住 所   長野県北安曇郡小谷村北小谷1889
  電 話   0261-85-1013
 営業時間   2016.06 閉館
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式 (冬期 加温あり)
   
 源 泉 名   島温泉
  泉 質   ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉
 湧出量   20.5  ℓ/min
 泉 温   39.7  ℃
 pH   6.3
 成分総計   2.424 g/㎏
    Li=0.5/Sr=1.8/Na=332.6/K=9.1/Ca=101.6/Mg=6.8/
  Fe2=1.1/Ba=1.4/Mn=0.9(455.8㎎/㎏)
  F=0.4/Br=0.4/Cl=145.5/SO4=5.4/HCO3=949.8/
  NO3=0.1/H2PO4=痕跡(1102㎎/㎏)
  H2SiO3=97.8/HBO2=15.5(113.3㎎/㎏)
  CO2=752.8(752.8㎎/㎏)           〔2007.07.26〕
 入浴履歴   初訪11.11.05
 評 価   ★★★★
 島温泉
島 之 湯 旅 館
                             しまおんせん しまのゆりょかん
左手の曇りガラス戸の先は、小ぢんまりしたタイル張りの浴室。

左手前にはカラン一対、右にはシャワーカラン1基が備えられ、一番奥の
左端に1.1m弱×0.7mほどの小さなタイル張り湯船が配されていました。
右から2番目の建物の左端にあるガ
ラス戸の玄関を入り、正面の居間に
おられたご主人に立寄り入浴をお願
いします。

ご主人は突然の訪問客に少し戸惑っ
た表情をしておられましたが、「湯
が張られている女湯で良ければ」と
迎え入れて下さいました。
『島之湯旅館』は、道の駅「小谷」から国道148号バイパスを650mほど
北上し、小さな案内板にしたがって左へ逸れると、一段下がった旧国道
の傍らにポツンと所在している島温泉の一軒宿です。

1926(大正15)年、竪穴を掘削したところ温泉が湧き出し、創業された旅
館で、当時は糸魚川と松本を結ぶ“塩の道”(千国街道)を往来した牛方
などの湯治客で賑わっていたそうです。
その後、姫川の氾濫による水害で竪穴が崩落してしまいましたが、1937
(昭和12)年、一時凍結された大糸線の建設工事に従事していた技師に依
頼して裏手の崖に横穴を掘削し、泉源が復活しました。

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注意していなければ気が付かずに通り過ぎてしまいそうなひっそりと営まれている旅館ですが、昭和の雰囲
気と湯治宿の風情を今に伝える鄙びた湯宿であり、これからも長く続いてほしいと強く感じました。
                                           〔13.01.16〕
湯船には右奥のカランか
ら自家源泉である含塩化
土類-重曹泉がドボドボ
と注入され、左奥に開け
られた孔から排湯されて
います。

冬期には加温されるとい
う無色透明のぬるめの湯
からは、金気臭がほんの
り香り、口に含むと少し
甘味のある炭酸味がしっ
かり感じられました。
男女別の浴場は、玄関から左へ延びる緑色カーペット敷きの廊下を抜
けた別棟にあり、突き当たりが男湯、その手前を右に折れた奥が今回
貸切利用させていただいた女湯となっています。
脱衣所は
幅狭で、
一番奥に
3段6庫の
脱衣箱が
置かれ、
上段に2
個のプラ
スチック
籠が納め
られてい
ました。
その際に建て直された建物を始め
とする新旧の木造2階建て3棟と平
屋建ての浴舎棟が旧道に平行して
横に並び、客室は全6室を数えま
す。