住 所   長野県下高井郡山ノ内町平隠2187
  電 話   0269-33-2595
 営業時間   
 入浴料   
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   渋温泉総合源泉(荒井河原比良の湯・薬師の
             湯・とんびの湯 混合泉)
  泉 質   ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   57.7  ℃
 pH   4.0
 成分総計   1.204 g/㎏
    H=0.1/Li=0.4/Sr=0.4/Na=169.5/K=18.8/Ca=104.4/
  Mg=16.9/Al=8.4/Fe2=6.5/Zn=0.06/Mn=0.8(326.3㎎/㎏)
  F=1.3/I=0.3/Br=1.2/Cl=214.0/SO4=436.8/HSO3=1.47/
  H2PO4=0.8(676.1㎎/㎏)
  HAs02=0.5/H2Si03=145.1/HBO2=32.2(177.8㎎/㎏)
  C02=44.4(44.4㎎/㎏)
            
〔2006.06.09〕
 入浴履歴   初訪13.03.30
 評 価   ★★★★
 渋温泉
旅の宿 初の湯
                           しぶおんせん たびのやど はつのゆ
扉を入って2段分上がると板壁・板
張りの脱衣所があり、右側には15庫
の脱衣箱が設えられ、その前には木
製のベンチが備えられていました。

少し湯気蒸した浴室は、浴場名のと
おり総檜造りで、右手前に源泉を利
用したシャワーカラン3基が並び、
正面中央には2.8m強×1.6mほどの
湯船が配されています。
続く江戸時代には、1676(延宝4)年の3代真田幸道の入湯を嚆矢と
して歴代の松代藩主も利用するようになり、葛飾北斎や小林一茶
・佐久間象山といった文人墨客も訪れています。
また、この時代、新しい泉源も次々と発見され、現在では泉源37
か所、1分あたりの湧出量は3100ℓに達しています。

温泉街に点在する9か所の外湯は、2006年から立寄り入浴が可能
となった渋大湯を除き、地元住民以外では基本的に宿泊客だけが
利用可能となっています。
宿泊客はそれぞれの宿で鍵を借り、300円で購入した巡浴手拭い
に各浴場で朱印を押し、最後に大湯の向かいの高台にある行基ゆ
かりの渋高薬師で印受すると満願成就。九(苦)労を流し、厄除に
なるとされており、手拭い片手に外湯を巡り歩く浴衣姿の宿泊客
でいつも大変賑わっています。
渋温泉は、国道292号(志賀草津道路)の佐野角間I.Cから県道宮村湯田中停車場線(342号)で星川橋を渡り、
横湯川の右岸(北岸)を東へ0.9㎞余り、石畳の緩い坂道沿いを中心に32軒を数える中小規模の温泉宿と外湯
(共同浴場)のほか、飲食店や商店・遊技場などが建ち並ぶ、とても情緒のある温泉地です。

奈良時代の神亀年間(724~729)、東国巡錫の折にこの地を訪れた行基によって発見されたと伝えられ、戦国
時代にはいわゆる“信玄の隠し湯”の一つとして、武田信玄から厚い保護を受けました。
湯田中渋温泉郷は、下高井郡山ノ内町を流れる横湯川・夜間瀬川とこれに注ぐ角間川の流域に点在する、新
湯田中・湯田中・星川・穂波・安代・渋・角間・上林・地獄谷という9か所の温泉地の総称です。

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料理長でもあるご主人とジュニア野菜ソムリエの資格を持つ女将さんが切り盛りする、外湯めぐりにも好適
な温泉街の中心部に立地する佳宿。
いつの日か泊まりで訪れ、山ノ内町の新名物として売り出し中の“湯けむり蕎麦鍋”を始め、四季折々の信
州の素材をたっぷり使った自慢の料理を味わいたいと思います。              〔14.01.04〕
湯船の右奥に設えられた“とよ”という注入量の調節が可能な湯口から
トボトボと注がれているのは、総合源泉と呼ばれる3本の源泉を混合し
た共同源泉。

適温に調整された無色透明の湯からは、土類っぽい成分臭に加え、口に
含むとわずかに石膏臭と渋味が感じられ、塵のような湯の華が極少量見
られました。
入母屋造り瓦葺きの庇が載った自動ドアの玄関を入ると、すぐ右手に
ソファが置かれた小ぢんまりしたロビーがあり、そこで寛いでおられ
たご主人に入浴をお願いすると、快く迎い入れて下さいました。

この宿には総檜風呂と御影石風呂という男女入替え制の2か所の浴場
が設けられており、訪れた時は、ロビーの横を抜けると突き当たり左
側にある総檜風呂を貸切利用させていただきました(入浴料 500円)。
『旅の宿 初の湯』は、渋温泉街の中心に位置する渋大湯から石畳の目
抜き通りを西へ下ること約75m、宿名にも表わされているように外湯の
一番湯 初湯の斜め向かいに所在する、全11室の客室を擁する木造3階建
て純和風の温泉旅館です。

山ノ内町観光連盟の宿泊ガイドでは立寄り入浴不可となっていますが、
3月に北信濃の6市町村が合同で開催した雛祭りのイベントで期間限定な
がら入浴が可能であることを知り、訪問しました。