住 所   長野県上高井郡高山村牧2974-45
  電 話   026-242-2710
 営業時間   10:00~15:00
 入浴料   立寄り 500円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   新七味温泉
  泉 質   含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・ 塩化
  物泉
 湧出量   150   ℓ/min
 泉 温   71.4  ℃
 pH   7.1
 成分総計   1.8572 g/㎏
    Sr=0.8/Na=127.1/K=19.9/Ca=298.2/Mg=27.2/Mn=1.5
  (474.7㎎/㎏)
  F=0.6/Cl=262.2/SO4=570.4/HCO3=198.3/HS=23.8
  (1055.3㎎/㎏)
  H2SiO3=110.7/HBO2=55.2(165.9㎎/㎏)
  CO2=135.8/H2S=24.1(159.9㎎/㎏)
   
〔2007.03.08〕
 入浴履歴   初訪10.08.14,最終14.06.14(2回目)
 評 価   ★★★★★★
 七味温泉
紅 葉 館
                             しちみおんせん こうようかん
一方、驚かされたのが、“炭風呂”と名付けられた小浴槽。
2010年に初めて訪れた際、この湯船には上の写真のように消
しゴム滓のような白色の湯の華が浮かぶ微白濁半透明の湯が
満たされていましたが、今回はバルブの付いたカランとパイ
プの2本の湯口から激熱とぬるめの源泉が加えられ、少量の
白い湯の華とともに多量の黒色の湯の華が舞う、栃木県の塩
原元湯温泉 大出館を想起させる墨のような色合いとなって
いました。

気が付かないうちにお尻や足の裏が真っ黒となるのには少々
困惑しましたが、湯船に浸かる度に豪快に溢れ出す少しぬる
めの湯はとても爽快で、岩風呂と交互に何度も利用させてい
ただきました。
内風呂と露天
岩風呂にはメ
ロンのような
美しい白緑色
の濁り湯が湛
えられ、白い
湯の華が舞う
少し熱めの湯
からは、焦げ
硫黄臭がしっ
かり香り、口
の中が少し痺
れるような渋
味も感じられ
ました。
さらにその右横のガラス扉
から外へ出ると、左手の浴
場との間を仕切る板塀の前
に1.25×0.75mほどの木箱
のような一人用の小浴槽が
置かれ、松川渓谷に臨んだ
右側には、右端のみ屋根の
掛かった略円形のゆったり
した露天岩風呂が設えられ
ています。
右側には3基のシャワー
カランが並び、左には檜
板で縁取った奥行き2.9
m、奥幅2.1m強のタイ
ル張りの湯船が奥に寄せ
て配されていました。
手前の扉から中へ入ると、タイル張りの内湯は空間的に少し
手狭な感じがします。
玄関を入ると、まっすぐ奥へ延び
る板張りの廊下を挟んで右がロビ
ー、左がフロントとなっており、
奥から出てこられた女将さんに立
寄り入浴をお願いします。

改装前と同じく廊下の突き当たり
にある男女交替制の浴場は、いず
れも檜造りの内風呂と露天岩風呂
からなりますが、昼間は女湯とな
っている左側の浴場には、その間
に洞窟風呂が付設されています。
『紅葉館』は、県道から松川渓谷へ
下り、橋を渡るとすぐ右手に所在す
る、客室数全6室の小ぢんまりした
温泉旅館です。

以前の建物は白壁のペンションっぽ
い外観で、館内では山の宿らしい雰
囲気が漂っていましたが、2011年の
改装によって淡黄色のしっとりとし
た佇まいとなり、内部もお洒落で落
ち着きのある空間に仕上げられてい
ます。
湯色の異なる濁り湯が評判を呼んでいるのか、次から次へ立寄り入浴客が訪れる人気の湯宿。
次回こそ松川渓谷の名を全国に知らしめ、宿名にもなっている紅葉のシーズンに訪れてみたいと思います。
                                           〔14.06.24〕
浴場自体は以前から変化はなく、幅
狭で少し奥に長い籐タイル張りの脱
衣所には、右壁に沿って4段22庫の
脱衣箱、左側の手前と中程に洗面台
が1基ずつ備えられ、何故かその右
横には、浴室へ向かう磨りガラスの
扉が2か所設けられていました。
国道403号の松川団地入口交差点から県道豊野南志賀公園線(66号)
で約17.2㎞、五色温泉から県道をさらに1.3㎞上り、案内表示にし
たがって右斜めに逸れる道を600mほど下ると、自然豊かな山間に
湯けむりを上げる静かな温泉地に到着します。
古くは“七潜の湯”と呼ばれ、湯色や味覚を異にする7本の源泉を
混合して利用していたことから、その名が付けられたそうです。

1877(明治10)年頃に発見され、1889(明治22)年に本格的に開湯して
からは、万座から草津へ向かう旅人が途中で立ち寄り、汗を流した
とのことです。
かつては松川の渓流沿いに4軒の湯宿が所在していましたが、元湯
牧泉館は2006年に閉館、山王荘は2011年から日帰り入浴のみの営業
となり、現在、宿泊施設は2軒のみとなっています。
七味温泉は、紅葉の名所としても知られる標高1280mの松川渓谷の最深部に湧く温泉で、松川の谷筋に沿っ
て点在する“信州高山温泉郷”と総称される8か所の温泉の一つです。

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