住 所   鹿児島県薩摩郡さつま町紫尾2198
  電 話   0996-59-8975
 営業時間   5:00~21:30
 入浴料   200円
温泉利用状況   完全放流式 (塩素系薬剤 使用)
   
 源 泉 名   紫尾温泉1号
  泉 質   単純硫黄泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   50.3  ℃
 pH   9.4
 成分総計   0.373 g/㎏
    Na=110.2/K=0.9/Ca=0.8/NH4=1.0(112.9㎎/㎏)
  F=2.8/Cl=6.3/SO4=0.7/HCO3=141.6/CO3=51.6/
  HS=12.2/S2O3=1.0(216.2㎎/㎏)
  H2SiO3=40.8/HBO2=3.1(43.9㎎/㎏)  〔2001.09.14〕
 入浴履歴   初訪13.07.14
 評 価   ★★★★
 紫尾温泉
紫尾区営大衆浴場
                   しびおんせん しびくえいたいしゅうよくじょう
仕切りの右端に
設えられた礫積
みの湯口から注
がれているのは、
神社の拝殿下か
ら湧出している
神の湯。

湯船に湛えられ
た少し熱めの翡
翠のような美し
い透明湯からは、
弱い玉子臭が香
り立ち、肌がつ
るつるしました。
右奥のガラス戸から入室。

天井の高い開放的な浴室はタイル
張りで、左壁に8、右手前に2基の
シャワーカランが並び、右側の仕
切り壁に寄せて大小2槽に分かれ
た御影石造りの重厚な湯船が配さ
れています。
番台を挟んで左側が男湯。

脱衣所は板張りで、正面奥に洗面ボウル2基の洗面台、左奥にプラスチ
ック籠を納めた18庫の脱衣箱、その手前に鍵付きのスチールロッカー12
庫が置かれ、加えて11個分のプラスチック籠も備えられていました。
「紫尾温泉 神ノ湯」と記された
扁額の下を奥へ進むと、左には無
料の足湯が設けられており、その
右横が入口となっています。

両引きの入口を入ると右側に板張
りのフロアがあり、左手に設置さ
れた券売機で入浴券を購入し、奥
の番台にいる管理人さんに手渡し
ます。
紫尾温泉は、秦の始皇帝の命を受けた徐福が不老不死の薬を求めて訪れ、紫の紐を献じたことからその名が
付けられたという伝説が残る北薩の最高峰 紫尾山(1067m)の東麓の山間に湯けむりを上げる閑静な温泉地で
す。

塩素系薬剤が使用されているという情報から懸念していましたが、実際に浸かってみるとその影響はほとん
ど感じられず、身体全体が包まれるような柔らかな浸かり心地にとても好感しました。    〔14.08.06〕
『紫尾区営大衆浴場』は、国道328号から県道紫尾虎居線(398号)と鶴田
定之段線(397号)で8㎞余り北上し、県道から右斜め前方へ分かれて温泉
街を抜ける通りを100mほど向かうと、紫尾神社に隣接して通りの左手
に所在する公衆浴場です。

鎮守の森を背後に建つコンクリートの壁の上に木造の小屋組みを載せた
建物は、1979年に建てられた旧浴場を約5200万円の事業費を投じて改築
し、2002年12月24日にリニューアルオープンしたもので、棟の端や千鳥
破風には千木・鰹木が設えられ、あたかもこの浴舎自体が神社の社殿の
ようです。
貞享年間(1684~1688年)から神興寺の僧侶によって浴用に利用され
始め、江戸後期には庶民にも開放され、湯治場として知られるように
なったとのことですが、継体天皇16年の522年に空覚上人によって神
興寺とともに建立されたという紫尾神社の拝殿の下から源泉が湧き出
していることから、1500年の歴史を誇る“神の湯”と喧伝されていま
す。

神社を中心に別館を含む4軒の湯宿と共同浴場1か所が点在するだけの
小さな温泉地ですが、鹿児島の中でも屈指の名湯との呼び声が高く、
旅行中、地元の方々から「紫尾温泉にはぜひとも浸かってほしい」と
何度も勧められました。

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