住 所   鹿児島県薩摩郡さつま町紫尾2168
  電 話   0996-59-8001
 営業時間   立寄り 8:00~21:00
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   紫尾温泉1号(上の湯) / 紫尾温泉(下の湯)
  泉 質   単純硫黄泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   50.3 / 44.0  ℃
 pH   9.4 / 9.2
 成分総計   0.373 / 0.3235 g/㎏
    Na=110.2/K=0.9/Ca=0.8/NH4=1.0(112.9㎎/㎏)
  F=2.8/Cl=6.3/SO4=0.7/HCO3=141.6/CO3=51.6/
  HS=12.2/S2O3=1.0(216.2㎎/㎏)
  H2SiO3=40.8/HBO2=3.1(43.9㎎/㎏)  〔2001.09.14〕

  Na=76.8/K=0.8/Ca=1.3/NH4=0.9(79.8㎎/㎏)
  F=2.4/Cl=10.8/SO4=1.2/HCO3=141.0/CO3=43.2/
  HS=12.1/S2O3=1.2(210.7㎎/㎏)
  H2SiO3=32.8(32.8㎎/㎏)
  CO2=0.1/H2S=0.1(0.2㎎/㎏)       〔2007.07.12〕

 入浴履歴   初訪13.07.14
 評 価   ★★★★★★
 紫尾温泉
旅 籠 し び 荘
                             しびおんせん はたご しびそう
一方、壁際の湯
船に供されてい
る黄緑色を帯び
た美しい透明湯
は、下の湯と呼
ばれる自家源泉。

ぬるめのために
長湯が可能で、
芳醇な香りに包
まれながらつる
つるする肌触り
を存分に満喫す
ることができま
した。
湯船に満たされ
たうっすら緑色
掛かって見える
少し熱めの透明
湯では、石鹸の
ような湯の香が
際立ち、硫黄臭
は控えめでした
が、湯口では玉
子臭味と苦味が
しっかり感じら
れ、肌がとても
つるつるしまし
た。
この宿の浴場は、フロント左手の出
入口から階段を下って渡り廊下を進
んだ先、中庭を挟んだ別棟内にあり、
板張りの廊下の手前右側に女湯、奥
に男湯、突き当たり右側の扉を出て
階段を下りたところに混浴の“ほた
る露天風呂”がそれぞれ設けられて
います。
1981年に改築された淡黄色の建物
は木造の2階建てで、客室は一般
10(和7・和洋3)・湯治室7の全17
室を数えます。

表通りから向かって左側にある玄
関を入り、館内を右へ進むと正面
にフロントがあり、応対に出てこ
られた女将さんに立寄り入浴をお
願いします。
紫尾温泉は、秦の始皇帝の命を受けた徐福が不老不死の薬を求めて訪れ、紫の紐を献じたことからその名が
付けられたという伝説が残る北薩の最高峰 紫尾山(1067m)の東麓の山間に湯けむりを上げる閑静な温泉地で
す。

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各種温泉サイトに拠れば、2本の源泉を安価に堪能することができるだけでなく、食事も料金の割に量が豊
富で、とても美味しいとのこと。
次回はぜひとも宿泊で訪れ、今回入湯を見合わせた露天風呂ともども楽しませていただきたいと思います。
                                          〔14.08.03〕
浴室は石板張りで、正面奥に4対のカラン(1基はシャワー付き)が並び、
その手前に陸上トラックの形をした長径2.75m弱、短径1.65mほどの美
しいタイル張り湯船、左壁際に奥行き4.75m、最大幅1.35m弱の逆台形
を呈した石造りの湯船が配されています。

奥側中央に設えられた白いライオンの湯口から淡水色タイルの湯船へ静
かに掛け流されているのは、前述した紫尾神社の拝殿の下で湧出してい
る共同源泉の“神の湯(上の湯)”。
比較的ゆったりした脱衣所には、
女湯との間を画した右側の仕切り
壁に4段棚とプラスチック籠18個、
その右手前にコインロッカー10庫
が置かれ、中央には簀子に脚を付
けたような腰掛けが備えられてい
ました。
『旅籠 しび荘』は、国道328号から
県道紫尾虎居線(398号)と鶴田定之
段線(397号)で8㎞余り北上し、県道
から右斜め前方へ分かれて温泉街を
抜ける通りを100mほど向かうと、
地元の特産品を取り揃えた「神の湯
ふれあい館」の向かい側に所在する
1967年創業の温泉民宿です。
貞享年間(1684~1688年)から神興寺の僧侶によって浴用に利用され
始め、江戸後期には庶民にも開放され、湯治場として知られるように
なったとのことですが、継体天皇16年の522年に空覚上人によって神
興寺とともに建立されたという紫尾神社の拝殿の下から源泉が湧き出
していることから、1500年の歴史を誇る“神の湯”と喧伝されていま
す。

神社を中心に別館を含む4軒の湯宿と共同浴場1か所が点在するだけの
小さな温泉地ですが、鹿児島の中でも屈指の名湯との呼び声が高く、
旅行中、地元の方々から「紫尾温泉にはぜひとも浸かってほしい」と
何度も勧められました。