住 所   長野県諏訪郡下諏訪町大社通3239-1
  電 話   0266-27-1076
 営業時間   5:00~22:00
 入浴料   230円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   旦過第1源湯・旦過第2源湯 混合泉
  泉 質   ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
 湧出量        ℓ/min
 泉 温   56.0  ℃
 pH   8.70
 成分総計   1.1579 g/㎏
    Li=0.5/Sr1.0=/Na=244.5/K=4.7/Ca=104.1/Mg=0.1/
  NH4=0.2/Fe3=0.1/Zn=0.1(355.3㎎/㎏)
  F=3.3/Br=0.7/Cl=193.5/SO4=513.3/HCO3=6.1/
  CO3=12.0/OH=0.1/NO3=0.7(729.7㎎/㎏)
  HAsO2=0.2/H2SiO3=52.4/HBO2=20.3(72.9㎎/㎏)

  
                         
〔2009.06.25〕
 入浴履歴   初訪09.04.04,最終09.06.27(2回目)
 評 価   ★★★★
 下諏訪温泉
菅 野 温 泉
                      しもすわおんせん すげのおんせん
加水によって適温に調整された無色透明の湯からは、石膏臭味に加え
てわずかながら芒硝臭も感じられ、下諏訪の共同浴場の中では浸かり
やすく、さっぱりとした浴感が印象に残りました。


広々とした浴場の中央に鎮座する湯船は、天井から射し込む柔らかい
陽光がスポットライトのようで、息を呑むような美しさ。
静寂の中で、湯船から溢れ出た湯が流れ去る音だけが絶え間なく響い
ています。
時間が停まってしまったような言葉では言い表せない雰囲気の中で、
下諏訪の湯をじっくり堪能することができました。   〔11.01.16〕
脱衣所とはガラス戸によって画されている浴室は、洗い場・湯船ともゆ
ったりとした造り。
床は象牙色、壁の下半はクリーム色のタイル張りで、奥壁の真ん中には、
湖畔の古城?を描いたタイル画が嵌まっています。
正面中央には電話ボックスのような木造
の番台が置かれ、手前にある券売機でプ
ラスチックの入泉札を購入して、番台の
管理人さんに手渡します。

暖簾を潜り、休憩スペースを抜けた先に
は結構広々とした脱衣所があり、左右の
壁にはそれぞれ40・32庫の脱衣箱が設え
られ、籐の丸籠も備えられています。
脱衣箱の傍らには古い体重計が置かれて
いて、学生時代に通った銭湯を思い出さ
せてくれます。
ガラス戸を開けて一歩足を踏み入れると、その先は瞬く間に昭和へタイムスリ
ップしてしまったかのようなレトロな雰囲気。

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左右の壁には各4・5基の
シャワーカランが並び、
中央には水色のタイルを
張ったオーバル形の湯船
が配されています。

湯船の中央には円筒形の
湯口が設けられ、旦過第
1源湯を60ℓ、同第2源湯
を380ℓ混合しているとい
う共同源泉が2方向より
掛け流されています。
『菅野温泉』は、中山道と甲州道中の結節点でもある国道20号の大社通り交差
点から国道142号(大社通り)に入ってすぐ、左手に建つ火の見櫓が上に載った
「第三区事務所」という2階建て建物の裏に所在する共同浴場です。
白い袖看板のある左端からアーケードのよ
うな薄暗い路地を入っていくと、右手に大
きな木の看板を掲げた浴場入口が見えてき
ます。

なお、この通路を通り抜けた右側には四つ
角駐車場という有料駐車場があり、浴場で
利用券に押印してもらうと、無料で駐車す
ることができます。
下諏訪温泉は、わが国最古の歴史書である『古事記』にもその名が記されている諏訪明神の祭神 建御名方
神と仲違いした妃の八坂刀売神が、上社から対岸の下社へ渡った際、携えてきた愛用の温泉を綿に浸した湯
玉を置いたところ、そこから温泉が湧き出したという“綿の湯伝説”が残されている温泉地で、白華山慈雲
寺を訪れる修行僧のために寺湯が造られるなど、鎌倉時代にはすでに浴場としての利用が行われています。

古くから諏訪大社下社が鎮座する門前町として知られ、中山道の29番目の宿場が置かれた江戸時代には、甲
州道中(街道)の終点であり、中山道では唯一温泉が湧いている宿場であったことから、大いに賑わったそう
です。
現在は源泉数20か所、毎分5100ℓの湧出量を誇り、宿場町としての情緒が残る中山道沿いを中心に、15軒の
宿泊施設と9か所の公衆浴場が点在しています。