住 所   長野県諏訪郡下諏訪町西高木1016-374
  電 話   
 営業時間   2017.01.03 閉鎖
 入浴料   250円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   高木南源湯
  泉 質   単純温泉
 湧出量       ℓ/min
 泉 温   53.0  ℃
 pH   8.31
 成分総計   0.5307 g/㎏
    Li=0.4/Sr=0.3/Na=128.0/K=5.2/Ca=17.9/Mg=1.3/
  NH4=0.1(153.2㎎/㎏)
  F=1.3/Br=0.5/Cl=136.5/SO4=78.6/HCO3=64.1/
  NO3=6.6(287.6㎎/㎏)
  H2Si03=76.6/HBO2=13.3(89.9㎎/㎏)
             
             
〔2009.02.03〕
 入浴履歴   初訪09.04.04
 評 価   ★★★★
 下諏訪温泉
高 木 温 泉
                         しもすわおんせん たかきおんせん
ガラス戸の先にあるタイル張りの
浴室は、いささか年季を感じさせ
るもので、中央に紅色のタイルで
縁取りした径2.3mほどの円形の
タイル張り湯船を配し、左右と奥
の3面には、塩ビパイプから分岐
させたカランが5基(右手前はシャ
ワーカラン)ずつ並んでいます。

湯船の中央には、2方向に注入口
を持つ円筒形の湯口が設けられ、
これに奥壁から空中を渡らせて垂
直に下降させた茶色の塩ビパイプ
が接続していました。
1階が浴場、2階が高木区の老人集
会施設となった複合施設で、右奥
が男、左が女湯となっています。
外来入浴の場合は、近くにある長
崎酒店・クリーニング高木店・久
保田商店のいずれかで入浴券を購
入するか、脱衣所に備えられた透
明のアクリル箱に入浴料を直接投
入します。
脱衣所は、板張りのゆったりした
造りで、左手には60庫の脱衣箱が
並んでいました。

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無色透明の湯からは、芒硝臭とともにわずかに石膏臭味も感じられ、ビリビリするような熱さの割にはさっ
ぱりした浴感が印象に残りました。

備え付けの洗面器も見当たらないほとんどジモ泉のような浴場でしたが、午前10時から2時間の清掃時間を
除いて早朝5時から深夜23時まで外来客の利用も許されており、別府温泉の共同湯を想わせるような風情が
強く記憶に残りました。                      〔11.01.17,16.11.21 記事補訂〕
『高木温泉』は、中山道と甲州道中の結節点である国道20号の大社通
り交差点から上諏訪へ向かって2.5㎞進み、高木交差点を左に折れて
JR中央本線を越え、セイコーエプソン㈱高木事業所の前で左へ120
mほど進むと右手に所在する、高木地区の共同浴場です。
1921(大正10)年、故 長崎利平氏ら区の有志5名が諏訪湖の中で源泉を
掘り当てて創設された浴場で、1968年に現在地に移りました。

辿り着いてみると上記のように説明できるものの、実際は非常に見つ
け難い住宅地の一画に立地し、建物自体も淡いクリーム色の2階建て
の民家風のため、入口の右横に掛けられた木の表札に目がいかなけれ
ば、浴場とは気が付かないかもしれません。
なお、付近には駐車場がまったくないため、注意が必要です。
下諏訪温泉は、わが国最古の歴史書である『古事記』にもその名が記されている諏訪明神の祭神 建御名方
神と仲違いした妃の八坂刀売神が、上社から対岸の下社へ渡った際、携えてきた愛用の温泉を綿に浸した湯
玉を置いたところ、そこから温泉が湧き出したという“綿の湯伝説”が残されている温泉地で、白華山慈雲
寺を訪れる修行僧のために寺湯が造られるなど、鎌倉時代にはすでに浴場としての利用が行われています。

古くから諏訪大社下社が鎮座する門前町として知られ、中山道の29番目の宿場が置かれた江戸時代には、甲
州道中(街道)の終点であり、中山道では唯一温泉が湧いている宿場であったことから、大いに賑わったそう
です。
現在は源泉数20か所、毎分5100ℓの湧出量を誇り、宿場町としての情緒が残る中山道沿いを中心に、15軒の
宿泊施設と9か所の公衆浴場が点在しています。