住 所   長野県諏訪郡下諏訪町湯田町3437
  電 話   0266-27-8063
 営業時間   立寄り 10:00~15:00
 入浴料   500円
温泉利用状況   完全放流式 (加水あり)
   
 源 泉 名   旦過第1源湯・旦過第2源湯 混合泉
  泉 質   ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
 湧出量        ℓ/min
 泉 温   56.0  ℃
 pH   8.70
 成分総計   1.1579 g/㎏
    Li=0.5/Sr1.0=/Na=244.5/K=4.7/Ca=104.1/Mg=0.1/
  NH4=0.2/Fe3=0.1/Zn=0.1(355.3㎎/㎏)
  F=3.3/Br=0.7/Cl=193.5/SO4=513.3/HCO3=6.1/
  CO3=12.0/OH=0.1/NO3=0.7(729.7㎎/㎏)
  HAsO2=0.2/H2SiO3=52.4/HBO2=20.3(72.9㎎/㎏)

                           
〔2009.06.25〕
 入浴履歴   初訪10.03.20
 評 価   ★★★★
 下諏訪温泉
鉄 鉱 泉 本 館
                    しもすわおんせん てっこうせんほんかん
旅館らしく適温に調整されている
ため、激熱であった旦過の湯のよ
うなインパクトはありませんが、
鮮度の良い無色透明の清澄な湯か
らは、微弱な芒硝臭が香り、肌が
つるつるしました。

下諏訪温泉の中では、掛け流しの
湯を立寄りで堪能できる数少ない
湯宿であり、温泉そのものにも十
分満足することができました。
          〔11.09.29〕
浴室は湯船の縁と洗い場に黒御影を用い、それ以外には少し青味掛かっ
た若草石の石板を張った使い込まれ感のあるもので、左側の洗い場には
4基のシャワーカランが並び、右手には左辺に自然礫を並べた2.7×1.7
mほどの長方形の湯船が配されています。
古くから諏訪大社下社が鎮座する門
前町として知られ、中山道の29番目
の宿場が置かれた江戸時代には、甲
州道中(街道)の終点であり、中山道
では唯一温泉が湧いている宿場であ
ったことから、大いに賑わったそう
です。
現在は、源泉数20か所、毎分5100ℓ
の湧出量を誇り、宿場町としての情
緒が残る中山道沿いを中心に、15軒
の宿泊施設と9か所の公衆浴場が点
在しています。
下諏訪温泉は、わが国最古の歴史書である『古事記』にもその名が記されている諏訪明神の祭神 建御名方
神と仲違いした妃の八坂刀売神が、上社から対岸の下社へ渡った際、携えてきた愛用の温泉を綿に浸した湯
玉を置いたところ、そこから温泉が湧き出したという“綿の湯伝説”が残されている温泉地で、白華山慈雲
寺を訪れる修行僧のために寺湯が造られるなど、鎌倉時代にはすでに浴場としての利用が行われています。

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湯船に掛け流されている
のは、“下諏訪三名湯”
の一つである旦過源泉。

左奥の岩組みの湯口と左
手前のカランから源泉が
注がれ、右手前からサイ
フォン方式で排湯されて
いました。
『鉄鉱泉本館』は、諏訪大社下社秋宮の前から国道142号で北北西へ
向かい、旧中山道の坂道を80mほど下ると右手に所在する、1882(明
治15)年10月に始められた割烹料理屋を嚆矢とする1903(明治36)年創
業の料理自慢の老舗旅館です。
2軒手前には共同浴場の旦過の湯があり、その間には「鐵鑛泉旅館」
という実に紛らわしい屋号の宿が並んでいます。

玄関のガラスの格子戸を入ると、6年に一度の諏訪大社御柱祭の年に
相応しく、蛇を模した縄飾りがお出迎え。
木造2階建ての本館と1990年に全面改築された鉄筋2階建ての新館から
なり、客室は全8室を数えます。
ピカピカに磨き抜かれた欅板の廊下がまっすぐ延びる1951年築という
本館内は、いかにも宿場町の宿といった風情が感じられます。
浴場は、廊下の突き当たりに“美
肌の湯”、2階の奥に“若草石の
湯”という男女入替えの中・大浴
場が設けられており、立寄り入浴
の時間帯は後者が男湯となってい
ました。
脱衣所には左側に14個のプラスチ
ック籠が備えられた4段2列の棚が
設えられ、奥には宿名の由来で、
かつては入浴に供していた“神秘
の水”毒沢鉱泉を入れたウォータ
ークーラーが置かれています。