=0.2
  (972㎎/㎏)
  H2SiO3=82.8/HBO2=26.0(109㎎/㎏)
  CO2=3.7(3.7㎎/㎏)
            
〔2003.03.18〕
 入浴履歴   初訪13.09.13
 評 価   ★★★★
 猿ヶ京温泉
い こ い の 湯
                           さるがきょうおんせん いこいのゆ
左奥のやや高い位置に設けられている石造りの湯口からザバザバと掛け
流されているのは、共同源泉である含食塩-石膏泉。
無色透明の清澄な湯は、ほとんど無味ながら甘い石膏臭が仄かに香り、
きしきしした肌触りとともに、湯上がり後にはわずかにべたつきが感じ
られました。

初入湯となった猿ヶ京の湯。
熱湯のために長湯は叶わず、存分に満喫し得たとは言い難いものの、鮮
度抜群の湯は思いのほかさっぱりしており、とても気に入りました。
                           〔14.10.22〕
タイル張りの浴室は、壁下半に石板を積み、その上に板壁と太い梁を架
け渡して高い屋根を組んだ共同浴場としては開放感のある造りで、左手
前に2、右に5基のシャワーカランが並び、左奥には2辺をしっかりした
角材で縁取り、壁と同じ石板で仕上げた2.4m弱×2.3m弱の方形湯船が
配されています。
左手前のガラス格子戸の入口から
中へ入ると、正面右に券売機が設
置されており、奥に続く休憩室の
右手前にあるカウンター式番台の
上に置かれた木箱に入浴券を納め
るようになっていました。
『いこいの湯』は、猿ヶ京郵便局の
すぐ西側で国道から分かれる旧街道
へ入り、西北西方向へ650m余り向
かうと左奥にひっそりと所在する町
営の共同浴場です。

古民家のような白壁の浴舎は、切妻
屋根の上に越屋根の湯気抜きを前後
に載せた平屋建てで、妻側の上には
扁額が掲げられています。
江戸時代初期の元和年間(1615~1624)に開湯したという赤谷川河畔に
所在した「湯島温泉・笹の湯温泉」を嚆矢とし、空腹で衰弱していた
ところを若夫婦に助けられたテジロ猿が、誤って負わせてしまった夫
婦の赤ん坊の火傷を治癒したという民話も残されている温泉で、関東
と越後を結ぶ旧三国街道の難所である三国峠の麓に位置し、江戸時代
には宿場や関所が設置された交通の要衝に当たっていたことから、往
来する旅人に重用されて大いに賑わいました。

1958年、相俣ダムの建設によって赤谷湖が誕生し、2か所の温泉地は
その湖底に沈むことになったため、ダム湖北畔の高台に移転し、戦国
時代に上杉謙信が命名したと伝えられる“申ヶ今日”から転じた現在
の温泉地名に改められました。
猿ヶ京温泉は、関越自動車道の月夜野I.Cから三国街道と呼ばれる国道17号で新潟方面へ向かうこと14.1㎞、
赤谷湖を見下ろす北畔に17軒の宿泊施設と日帰り入浴施設1・共同浴場2か所が集まる温泉地で、街道に沿っ
て点在する川古・法師・赤岩・湯宿・奥平の各温泉地とともに“猿ヶ京三国温泉郷”と総称されています。

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泉温約60℃の
高温泉だけあ
って湯温は激
熱で、湯船か
ら溢れた湯を
踏むと足裏が
火傷しそうな
ほど。

止むを得ず、
左手前の水カ
ランから最低
限の水を加え
て浸かります。
カウンターの向かいには男女別の浴
場入口が並んでおり、左が女、右が
男湯。

木造の脱衣所には、右壁に12庫の脱
衣箱が設えられ、浴室入口である左
側中央の曇りガラス戸の奥には洗面
台が備えられていました。