住 所   鳥取県倉吉市関金町関金宿1227-1
  電 話   0858-45-3186
 営業時間   4~9月 6:30~21:00 / 10~3月 7:00~21:00
        (休=1・15日,土・日・祝は翌日休)
 入浴料   200円
温泉利用状況   完全放流式 (冬期 加温あり)
   
 源 泉 名   関の湯
  泉 質   単純弱放射能泉
 湧出量   17.9 ℓ/min
 泉 温   39.5 ℃
ラ ド ン       ×10-10 Ci/kg
 pH   7.8
 成分総計   0.436 g/㎏
    Na=110.1/K=2.8/Ca=15.4/Mg=0.2(128.5㎎/㎏)
  F=4.3/Br=0.3/Cl=76.4/SO4=71.4/HCO3=100.1
  (252.5㎎/㎏)
  H2Si03=49.8/HBO2=1.2(51.0㎎/㎏)
  C02=4.4(4.4㎎/㎏)            〔2009.08.10〕
 入浴履歴   初訪06.11.04,最終13.08.31(2回目)
 評 価   ★★★★★★
 関金温泉
関 の 湯
                       せきがねおんせん せきのゆ
無色透明の清澄な湯は、無臭でわずかに甘味が感じられる程
度ですが、肌が少しつるりとして柔らかく、ややぬるめとい
うこともあって浸かり心地は抜群でした。
小振りな浴室は、左手前に備えられた洗面台以外は湯船が一つあるだけ
の簡素な造りですが、女湯との間を画した檜の仕切り板も2006年4月に
取り替えられたばかりで新しく、壁・床とも明色系のタイルが使用され
ているため、全体的に明るく清潔な感じがします。
右側の仕切り板に接して
配された湯船は1.5m強
×1.2mほどの松の木造
りで、仕切り板の下は縦
格子で女湯と繋がってい
ました。

仕切り板に付設されたパ
イプ湯口からは自家源泉
がトボトボと掛け流され、
飲泉も可能となっていま
す。
玄関を入ると小さなフロアの正面に受付があり、管理人さんに入浴料
を直接支払います。

すぐ左手が暖簾の掛かった浴場の入口となっており、男湯は手前側。
浴場は脱衣所と奥に続く浴室がガラス戸によって仕切られ、小ぢんま
りした脱衣所には、左側に腰掛けの付いた12庫の脱衣箱が設えられて
いました。
『関の湯』は、倉吉市街から国道313号で蒜山高原方面へ向かう途中、「関金温泉」の案内表示にしたがって
左へ折れ、幅の狭い坂道を500mほど上っていくと左手に所在する共同浴場です。

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浴場全体の風情などは三朝温泉の株湯(旧浴場)に軍配が上がりますが、湯船のみが置かれた浴室はいかにも
共同湯といった雰囲気を感じさせるもので、十分満足感が得られた一湯でした。
                           〔09.11.03,13.09.04 画像差替え・記事補訂〕
一時雑菌の検出によって
義務付けられていたとい
う塩素系薬剤の投与も行
われておらず、新鮮な湯
を満喫できたのが何より
嬉しく思いました。
1903(明治36)年に地元住民107名が
株を発行して共同出資で創設された
という浴場で、廃業した温清楼の建
物に隠れるようにその裏手にひっそ
りと建つ浴舎は、一見普通の瓦葺き
民家と見間違えてしまいそうですが、
玄関には浴場名が白く染め抜かれた
青い暖簾が掛かり、その上には温泉
マークが描かれていました。

関金温泉は、倉吉市街の中心から南西方向へおよそ10㎞、鳥取と岡山を
結ぶ作州街道の宿場町として賑わった関金宿に湯けむりを上げる温泉地
です。

奈良時代に鶴が入浴しているところを行基が発見し、後に弘法大師によ
って再興されたとも、あるいは弘法大師自身によって発見されたとも伝
えられる古湯で、1742(寛保2)年に鳥取藩士 松岡布政が『伯耆民談記』
の中で「銀湯」と記して以来、湯の美しさから“白銀の湯”とも呼ばれ
てきました。
現在は4軒の宿泊施設と共同浴場・日帰り入浴施設各1か所が点在する寂
れ感漂う小さな温泉地ですが、1970年3月には国民保養温泉地にも指定
されています。