住 所   長野県諏訪郡下諏訪町町屋敷2256-1
  電 話   0266-28-6688
 営業時間   2010.03.31 閉鎖
 入浴料   300円
温泉利用状況   完全放流式
   
 源 泉 名   六峰源湯
  泉 質   カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
 湧出量   140  ℓ/min
 泉 温   49.0  ℃
 pH   8.68
 成分総計   2.461 g/㎏
    Na=328.1/Ca=436.5/Fe2=0.2
  Cl=362.3/SO4=1231.0

 入浴履歴   初訪09.06.27
 評 価   ★★★★
 下諏訪温泉
六 峰 温 泉
                        しもすわおんせん ろっぽうおんせん
同時に、強く印象に残ったのはその湯温。傍らに設置されていた水温
計は40℃を指していたものの、湯船に掛け流されている湯は、旦過の
湯を上回るほどの激熱湯で、下諏訪では一番熱いという雑誌の紹介が
決して誇張でないことを思い知らされました。

ところが、景気の悪化に伴って本業の建設業自体が厳しさを増す中、
ドライブイン閉鎖も追い打ちとなって、浴場の利用客は開業時の5分
の1まで落ち込み、遂に2010年3月31日をもって閉鎖となってしまいま
した。
砥川を挟んだ対岸の長閑な風景を窓越しに眺めながら、鮮度良好な六
峰源湯を唯一堪能できる浴場であっただけに、残念な気持ちでいっぱ
いです。                      〔11.02.07〕
全体に水色のタイルが張
られた浴室には、右側に
6基のシャワーカランが
鉤形に並び、左手のガラ
ス窓の前には、亀甲形の
小タイルを張った3.2×
1.45mほどの長方形の湯
船が配されていました。
そのため、利用者
はタンクの左横に
ある三角屋根の小
さな建物に入って
階段を下り、正面
にある旧受付に入
浴券または入浴料
を納め、男女別の
浴場へ向かうよう
になっています。

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右奥の湯口からドボドボと注がれている無色透明の湯は、湯
船の中では成分臭がわずかに香る程度ですが、湯口では芳ば
しい石膏臭と下諏訪では珍しく弱金気臭が感じられました。
脱衣所は広からず狭からずといった大きさで、右手中
央には浴室入口のガラス扉があり、その奥に10個のプ
ラスチック籠を納めた4段の棚が置かれていました。
『六峰温泉』は、諏訪大社下社秋宮から国道142号(中山道)で北へ4.6
㎞、砥川に沿うように延びる国道の左手にあったドライブイン「食亭
六峰」に併設されていた、白い源湯タンクが目印の共同浴場です。

㈱六協という下諏訪の建設会社が1989年に掘削し、その後、町に移管
した源泉を同社が購入する形で1992年11月に創設された浴場で、下諏
訪温泉のHPなどでは外湯の一つとして紹介されているものの、位置
的に温泉街の中心よりかなり離れており、同一の温泉地として括るこ
とが果たして適当かどうか迷うところです。
2004年に一旦休業し、源湯の閉鎖も検討されましたが、存続を望む署
名活動もあって設備を改修し、2005年6月に営業が再開されました。
ただし、隣のドライブインは2008年末をもって閉鎖となり、浴場の方
も同年12月28日より無人運営となりました。
下諏訪温泉は、わが国最古の歴史書である『古事記』にもその名が記されている諏訪明神の祭神 建御名方
神と仲違いした妃の八坂刀売神が、上社から対岸の下社へ渡った際、携えてきた愛用の温泉を綿に浸した湯
玉を置いたところ、そこから温泉が湧き出したという“綿の湯伝説”が残されている温泉地で、白華山慈雲
寺を訪れる修行僧のために寺湯が造られるなど、鎌倉時代にはすでに浴場としての利用が行われています。

古くから諏訪大社下社が鎮座する門前町として知られ、中山道の29番目の宿場が置かれた江戸時代には、甲
州道中(街道)の終点であり、中山道では唯一温泉が湧いている宿場であったことから、大いに賑わったそう
です。
現在は源泉数20か所、毎分5100ℓの湧出量を誇り、宿場町としての情緒が残る中山道沿いを中心に、15軒の
宿泊施設と9か所の公衆浴場が点在しています。